常念岳・横通岳・東天井岳・大天井岳・燕岳(時間との戦いでした)
- GPS
- 28:56
- 距離
- 29.3km
- 登り
- 3,038m
- 下り
- 2,863m
コースタイム
- 山行
- 7:03
- 休憩
- 1:55
- 合計
- 8:58
- 山行
- 7:38
- 休憩
- 0:39
- 合計
- 8:17
天候 | (1日目)晴れ、(2日目)晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
しゃくなげ荘から三股までタクシーで5,400円。中房温泉からしゃくなげ荘までバス1,200円。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
前常念岳への岩場はペンキマークが少し薄めでした。 |
写真
感想
前々から行ってみたいと思っていた前常念岳を経由して常念岳へ登るコースを歩いて来ました。三股からだと蝶ケ岳を回り戻ってくるのが一般的ですが、登り残していた東天井岳も行きたかったので、燕岳まで行き中房温泉に下るコースとしました。
麓にあるしゃくなげ荘には登山者用の無料駐車場があるので、そこからタクシーで三股に入り、中房温泉からバスでしゃくなげ荘に戻るという計画が立てられます。
駐車場からタクシーを呼ぶと10分程度で来てくれました。タクシーの運転手さんは三股に着くまでずっと観光案内をしてくれました。
その中で「今日は蝶ケ岳からの槍・穂高の眺めがいいよ。常念岳より蝶ケ岳から見た方がいいね。」と言う話をされるので、ちょっと気持ちが揺れます。でも、ここは計画どおり前常念岳から常念岳を目指します。
常念岳の登りは、森林限界を過ぎると展望が広がります。前常念岳へ登る岩場は景色を見ながら気持ちよく登ることが出来ました。
常念小屋には、2時30分頃に到着したので、今日のうちに横通岳に登ることにしました。明日はバス時間の制約があるので頂上に寄る時間を省くためと、暗い中の出発になるので登山道の偵察も兼ねてです。横通岳の山頂へは尾根沿いに踏み跡が続いていました。
常念小屋は一部屋に3人だったので、ゆったり泊まれました。寝具はシュラフと毛布でした。シュラフだと暑そうなので、横のファスナーを開き掛布団として利用しました。
翌日は5時前に出発。登山道は山の西側を通っているので日の出は見ることが出来ませんでした。
目的の東天井岳は、登るコースが分からず岩伝いに登って行きました。山頂に着くと南側に下る道がありました。ここを下ると大天井岳への道標のある所に着きました。ピストンにするつもりで荷物を置いて来たので取りに戻り時間のロスです。
大天井岳の手前の中天井岳もこの機会に立ち寄りました。それぞれ少しの寄り道ですがコースタイムをオーバーして予定より遅れ気味です。
大天井岳では槍ヶ岳の上にあった雲も取れて快晴です。でも、まだ先が長いのでゆっくりもしていられません。次の目標の燕岳に向かいます。時間の遅れがなかなか取り戻せないので燕岳も写真を撮ってすぐ下山です。この頃には槍ヶ岳も雲の中でした。
燕山荘から下る夏道は落石の危険があり通行止めとなっていましたが、冬道がどこにあるか分からないので恐る恐る通過しました。下りはコースタイムを縮めることが出来て、バス時間の1時間前に到着できました。
中房温泉では、タクシーの運転手さんから相乗りを勧められ、バス料金と同額とのことだったのでお願いしました。行きと同じ会社のタクシーでこの方も話し上手です。相乗りしたお嬢様方と賑やかに下りてきました。
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