高御位山【播磨探索77】花と新緑に祝福されて播磨alpsVR踏破。
- GPS
- 06:55
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,140m
- 下り
- 1,125m
コースタイム
天候 | 快晴、一時曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
mo-sanさんの次の記録を参考にさせていただきました。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2985354.html https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5022997.html https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3027403.html yamayaさんの次のを参考にさせていただきました。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-282660.html 今回のコース状況は感想欄を参照。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
昼ご飯パン3個
飲料(コーラ500お茶600ジュース250)
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
ストック1
カメラ
|
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感想
もう播磨アルプスに行ける機会もほとんどなくなるため、播磨アルプスで残っている未踏のバリルートや気になっているピークを一気に片付け、播磨アルプス完全制覇を目指しました。
今回踏破した未踏のバリルートは以下の通りで(ここに記載の地名はヤマレコの記録からの引用なので、正式名称かどうかわかりません)、久しぶりのVR三昧となりました。播磨アルプスはほとんど歩きつくしていたと思っていましたが、今回は主稜線の縦走路以外はすべて未踏ルートと、久々赤線網目大幅増強ができました。
➀但馬の守大岩から播磨アルプス縦走路への直登ルート
斜めに横切って下ったことはありますが(この斜面を昇降したヤマレコ最初の記録)直登は初めて
⊂哨量效中尾根
松ノ木谷乗越から原西尾根(権現山)経由大池
す盡羂婿嚇譴両池から高御位山北側の桜谷経由北尾根
ヂ襯料禹嚇譴硫概鏤海悗僚珍路を少し北へ行った、仙人岩手前の東にある岩山ピストン(ヤマレコ未踏ルート)
κ冥蟇山から西へ向かう尾根を下った標高140m付近から南の真禅寺へ分岐する明瞭な枝尾根
Г修里垢粟召涼(ここは当初予定外);ヤマレコ未踏ルート
別所奥山から西へ向かう尾根を下った標高180mから南に派生する枝尾根(地形図の破線ルート)
➀は取り付き点を間違えたのか、肝心の但馬の守大岩を見ることなく笹や灌木の藪と岩々の斜面に取り付いてしまいましたが、尾根上になった岩場にでるとそれなりに踏み跡があり、岩場はピンクのミツバツツジと真っ赤なヤマツツジが見ごろで、この時期らしい花と展望の岩登りを楽しみながら何なく縦走路に出ることが出来ました。
⊃靴靴ぅ襦璽函らいしいですが、しっかりした踏み跡と藪の刈払いがされていて、歩きやすく、多少枝が鬱陶しいところもありましたが途中は展望の良い岩場もあってツツジもたくさん咲いていて、播磨らしい静かな稜線歩きが楽しめました。
松ノ木谷乗越で高御位山の北尾根への登路を右に分け、尾根を越えて直進する踏み跡に入るとしばらくは羊歯が刈り払われて明瞭な道も広い谷状のところに出て林の中を緩やかに登るようになるとどこでも歩けるので踏み跡がなくなり、木につけられた朽ちた標識を探しながら登ります(テープ印もなかった)。尾根に出ると明瞭な踏み跡があり、これを左へたどって原西尾根(権現山)経由大池へ向かいました。計画ではそのまま谷沿いに小池方面へ直進して抜けるつもりでしたが、明瞭な道が尾根へ続いていたので予定を変更してこの道をたどってみました。権現山126mピーク付近までは明瞭だった道が次第に藪に埋もれて不明瞭になり、歩きやすいところを探しながら尾根を東進し、竹林に出て最後は仕事道から大池の畔の林道に降り立ちました。
ぐ貳牝司造澆里箸討睫昔討米Г濱廚任靴拭F辰亡躙姥捗蠅睫機
