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Yamareco

記録ID: 5364133
全員に公開
ハイキング
東北

春の福島・花百&日本百低山巡り С倉岳(萩平コース→鰍コース・プチ周回)

2023年04月13日(木) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
02:59
距離
7.2km
登り
497m
下り
513m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:26
休憩
0:33
合計
2:59
11:30
10
11:40
11:45
22
12:07
12:11
33
12:44
13:06
17
13:23
13:24
22
13:46
13:47
23
14:10
14:10
19
萩平コース入口
天候 晴れ(山頂付近風強し;黄砂飛来のため遠望利かず…)
過去天気図(気象庁) 2023年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
萩平コース入口の駐車スペース(キャパ3〜4台程度)利用[※水洗・和式トイレあり]
コース状況/
危険箇所等
・石切場の上方、一部岩混じりの滑りやすい区間あり(ロープ等完備)、雨後などスリップ注意
・山頂直下は急な木段登りが続き、混雑時など他のハイカーとのスライド・スリップ注意
・山頂は周囲が開け展望良し(山名標識ナシ、岩の上に乗っての写真撮影時など、足許注意…)
今回の日本百低山巡りは、泊りがけにて長駆福島エリアへ。高速料金節約のため、木曜未明に移動途中の常磐道・東海PAにて仮眠を取り、いざ出発です。
2023年04月13日 07:14撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/13 7:14
今回の日本百低山巡りは、泊りがけにて長駆福島エリアへ。高速料金節約のため、木曜未明に移動途中の常磐道・東海PAにて仮眠を取り、いざ出発です。
朝食は営業開始直後のPA食堂にて「かあさんの玉子定食」。珍しい納豆の天ぷらも付いて、常陸の国らしい味わいです。
2023年04月13日 07:18撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
4/13 7:18
朝食は営業開始直後のPA食堂にて「かあさんの玉子定食」。珍しい納豆の天ぷらも付いて、常陸の国らしい味わいです。
朝飯後の腹ごなしを兼ね、まずは最近のもう一つのマイブーム、「登れる灯台」巡礼の一環として、いわきエリアの塩屋埼灯台へ。営業開始直後の灯台窓口にてスタンプ帳への押印をお願いし、断崖の上に立つ灯台の展望テラスを目指します。
2023年04月13日 08:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/13 8:58
朝飯後の腹ごなしを兼ね、まずは最近のもう一つのマイブーム、「登れる灯台」巡礼の一環として、いわきエリアの塩屋埼灯台へ。営業開始直後の灯台窓口にてスタンプ帳への押印をお願いし、断崖の上に立つ灯台の展望テラスを目指します。
展望階のテラスへ出ると、いつもながらの「足元ゾワゾワ」の素晴らしい眺望。昨夜来の黄砂の影響にて、間近に望めるはずの阿武隈山地など、今一つ遠望が利かないのが残念です…<涙>。
2023年04月13日 09:04撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/13 9:04
展望階のテラスへ出ると、いつもながらの「足元ゾワゾワ」の素晴らしい眺望。昨夜来の黄砂の影響にて、間近に望めるはずの阿武隈山地など、今一つ遠望が利かないのが残念です…<涙>。
地上へ降り、展示室内をサクッと見学。つい先日、銀河へと旅立たれた松本零士先生が、この灯台の開業120周年記念として「銀河鉄道999」をモチーフにステキなイラストを描いて下さったことを知り、感慨ひとしおです。
2023年04月13日 09:16撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
4/13 9:16
地上へ降り、展示室内をサクッと見学。つい先日、銀河へと旅立たれた松本零士先生が、この灯台の開業120周年記念として「銀河鉄道999」をモチーフにステキなイラストを描いて下さったことを知り、感慨ひとしおです。
全国16基の「登れる灯台」一覧マップ。小生はここ塩屋埼が4基目で、完登までにはまだまだ遥かなる道のりです…<溜息>。
2023年04月13日 09:21撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/13 9:21
全国16基の「登れる灯台」一覧マップ。小生はここ塩屋埼が4基目で、完登までにはまだまだ遥かなる道のりです…<溜息>。
塩屋埼灯台から国道・高速道を飛ばし、鎌倉岳の登山口付近を少々彷徨った後、11時過ぎに萩平コースの登山口着。狭いながら、トイレと4〜5台分の駐車スペースがあります。
2023年04月13日 11:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/13 11:23
塩屋埼灯台から国道・高速道を飛ばし、鎌倉岳の登山口付近を少々彷徨った後、11時過ぎに萩平コースの登山口着。狭いながら、トイレと4〜5台分の駐車スペースがあります。
登山口のサクラはまだまだ見頃!
