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Yamareco

記録ID: 5435814
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

まだカタクリが咲いてた!奥多摩湖から御前山経由で湯久保尾根を下れ!!

2023年05月02日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
03:20
距離
11.9km
登り
1,083m
下り
1,274m
歩くペース
とても速い
0.40.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:00
休憩
0:17
合計
3:17
距離 11.9km 登り 1,083m 下り 1,281m
9:23
9:26
33
9:59
38
10:37
10:38
9
10:47
2
10:49
10:50
4
10:54
11:01
1
11:02
11
11:13
7
11:20
11:21
10
11:31
5
11:36
12
11:48
11:52
6
11:58
31
天候 天気は快晴でした。風は微風でしたが時折弱風が吹きました。気温は日中は高く20℃以上まで上がったようです。
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路:JR青梅線  奥多摩駅  0846着
   西東京バス 奥多摩駅  0851発
         奥多摩湖  0908着
        (増発便/ICカード388円) 
復路:西東京バス 小沢    1245発
         武蔵五日市駅1319着
         (ICカード 718円) 
   JR五日市線 武蔵五日市駅1342発 拝島行
コース状況/
危険箇所等
◆奥多摩湖バス停〜サス沢山登山口〜サス沢山〜惣岳山
奥多摩湖バス停から小河内ダムを渡った対岸突き当たり左手にサス沢山登山口があります。登山口からはいきなりヤセ尾根も交えた急斜面の急登となります。道標も要所には設置されており、ロストの心配は少ないです。通過自体に危険を伴う場所はありませんが、全体的に急斜面を直登することが多く(特にルート下部)、ザレ気味で滑りやすいところもあるので、このルートを下降路にとった場合、コンディション(悪天候、積雪、凍結)次第ではかなり慎重に行動する必要があります。
一本調子の登りが続きますが、サス沢山まで来ると少し斜度が緩み、奥多摩湖を見渡せる展望台があります。サス沢山から先は急登と少しだけ緩い斜面が交互に出てくるようになりますが、基本的にキツいです。トレイルの周囲から稜線の形がなくなって、斜面に絡むように九十九折りで登り始めるようになると、惣岳山まではあと一息となります。

◆惣岳山〜御前山〜湯久保尾根分岐
惣岳山からは木々の間から富士山や三頭山方面が望めます。この区間は大岳山から三頭山まで繋がる縦走路なのでよく整備されており、非常に歩きやすいです。御前山山頂からは石尾根方面の展望が良好です。山頂から湯久保尾根分岐までは一気に50mほど高度を落とします。
湯久保尾根分岐では、主稜線から御前山避難小屋および湯久保尾根への分岐が派生しますが、少し離れているので注意が必要です(道標は整備されているのでしっかり確認すればロストの心配はありません)。
なお、御前山避難小屋は湯久保尾根分岐から北へ100m行ったところにあり、小屋前には細いながらも湧水があります(ただし煮沸した方が良いと思います)。

◆湯久保尾根分岐〜(湯久保尾根)〜小沢バス停
一部トレイルの幅が狭いところや若干注意を要するポイントもありますが、全体的にはよく整備されており、主トレイルも比較的フラットである程度の幅があるところが多く、道標も整備されています。特に危険なところはありませんが、多少注意を要するポイントは以下の通りです。
・湯久保尾根分岐から下り始めて湯久保尾根の稜線に乗るまでトラバース気味に進む区間(少しトレイルが細いです)
・湯久保分岐の少し先にある岩場(短いですが足場がイマイチ)
・湯久保尾根下部(標高500mあたり)で尾根から外れ、斜面をトラバースする区間(トレイルが細くて不安定)

なお主トレイルを外れて以下のピークを踏むトレイルについては、バリルートに近いので別途以下に詳述します。なお、全てのピークで展望はありませんが、ピーク上に山名標があります。

◇モーテ山
頂上へ上がるはっきりしたトレースはなく、分岐のポイントもよく見ないと分かりません(上側は道標が目印になります)。どちらかというと上側(御前山側)からの方がアクセスしやすいと思います。下側(小沢側)は比較的急な斜面になっており、下りる方向を間違えると進退窮まる可能性があるため、よく確認が必要です。