ダ膺祐篌蠢阿療譴砲△覺篁魁淵鼻璽狆の山頂の直下に横方向に岩が連なっている山)は桶居山への縦走路を歩くときにいつも気になっていた山。ヤマレコにはそこへ行った記録はなく、その山へ連なる枝尾根にも踏み跡が見当たらなかったので、今まで私も行っていませんでした。今回は播磨アルプス最後になるかもしれないので、鷹ノ巣山の分岐からわざわざこの山目指してピストンしました。もしこの山から北へ延びる尾根が歩けそうだったらそっちへ下ることも想定しながら。桶居山縦走路からは地面が岩になっているところから枝尾根に入りましたが、その先で枝尾根の上に出ると以外にも踏み跡(藪の切り分け)がありました。その踏み跡をたどると気持ちのいい岩の鞍部に出て、そこからは背の低い密羊歯の間のとても古くて細い踏み跡を探しながら登って難なく登頂しました。山頂は岩ではなく羊歯や灌木の藪でしたが展望は良好で、裏からの高御位山が間近に望めました。山頂直下の横方向に広がる大岩も探索しました。
Ν別所奥山から西へ派生する大きな尾根の両側は全くの未開拓エリアでした。今回はその部分でヤマレコに記録のある二つの尾根を探索しましたが、どちらも一般道並みにしっかりした鉄塔巡視路があり、労せずして未踏ルートを踏破できました。Ν┐匹舛蕕癲登り口には標識や目印は無く、取り付きにくいかもしれません。それを想定して私は下りで使用しました。
Г涼。Δあっけなく踏破でき、時間も体力も余裕あり、天気も最高で、播磨の山を去りがたく、┐糧根にも未練があったので、登れそうなところを適当に探して別所奥山西尾根の一般道に登り返すことにしました。池の奥へ向かう仕事道があったのと、その奥の谷の部分が稜線までの距離と標高差が少なく、藪があっても登れそうだったのでここを登路に選びました。予想通り多少の笹と灌木の藪はあったものの、難なく突破し、岩場もクリアして稜線に戻ることが出来ました。
今回は期待以上の好天と予想外にまだまだたくさん咲いていたツツジ、そしてこれもまた予想外で一斉に芽吹き始めた新緑に恵まれて、春爛漫、1年で最も美しいタイミングに巡り合うことができました。来年の今頃は定年退職しているので出張で来ることはなく、この素晴らしい季節はこれが最後になるかと思うと感慨深いものがありました。しかしながら播磨アルプスでやり残した宿題はすべて片付き、これで思い残すことはなくなりました。播磨の山に出会ってから6年半、長いようであっという間でしたが、高尾、雲取に次ぐ私の第3の庭として、たいへんお世話になりました。
もし何かの機会がありましたら、是非また立ち寄りたいと思います。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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また機会を見つけて来てください。
またレコが見れることを楽しみにしています
これからもますますお元気でご活躍ください
心温まるコメントありがとうございます。
また、mo-sanさんの記録はおおいに参考にさせていただきました。こちらもありがとうございました。
まだまだ実感は沸きませんが、あと何回、播磨にこれるかな、と考えたとき、
もうほとんど残されていなことに気が付いて焦っていました。
思い残すことはない、とは書きましたが、実はあと1カ所あるんです。
それは桶居山の南稜直登ルート。前にトライして入口が判らず諦めましたが、
1月のmo-sanさんの記録をみてしまったので、心残りになってはいます。
もしまた来れたら、まずはこれかな、と思っています。
感想を読んでいるととても寂しくなりました。
お出会いできて本当によかったです。
shigetoshiさんの歩き方はとても面白くてまるで山を歩くスパイダーマンみたいです笑
藪漕ぎをするshigetoshiさんは、ほんとに生き生きしててその姿が忘れられません(笑)
わずかながらもご一緒できる機会があり、とても楽しませていただきました。
山を歩き続けている限り、またきっと会えると思っています。そしてまたご一緒していただきたいです。
ぜひまた第三の庭に遊びに来てください。
暖かなお言葉ありがとうございます。ゆっきーさんのコメントを読んで、逆に少し実感が湧いてきました。
今新幹線で移動中ですが、まだきっと来ますよ。少なくとも年内には。
その時またお会いできればいいですね。
藪漕ぎ、6年半前の最初の播磨の藪の洗礼を受けたときの自分のレコを
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1019275.html
見たのですが、あの頃は播磨の藪の手ごわさに😲していたのですが、
すっかり慣れましたね。兵庫では、だいぶ藪に鍛えれました。
それから、この時のレコを見て気が付いたのですが、
6年前に比べると、播磨アルプス全体に樹木がだいぶ育ったように思います。
なので、初めて来たときの方がどこも大展望で感動も大きかったかもしれません。
山火事後年月がたってまた元の森の山に戻っていくのでしょうか。
そうすると、大岩部分以外はだんだん展望が少なくなっていくのかな。
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