2023年04月13日 11:25撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/13 11:25
登山口のサクラはまだまだ見頃!
林道分岐、ここから登山道に入ります。可愛く丁寧な案内標識あり。冬眠明けの熊さんと遭遇せぬよう、クマ鈴鳴らして行きましょう。
2023年04月13日 11:39撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/13 11:39
林道分岐、ここから登山道に入ります。可愛く丁寧な案内標識あり。冬眠明けの熊さんと遭遇せぬよう、クマ鈴鳴らして行きましょう。
植林帯の上にポコッと突き出た鎌倉岳山頂方面。岩の鎧を纏い、標高1,000m以下にしては険しい山容です。
2023年04月13日 11:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/13 11:47
植林帯の上にポコッと突き出た鎌倉岳山頂方面。岩の鎧を纏い、標高1,000m以下にしては険しい山容です。
絶好の晴天にしては黄砂でだいぶ霞んでますが、こちらは阿武隈山地最高峰、大滝根山方面でしょうか。
2023年04月13日 11:49撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/13 11:49
絶好の晴天にしては黄砂でだいぶ霞んでますが、こちらは阿武隈山地最高峰、大滝根山方面でしょうか。
植林帯の急登をクリア、鰍コースへの下山路分岐着。少し水平に移動すると…
2023年04月13日 12:05撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/13 12:05
植林帯の急登をクリア、鰍コースへの下山路分岐着。少し水平に移動すると…
小平地の石切場着。登山路はここから険しさを増します…〈汗…〉
2023年04月13日 12:07撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/13 12:07
小平地の石切場着。登山路はここから険しさを増します…〈汗…〉
石切場の上、岩場の手前に水場あり。水量少なめですが、一口飲んでみると美味!
2023年04月13日 12:12撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/13 12:12
石切場の上、岩場の手前に水場あり。水量少なめですが、一口飲んでみると美味!
岩混じりの急登が続きますが、足許の可憐なスミレに癒やされます
2023年04月13日 12:14撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/13 12:14
岩混じりの急登が続きますが、足許の可憐なスミレに癒やされます
標高800mを越え、急登が少し緩みます。山麓の広大な整備地は、中間廃棄物処分場でしょうか…
2023年04月13日 12:24撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/13 12:24
標高800mを越え、急登が少し緩みます。山麓の広大な整備地は、中間廃棄物処分場でしょうか…
山頂直下のゴツゴツした岩場が近づいてきました。たおやかな山容の峰が多い阿武隈山系では異色の存在ですね。
2023年04月13日 12:26撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/13 12:26
山頂直下のゴツゴツした岩場が近づいてきました。たおやかな山容の峰が多い阿武隈山系では異色の存在ですね。
山頂直下、標高約950m地点の分岐。メインの萩平・鰍コースの他、2つぐらいの下山路があるようです。さすが地元で人気の山!
2023年04月13日 12:38撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/13 12:38
山頂直下、標高約950m地点の分岐。メインの萩平・鰍コースの他、2つぐらいの下山路があるようです。さすが地元で人気の山!
最後のロープ付きの急な梯子段を登り詰めると…
2023年04月13日 12:41撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/13 12:41
最後のロープ付きの急な梯子段を登り詰めると…
旧い祠の建つ鎌倉岳山頂着。標高1,000m弱とは思えぬ、遮るもののない大展望です。
2023年04月13日 12:44撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/13 12:44
旧い祠の建つ鎌倉岳山頂着。標高1,000m弱とは思えぬ、遮るもののない大展望です。
山名板がないので、三角点で自撮り…
2023年04月13日 12:46撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/13 12:46
山名板がないので、三角点で自撮り…
山頂の向こう側にも峨々たる岩峰が続いています。
2023年04月13日 12:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/13 12:47
山頂の向こう側にも峨々たる岩峰が続いています。
黄砂でだいぶ霞んでますが、阿武隈山地の盟主・大滝根山の大らかな山容が目立ちます。
2023年04月13日 12:48撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/13 12:48
黄砂でだいぶ霞んでますが、阿武隈山地の盟主・大滝根山の大らかな山容が目立ちます。
こちらもノッペリ型の山容、天王山。
2023年04月13日 12:52撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/13 12:52
こちらもノッペリ型の山容、天王山。
弁当昼食の後、帰路もスミレを愛でながら下ります。
2023年04月13日 13:10撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/13 13:10