◇湯久保山
上側、下側ともに分岐からピークへのトレースがあり、上側は道標が目印になるため、比較的分かりやすいです。特に危険なところはありません。

◇仏岩ノ頭
上側は少し手前で主トレイルから分かれますが、分岐部からうっすらとトレースがついているのでアクセスはしやすいです。下側での主トレイルへの合流については、途中から岩場を含む急斜面を辿りつつ、高度も50mほど落としていくので注意が必要です。それほど危険というほどではないですが、下り口が分かりづらい上、トレースが薄いところや、足場が不安定なところもあるので、不安のある方は上側を折り返して主トレイルへ合流した方が良いと思います。
奥多摩湖バス停に到着
乗ってきたバスをお見送り
今日は増発便を含めて3台編成でした
2023年05月02日 09:09撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
5
5/2 9:09
奥多摩湖バス停に到着
乗ってきたバスをお見送り
今日は増発便を含めて3台編成でした
碧く広がる奥多摩湖
快晴です
2023年05月02日 09:13撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8
5/2 9:13
碧く広がる奥多摩湖
快晴です
小河内ダム
これから登るサス沢山
一番奥に見えるピークが御前山
2023年05月02日 09:14撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/2 9:14
小河内ダム
これから登るサス沢山
一番奥に見えるピークが御前山
ダムの下流側
高い・・・
2023年05月02日 09:17撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/2 9:17
ダムの下流側
高い・・・
いきなりヤセ尾根の急登
この後もずっと急登を登りっぱなし
すごいハイピッチで高度を稼ぎます
2023年05月02日 09:31撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/2 9:31
いきなりヤセ尾根の急登
この後もずっと急登を登りっぱなし
すごいハイピッチで高度を稼ぎます
サス沢山に到着
2023年05月02日 10:00撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
4
5/2 10:00
サス沢山に到着
ここからは奥多摩湖が展望できます
奥多摩湖ブルー!!
画面中央最遠景のピークは黒川鶏冠山
その左側遠景は大菩薩嶺、さらに左に小金沢連稜が連なります
画面右1/3最遠景で頭だけ覗かせているのが飛龍山(大洞山)、その手前は倉戸山
2023年05月02日 10:00撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/2 10:00
ここからは奥多摩湖が展望できます
奥多摩湖ブルー!!
画面中央最遠景のピークは黒川鶏冠山
その左側遠景は大菩薩嶺、さらに左に小金沢連稜が連なります
画面右1/3最遠景で頭だけ覗かせているのが飛龍山(大洞山)、その手前は倉戸山
黒川鶏冠山をアップ!
2023年05月02日 10:00撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/2 10:00
黒川鶏冠山をアップ!
大菩薩嶺をアップ!
2023年05月02日 10:00撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/2 10:00
大菩薩嶺をアップ!
御前山に到着
2023年05月02日 10:49撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/2 10:49
御前山に到着
山頂から北方向を望む
画面左1/3遠景のピークが雲取山、その右で樹に少し隠されているのが鷹ノ巣山
画面中央手前の山稜は六ツ石山
2023年05月02日 10:49撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/2 10:49
山頂から北方向を望む
画面左1/3遠景のピークが雲取山、その右で樹に少し隠されているのが鷹ノ巣山
画面中央手前の山稜は六ツ石山
左奥が雲取山、右が鷹ノ巣山
鷹ノ巣山の左に頭だけ見えているのが芋ノ木ドッケ
2023年05月02日 10:50撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/2 10:50
左奥が雲取山、右が鷹ノ巣山
鷹ノ巣山の左に頭だけ見えているのが芋ノ木ドッケ
御前山避難小屋に寄り道
数十年前、まだ駆け出しだった頃、勢いだけで奥多摩三山縦走を企てて、ヘトヘトになってここで一泊したのが懐かしい
2023年05月02日 10:57撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
5
5/2 10:57
御前山避難小屋に寄り道
数十年前、まだ駆け出しだった頃、勢いだけで奥多摩三山縦走を企てて、ヘトヘトになってここで一泊したのが懐かしい
軽くお昼にします
腹ペコなので甘いものがうまいです
2023年05月02日 11:00撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
8
5/2 11:00
軽くお昼にします
腹ペコなので甘いものがうまいです
小屋の前からは大岳山がよく見えます
2023年05月02日 10:59撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/2 10:59
小屋の前からは大岳山がよく見えます
湯久保尾根分岐の道標
しっかり整備されています
2023年05月02日 11:03撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/2 11:03
湯久保尾根分岐の道標
しっかり整備されています
モーテ山に到着
小ピークでしたが結構手強い
2023年05月02日 11:21撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/2 11:21
モーテ山に到着
小ピークでしたが結構手強い
つづいて湯久保山へ
ここから主トレイルを外れて真っ直ぐ上がります
主トレイルは左斜め前の方向へ
2023年05月02日 11:36撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
4
5/2 11:36
