蛭ヶ岳は遠かった…無念の〜姫次途中撤退。
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 1,223m
- 下り
- 1,224m
コースタイム
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 7:35
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
他の場所にも駐めてる車多数。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
雨上がりだったので、岩や落ち葉が滑る。 落ち葉は行程中ほぼ全面。モミジの赤い絨毯、数カ所ありました。 小さな岩や凹凸を隠すため、躓いたり、足を取られることあり。 東海自然歩道であり、整備が行き届いている感じ。 丹沢独特の階段以上に青っぽい土嚢が特徴的。 もちろんコースは明瞭。鎖場一ヶ所あり。 |
写真
感想
いやーやらかしてしまいました…山行人生初の途中撤退。
丹沢ナメてました…
今回は近場で修行、標高差1500以上を経験しておきたかったので迷わず丹沢に。
どうせなら未踏の最高峰を、と思ったまでは自然な流れ。
神ノ川ヒュッテからなら蛭ヶ岳までほぼ最短、といっても標準CT4時間超。
余裕があれば檜洞丸まで足を延ばして周回コースを!なんて楽観的な計画で臨みました。
朝5時に起きれば余裕あるだろ、と安易に考えてしまったのが大きな間違いでした。
7時30分に駐車スペースから歩き出した時点で日没までのリミットは9時間。
人気の丹沢ではあるが、時期外れの裏丹沢マイナールートはかなり閑散としており、駐車場では数人見かけたが林道を外れ登山道に入ってからはまったくひと気なし。
結局、姫次に至るまで、すれ違った人すらおらず、完全にひとり旅状態でした。
裏丹沢はホントにマイナーコースなのね…実感。
あの時間帯からのスタートは、みなさん檜洞丸あたりを目指したんでしょうか?
今回は単独行、しかも道中、他の登山者に抜かれることもなく抜くこともなく、完全に自分のペースで歩き、休むことができた…
結果、だいぶスローペースになってしまった。
予想外の急登で、標高1100m弱の風巻ノ頭到着時点で2時間経過、CT巻けず。
この時点で、蛭までも無理かな?周回なんて全然無理じゃん、と思い始める。
この先、丹沢らしい?樹林帯の稜線アップダウンをいくつかこなし、標高差900mをこなした袖平山でほぼ11時、12時までに蛭に着けないと、昼飯食って帰ること考えたら厳しいな、と諦め気味になる。
10分ほどで姫次に着き、あと1時間で蛭まで行けるかどうか?
地図見て検討するが、あと3.2kmもある!?
こっからはまず100mほど下って、なだらか稜線で距離稼ぎ、最後に300mほどの標高差を一気に上がる、ここまでほど時間はかからないにしても…全然無理じゃん!
目の前の蛭ヶ岳、近くて遠いなあ…
コース・タイムマネジメント不備を反省し、今日はここで折り返すことにした。
と決まれば、お約束の杯と飯、コーヒー!
いつもどおり1時間のんびり過ごす…最高の瞬間!
お天気下り坂?朝は快晴だったが、徐々に雲が広がり、さっきまで見えていた蛭が雲に隠れてしまった。チラっとすそ野が見えていた富士山も完全に雲の中。
時折、強めの風が吹き、視界も悪いとなれば、蛭まで行かなくて正解、行ってもしょうがなかったし…と、自分に言い聞かせる。
帰りは2〜3組に抜かれる…
丹沢はホント、トレランチームが多いですねぇ。
今回は、完全に自分のペースで歩けたので疲れはそれ程なかったが、完全に鈍足モードになってしまいタイムアウト。
でも3000m級の山に比べると、同じ険しさでも心肺にかかる負担はかなり少ないと感じたので、時間に余裕をもって自分のペースで歩けば、標高差1500mオーバーの山でもなんとかなりそう…
反省も大きいが収穫もあり、修行としてはまずまずの山行でした。
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