記録ID: 53667
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
道東・知床
遠音別岳⇒知西別岳⇒愛山荘⇔羅臼岳(4-4)
2009年03月08日(日) ~
2009年03月15日(日)
- GPS
- 176:00
- 距離
- 36.5km
- 登り
- 2,551m
- 下り
- 2,492m
過去天気図(気象庁) | 2009年03月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
http://aach.ees.hokudai.ac.jp/xc/modules/AACHBlog/details.php?bid=531 【報告】2009年度春メイン知床 敗退・・! 【年月日】2009年3月8-15日(5-3) 【メンバー】L田中宏(3 AL小池 田中 野沢(2 M井村 鹿島(1 3/8 オシンコシンの滝(5:40)遠音別西尾根Co750(13:30)=C1 晴。オシンコシンの滝からチャラツセナイ川左岸にとりつく。・342を経由して・433まで行き、そこから磁石を遠音別西尾根の湖に切って進む。ほとんどクラストしていてシールがきかない。・433付近は単根が密生していてダルい。遠音別岳西尾根Co 750の樹林限界でC1 。M のキムチがザック内で爆発していた。 3/9 C1(5:30)―遠音別岳(7:30)-知西別岳(12:10)-愛山荘(16:30)=小屋2 晴。視界無限大。のっこしの日。西尾根も硬く、Co960でEPシーズリ。尾根をつめてピークまで。 遠別岳からは北東のポコ、・1184をねぐって知西別岳へ向かう。 遠音別の北は細いわけではないが東側が切れていた。・1184のトラバースは急。 知西別手前は東が切れていて小さい雪庇のようなものが出来ていた。稜上を知西別岳まで。ピークからは北へ進み、Co950付近でシーズリ解除。天頂山手前の沼を経由して天頂山北の台地を通って愛山荘まで。この日は概ねクラスト時々もぐる。羅臼湖周辺は湖南西側にカンバがはえていたが全天で泊まれるという感じではなかった。小屋でのっこし祭りを行う。 3/10小屋2=小屋3 晴、風強い。南岸低気圧が接近しており次の日羅臼アタックが厳しそうなのでStayとする。木に登って蒔集めをしていたMが、愛山荘に来た登山客に熊と間違えられる。 3/11小屋3=小屋4 雪、風強し。南岸が太平洋を通る。羅臼はガスっている。次の日も冬型になって天気が悪そうなのでStay。 3/12愛山荘(6:00)―岩峰(8:30-10:20)-愛山荘(11:10)=小屋5 雪、風強し。天場を極楽平まで上げることにする。愛山荘東のSBで赤イ川を渡り岩峰まで行くが、岩峰の下は急で木はパヤパヤでトラバースが怖い。岩峰上も視界ないので岩峰付近で天気待ちをする。9時天をとるがこの日移動するのは厳しそうであり、のっこしの明後日も天気が悪そうで、明日愛山荘から羅臼アタック可能であると考え、小屋に戻ることにする。 3/13愛山荘(5:30)―羅臼平(9:10-30)-(10:10-10:20)羅臼岳(10:40-11:00)羅臼平-愛山荘(13:00)=小屋6 晴れ。小屋からアタックを試みる。天気的に正午までもちそうなので引き返し時間を設けていく。前日と同じルートを岩峰まで、岩峰上を東のコルを通ってトラバース気味に行く。この付近が局地的に風が強かった。流氷スロープ手前の沢型のCo1450付近でシーデポ、Eストック。コンタ尾根上を羅臼平まで行く。極楽平を振り返ると全天で泊まるのは厳しそうであった。羅臼平付近は風が全くなかった。風向きによるのだろうか。ピッケルに換えて天気も良いので空身で羅臼岳アタックする。 全体的に急だが途中広いところがあるので高度感はそれほどない。急斜を登ってピークまで ピークの下りは所々バックステップした。後は来た道を小屋まで。 3/14小屋6=小屋7 みぞれ後雨。日本海低気圧が北海道に来る。残り3日で、明日、あさって一日持つ天気は厳しそうであるためのっこしを諦めて次の日エスケープすることにする。夜は一時快晴で視界3億光年。地の果てにて満天の星空を見る。 3/15愛山荘(6:00)-ウトロ(8:00) 雪風強し。レインクラストの道路をスキーで下っていくと除雪車が来た。車も次々に通り萎えつつ下山。 <パーティ>一年班春メイン敗退。。停滞日をもっと持っていくべきだったが南岸と日本海が来たので運が悪かった。 |
写真
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:4372人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する