真教寺尾根〜赤岳〜県界尾根
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,416m
- 下り
- 1,418m
コースタイム
天候 | 晴のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
25日午後3時20分自宅発〜R163〜名阪国道〜R23〜名二環〜猿投GR、R153〜R152〜R20信州蔦木宿道の駅着午後23時40分頃仮眠 26日午前3時40分頃発〜山梨県北杜市美ノ森駐車場着午前4時10分頃 復路 26日午後3時00分頃美ノ森駐車場発〜大泉駅前パノラマ温泉午後4時15分発〜R20〜R19〜R23(途中仮眠)〜名阪国道〜R163〜自宅午前7時頃 |
コース状況/ 危険箇所等 |
岩場他危険箇所には、クサリ、ハシゴが設置されている。整備状態もよい。真教寺尾根ルートの最初、笹で道が隠れていて暗い時にはわかりにくい。 |
その他周辺情報 | 美ノ森駐車場売店でおみやげ購入、小海線甲斐大泉駅前パノラマ温泉で入浴(820円)同敷地内パノラマ市場でおみやげの野菜購入 |
写真
感想
概ね10年ぶりの八ヶ岳
今回は初めて清里側から登ることにした
4時過ぎ美ノ森登山口の駐車場に着く
まだ暗い中、スラッとした三角錐が目につく
黒いシルエットが頂上までピンッと伸びてて
まるで違う山のようだったが、やはり富士山だった
5時30分を過ぎると少し明るくなってきたので出発
美ノ森山展望台、羽衣池と木道や石畳の舗道をゆく
昼間は展望のよい散策コースなのだろう
ガイド本には真教寺、県界の両尾根登山道は
クサリがぶら下がる岩登り道の印象で
始終展望が開けているイメージだったが
実際は森の中のなだらかな道が多い。
ご来迎も足元が笹で覆われた針葉樹の森で迎えた
スキーリフト駅に展望ヒュッテ
これまた岩登り道の印象と違う風景が現れる
ここで日の出を迎えるように出発すればよかった
展望ヒュッテから2〜3分で賽の河原
鳳凰三山や御嶽のように石や石仏がいる広い原っぱではなく
土砂が露出した尾根の鞍部という感じだ
ここから赤岳と横岳が見え、権現岳は頭だけ出してる
山腹は赤っぽいブラウンに染まっている
カラマツのくすんだような黄葉も広がってる
遠くには甲斐駒、北岳と南アも望める
一番よい時期に訪れたようだ
ちょっと期待はずれだったのは
前山を越えてから正面に
赤岳を展望できる場所がなかったこと
樹間から見え隠れする赤岳の大きさは
感じることはできたが--
標高2600mあたりまで来ると
クサリ付の岩場が連続する
今日はクサリは使わず登ってみようと決めていた
手がかり足がかりはたくさんあって
落ち着いて考えて、時間はかかったが十分登れた
振り向くと県界尾根、真教寺尾根が並んでいる
いい展望だ
10時過ぎ、縦走路まで登り着いた
ここから権現岳につづく
アップダウンの激しそうなキレットの道筋が見える
いつかこの道も歩いてみたい
赤岳へ歩きかけてびっくり
たくさんの人がアリのごとく赤岳に取り付いている
そして山頂を目指し次から次へと文三郎道を登ってくる
真教寺尾根を4時間歩いて出会ったのは
日帰りで天狗岳まで行くという健脚おばさま1人のみだったのに
山頂では冗談でなく何十人が
山頂標識での記念撮影順番待ちしている
ほとんどは団体登山のようだ
一人で登ってるとこういう時
かえってさびしくなるなあ
山頂でカップラーメンをすすりながら
1時間ほど展望を見ていた
八ヶ岳連峰と南アはわかるが
東側の山々は多分奥秩父の山なんだろうけど
私にとって未知の山で名前はわからない
そのうちガスが湧いてきて
あたりはすっかり真っ白になってしまった
下山路は県界尾根
ガレザレの急坂を下りると
さっそくクサリが現れた
下山もクサリは使わずにと思ったが
結構疲れてる自分に気がついたし
当然登りより難しいので無理はせず、
クサリもハシゴも使わせていただいた
真教寺尾根と同じく
2600mあたりまで下りると
途端に普通の登山道になった
下山時には数人の登山者に出会ったほか
数十名の小学生団体に会った
もちろんクサリ場には行かず
景色の良い場所でピストンだ
どうも途中の展望は県界尾根の方が良いようだ
もうガスっていてわからないが--
小天狗から尾根の斜面を
砂防ダムで埋め尽くされた沢まで下りる
登山道はここまでで、あとは沢沿い散策道
あたりはカラマツ林の黄葉だらけだ
清里側からガスを含んだ風がこれら林の木を揺らしながら
尾根に沿って八ッ本峰へと吹き上がっていく
その都度黄色い林は霧吹きを吹き付けられたように白む
やがてスキー場への2車線の鋪装道になり
美ノ森にまで戻ってきた
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