つづいて湯久保山へ
ここから主トレイルを外れて真っ直ぐ上がります
主トレイルは左斜め前の方向へ
湯久保山に到着
展望はありません
2023年05月02日 11:37撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/2 11:37
湯久保山に到着
展望はありません
さらに仏岩ノ頭へ
ここで主トレイルと分離して正面を上がっていきます
主トレイルは右方向へ
2023年05月02日 11:45撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
5
5/2 11:45
さらに仏岩ノ頭へ
ここで主トレイルと分離して正面を上がっていきます
主トレイルは右方向へ
仏岩ノ頭に到着
展望はありません
2023年05月02日 11:49撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/2 11:49
仏岩ノ頭に到着
展望はありません
主トレイルへの合流ルート(下側)の下り口が非常に分かりづらいです
これを真っ直ぐ・・・え?って感じ
2023年05月02日 11:54撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
5
5/2 11:54
主トレイルへの合流ルート(下側)の下り口が非常に分かりづらいです
これを真っ直ぐ・・・え?って感じ
主トレイル合流直前まで下りて来てから振り返って
斜度が少しキツくてトレースも分かりづらいので、上側の分岐点まで戻ってから主トレイルへ合流するのもアリです
2023年05月02日 11:57撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/2 11:57
主トレイル合流直前まで下りて来てから振り返って
斜度が少しキツくてトレースも分かりづらいので、上側の分岐点まで戻ってから主トレイルへ合流するのもアリです
さてあともう少し
バスは1245であと少し
それを逃すと14時台までないので急がなければ
2023年05月02日 12:27撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/2 12:27
さてあともう少し
バスは1245であと少し
それを逃すと14時台までないので急がなければ
残り15分を残して何とか無事に到着
2023年05月02日 12:30撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/2 12:30
残り15分を残して何とか無事に到着
お疲れ
さて帰ろう
っと、晩飯にはまだ早いな・・・
2023年05月02日 12:48撮影 by  Canon PowerShot SX620 HS, Canon
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5/2 12:48
お疲れ
さて帰ろう
っと、晩飯にはまだ早いな・・・
イチリンソウ(一輪草)
なんとイチリンソウの咲き残りが
見つけたのはこのコだけでした
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イチリンソウ(一輪草)
なんとイチリンソウの咲き残りが
見つけたのはこのコだけでした
ニリンソウ(二輪草)
こちらも咲き残りかな
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ニリンソウ(二輪草)
こちらも咲き残りかな
カタクリ(片栗)その1
まだ咲き残っている株がパラパラ
もうとっくに終わっていると思っていたので驚きました
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カタクリ(片栗)その1
まだ咲き残っている株がパラパラ
もうとっくに終わっていると思っていたので驚きました
カタクリ(片栗)その2
こちらは光の当たり具合が非常にいい感じでした
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カタクリ(片栗)その2
こちらは光の当たり具合が非常にいい感じでした
ミヤマネコノメソウ(深山猫の眼草)?
ちょっと黄色の色味が少ない気もして、少々自信なし
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ミヤマネコノメソウ(深山猫の眼草)?
ちょっと黄色の色味が少ない気もして、少々自信なし
イカリソウ(碇草)
きれいに固まって咲いていました
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イカリソウ(碇草)
きれいに固まって咲いていました
キジムシロ(雉筵)
似たような花が多くていつも見分けるのに苦労するのですが、これは比較的わかりやすかったです
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キジムシロ(雉筵)
似たような花が多くていつも見分けるのに苦労するのですが、これは比較的わかりやすかったです
マルバウツギ(丸葉空木)
パラパラ咲いていました
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マルバウツギ(丸葉空木)
パラパラ咲いていました
ガクウツギ(額空木/蕚空木とも)
こちらはまだ咲き始めでした
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ガクウツギ(額空木/蕚空木とも)
こちらはまだ咲き始めでした

装備

個人装備
Tシャツ(半袖)(1) Tシャツ(長袖)(1) サポートタイツ(1) ハーフパンツ(1) シューズ(1) ザック(1) キャップ(1) 靴下 グローブ 雨具 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

この日は久方ぶりに仕事休みを入れたので、サス沢山から御前山を経由して湯久保尾根を下ってくることにしました。春先からずっと往こうと思っていたのですが、まだ寒いのでもう少し暖かくなったらなどと先延ばししているうちに、いつの間にやらGW…orz
この日は、バスの時間に間に合わせる関係もあって、900mの標高差を1時間半で登って、1000mの標高差を同じく1時間半で下るスピード登山になったので、かなりハードでしたが、望外にカタクリの眼福が得られ、天気に恵まれたこともあって、楽しい山行でした。

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