弁当昼食の後、帰路もスミレを愛でながら下ります。
可憐なスミレに見とれてスリップせぬよう注意…
2023年04月13日 13:14撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/13 13:14
可憐なスミレに見とれてスリップせぬよう注意…
時折ロープのお世話になりつつ急降下区間をクリア、思ったより早く石切場に戻ってきました。広場のベンチはミニ・ストーンヘンジのような配石です。
2023年04月13日 13:21撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/13 13:21
時折ロープのお世話になりつつ急降下区間をクリア、思ったより早く石切場に戻ってきました。広場のベンチはミニ・ストーンヘンジのような配石です。
単純ピストンでは余りに味気ないので、帰路は少し遠回りですが、鰍コースを下ります。
2023年04月13日 13:24撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/13 13:24
単純ピストンでは余りに味気ないので、帰路は少し遠回りですが、鰍コースを下ります。
歩きやすい、雑木林の小径が続きます。
2023年04月13日 13:26撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/13 13:26
歩きやすい、雑木林の小径が続きます。
こういうクッションの効いた平和な路なら、無限に歩けそうな気がします…
2023年04月13日 13:27撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/13 13:27
こういうクッションの効いた平和な路なら、無限に歩けそうな気がします…
ウメバチソウでしょうか。
2023年04月13日 13:30撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/13 13:30
ウメバチソウでしょうか。
陽当たりの良い、こちらにもちょっとした群落。
2023年04月13日 13:30撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/13 13:30
陽当たりの良い、こちらにもちょっとした群落。
春を待ち侘びたかのように咲き競ってます。
2023年04月13日 13:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/13 13:31
春を待ち侘びたかのように咲き競ってます。
下山路から少し外れた斜面に、石舞台のような迫力ある巨石群。
2023年04月13日 13:34撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/13 13:34
下山路から少し外れた斜面に、石舞台のような迫力ある巨石群。
道端に、木彫りのカエル君が鎮座。思わずホッコリ…
2023年04月13日 13:36撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/13 13:36
道端に、木彫りのカエル君が鎮座。思わずホッコリ…
最後は幅広の林道を緩やかに下り、無事鰍コースの登山口に下山。カンバンには「眼下の市街地の眺めが最高」とありますが、実際は樹林帯ばかりで展望ほぼゼロ…〈苦笑…〉
2023年04月13日 13:44撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/13 13:44
最後は幅広の林道を緩やかに下り、無事鰍コースの登山口に下山。カンバンには「眼下の市街地の眺めが最高」とありますが、実際は樹林帯ばかりで展望ほぼゼロ…〈苦笑…〉
こちらには、萩平コースより遥かに広い大駐車場あり。サクラも満開です!
2023年04月13日 13:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/13 13:47
こちらには、萩平コースより遥かに広い大駐車場あり。サクラも満開です!
鰍コースからの車道は、往路に萩平コース入口が分からず車で山麓を彷徨った際に「下見」済み。車ではすぐでしたが、歩くと結構距離がありそう…〈汗…〉
2023年04月13日 13:48撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/13 13:48
鰍コースからの車道は、往路に萩平コース入口が分からず車で山麓を彷徨った際に「下見」済み。車ではすぐでしたが、歩くと結構距離がありそう…〈汗…〉
こちらから仰ぎ見ると、鎌倉岳山頂直下の巨石群がランドマーク的に目立ちます。
2023年04月13日 13:52撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/13 13:52
こちらから仰ぎ見ると、鎌倉岳山頂直下の巨石群がランドマーク的に目立ちます。
途中の路沿いにある「ムシムシランド」。現在休業中ですが、全国でも珍しい昆虫テーマパーク。香川照之氏や哀川翔あたりが入り浸りそう…。
2023年04月13日 14:00撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/13 14:00
途中の路沿いにある「ムシムシランド」。現在休業中ですが、全国でも珍しい昆虫テーマパーク。香川照之氏や哀川翔あたりが入り浸りそう…。
萩平コース入口が近づきました。この辺から見ると、頂稜部には複数の岩峰が連なってます。
2023年04月13日 14:05撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/13 14:05
萩平コース入口が近づきました。この辺から見ると、頂稜部には複数の岩峰が連なってます。
萩平コース入口のこのサクラも今が花盛り!
2023年04月13日 14:10撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/13 14:10
萩平コース入口のこのサクラも今が花盛り!
