鎌倉ハイキング(天園コース・大仏コース)
- GPS
- 03:51
- 距離
- 14.9km
- 登り
- 425m
- 下り
- 421m
コースタイム
- 山行
- 4:26
- 休憩
- 0:46
- 合計
- 5:12
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
天園ハイキングコース:よく整備されている。ところどころ分岐あるので地図で確認しながら進んだ 大仏ハイキングコース:天園よりも少し傾斜が急な箇所が多め。いくつか分岐あるが指示板の示す方に進めば問題なし |
その他周辺情報 | 主な公衆トイレは天園ハイキングコース:建長寺、大平山過ぎてすぐ。大仏ハイキングコース:源氏山公園 |
写真
感想
神奈川引っ越し後、神奈川県内最初の山登りは鎌倉へ。円覚寺、建長寺、由比ガ浜、高徳院といった鎌倉名所を観光しつつ、天園ハイキングコースと大仏ハイキングコースを歩いてきました。
JR北鎌倉駅で下車し、まずは円覚寺へ。鎌倉五山の第二位のお寺ですね。山門の下をくぐり仏殿へ行き、ご本尊の宝冠釈迦如来をお参拝。その後、方丈の裏の日本庭園を見たり、国宝の洪鐘を見たり。
円覚寺を後にして、今度は建長寺へ。鎌倉五山の第一位のお寺です。そういえば、けんちん汁は建長寺が発祥と聞いたことがあります。建長寺の三門を抜けて仏殿へ。こちらのご本尊は地蔵菩薩。建長寺は処刑場のあった場所に寺が建てられたので、刑死者の冥福のために地蔵菩薩を安置したとのこと。
建長寺の梵鐘の横の看板には、「鐘つけば銀杏ちるなり建長寺」の句が。夏目漱石の作だそうですが、最初見たとき、正岡子規の「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」のパクリ(失礼)のように感じたのですが、実は漱石の句が先で、この句を参考に子規が「柿くへば〜」の句を作ったとのこと。今日一番の驚きでした。
建長寺の奥へと進み、天園ハイキングコースへ。建長寺のある辺りは砂岩が多く、簡単に岩肌を掘ることができたようで、ところどころに岩を掘って作られた祠がありました。
天園ハイキングコースは懐かしい里山の雰囲気。起伏もおだやかで家族連れが多く歩いていました。展望がある場所はそれほど多くありませんが、大平山の山頂横の広場からは相模湾がよく見えました。天園から天台山方面へ向かい、瑞泉寺の近くの登山口に下りてきました。その後、鶴岡八幡宮に参拝したところで一度ログはストップ。昼食休憩をはさみ、鶴岡八幡宮正面の道を真っすぐ由比ガ浜まで歩き、サーフィンや水泳大会の様子を横目で見ながら江ノ電の長谷駅方面へ。
鎌倉大仏のおられる高徳院。鎌倉大仏は手の形(印相)から明らかなように、阿弥陀如来なのですが、鎌倉大仏の裏手にある与謝野晶子の歌には「かまくらや みほとけなれど 釈迦牟尼は 美男におはす 夏木立かな」とあります。このあたりのエピソードに関しては川端康成の小説「山の音」のなかでも触れられています。
高徳院を後にして、大仏ハイキングコースで北鎌倉駅まで戻ることに。大仏ハイキングコースへは、高徳院を出てすぐ右に曲がり、正面に見えてくるトンネルの入り口手前の右側にある階段を登っていきます。すぐに分岐がありますが、銭洗弁財天方面の指示板のとおりに進めばよいです。大仏ハイキングコースのほうが少し天園ハイキングコースよりもアップダウンが多めな気がしました。多くの方は銭洗弁財天のほうから高徳院に向いて(つまり私とは逆のルートで)歩いているようでした。たしかに、高徳院に向かうルートの方が登りが少ないようです。
銭洗弁財天の手前で舗装道に合流。その後、源氏山公園の横を通り、浄智寺方面へ。浄智寺を抜けるとすぐ通りが見えてきて、通りを左に曲がって少し歩けば北鎌倉駅です。ログでは15km弱ですが、ログを切っていた区間や諸々含め、21kmくらい歩いた一日でした。
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