鎌倉岳を真横から望みます。午前中に比べ、黄砂が晴れて視界がクリアになった感じ。沿線のサクラも見頃で、気持ち良い山麓ハイクとなりました。
2023年04月13日 14:12撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/13 14:12
鎌倉岳を真横から望みます。午前中に比べ、黄砂が晴れて視界がクリアになった感じ。沿線のサクラも見頃で、気持ち良い山麓ハイクとなりました。
萩平集会所前のサクラとレンギョウ。この時期ならではの、ピンクと黄の鮮やかな競演です。
2023年04月13日 14:18撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/13 14:18
萩平集会所前のサクラとレンギョウ。この時期ならではの、ピンクと黄の鮮やかな競演です。
路傍のミツマタには、まだ少しポンポンが残ってます。
2023年04月13日 14:24撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/13 14:24
路傍のミツマタには、まだ少しポンポンが残ってます。
今年のサクラはいつになく早い散り初めですが、八重桜はこれからが本番でしょうか。
2023年04月13日 14:27撮影 by  F-04K, FUJITSU
4/13 14:27
今年のサクラはいつになく早い散り初めですが、八重桜はこれからが本番でしょうか。
無事、萩平登山口の駐車場帰着。出発時3台のクルマ(宮城ナンバー、地元軽トラ、我が愛車)はそのままでした。平日ということもあり、小生のような好き者ハイカーはごく僅か…。さて、時間もまだ早いので、本日中にもう一座の「お替わりハイク」にチャレンジです!
2023年04月13日 14:29撮影 by  F-04K, FUJITSU
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4/13 14:29
無事、萩平登山口の駐車場帰着。出発時3台のクルマ(宮城ナンバー、地元軽トラ、我が愛車)はそのままでした。平日ということもあり、小生のような好き者ハイカーはごく僅か…。さて、時間もまだ早いので、本日中にもう一座の「お替わりハイク」にチャレンジです!
撮影機器:

感想

ヒマな還暦オヤジの全国低名山巡り、今回は桜前線を追いかけるように東北エリアへ少し足を延ばし、春爛漫の福島県内の名山巡りに出動。当初の計画では、いわき〜阿武隈エリアを中心に、泊りがけで3座を巡る行程としつつ、好天続きでチャンスがあれば、会津エリアの4座目にもチャレンジすることを目論んで、水曜夜半過ぎに自宅を出発。高速料金節約のため、常磐道の移動途次に東海PAで仮眠し、朝飯を済ませて最初のターゲット、花の百名山にも列せられる阿武隈山系の名峰、鎌倉岳を目指します。ハイキング前の足馴らしを兼ね、まずは最近のもう一つのマイブーム、「登れる灯台」の一つ・塩屋埼灯台へ、断崖に建つ灯台の直下に車を停め、午前9時の開場に合わせて展望テラスへ上がります。快晴微風、相変わらずの「足元ゾワゾワ」の展望絶佳ながら、前夜来の大量の黄砂飛来の影響にて、遠望が利かないのが少し残念でしたが、訪問記念のスタンプも受領しすっかり満足。いわき中央ICから常磐・磐越道を疾走し、鎌倉岳のメインルート・萩平コース入口の狭い駐車スペースに車を入れ、お昼前に周回コースへと足を踏み入れます。
 以降のルート詳細は本文・写真キャプション記載の通りですが、山麓から仰ぎ見ると、山頂付近には峩々たる岩稜が連なり、険しい登降が予想されたものの、途中の石切場までは拍子抜けするぐらいの平和な小径が続き、その先も岩場にはしっかりロープ等が整備されて、安心して登り下りできました。平日ながら複数のハイカーがおられ、山頂では当方と同じく東京からこられた男性ソロの方から「ここへ来られる前に、どこか別の山に登ってこられたのですか?」と聞かれ、「登れる灯台・塩屋埼に寄ってきました」と答えると、結構距離ありますよね、と ”酔狂な人だな…” 的な反応、無理からぬところです<苦笑>。黄砂と春霞でフィルタが掛かった感じの阿武隈山地の盟主・大滝根山はじめ周囲の山々をボンヤリ眺めながら一人弁当昼食をかき込んで、先着の男性ソロの方に声がけし、そそくさと下山開始します。帰路はピストンもつまらないので、少し遠回りながら、石切場から緩やかで歩きやすい鰍コースを下っていきます。登山口までは呆気なく到着、そこからの舗装の里道歩きでは、先ほど越えてきた鎌倉岳の峩々たる岩稜をバックに、まだまだ花盛りのサクラや鮮やかな黄色のレンギョウなど、青空に映える山里の春爛漫の光景をノンビリ楽しむことができました。出発点の駐車場へ戻ると、時刻はまだ午後2時半。天気も上々で、これなら本日中にもう一山、明日午後に目指す予定だった阿武隈山地南方の蓬田岳にも登っていけそう、とやおらその気になり、軽登山靴を履いたまま愛車に乗り込んですぐに出発。登山口のジュピアランド平田を目指し、磐越道から通行無料のあぶくま高原道路へと車を飛ばすオジサンハイカーでありました…。
[※初日後半・蓬田岳編へ続きます…]

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