暑寒別岳から群別岳（途中まで）

2023年05月02日(火) [日帰り]

• GPS: 11:48
• 距離: 25.3km
• 登り: 1,762m
• 下り: 1,753m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:47
• 休憩: 0:02
• 合計: 11:49

4:24 スタート地点
5:31 5:32 佐上台
6:38 6:38 暑寒コース５合目
8:45 8:45 コース分岐
8:55 8:55 暑寒別岳
14:26 14:27 暑寒別岳
14:44 14:44 暑寒コース８合目（屏風岩）
14:52 14:52 暑寒コース５合目
15:17 15:17 佐上台
16:13 ゴール地点

天候

快晴・無風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

前日に林道渡渉地点付近で熊さんとご対面。当日は、南暑寒別への尾根遠方に熊さん猛スピードで走っていきました。

写真

5/1 14:52

2023年5月1日　林道の雪は途切れています

5/1 15:38

前日2合目にスキーデポ

5/2 5:21

ここまで前日の写真

5/2 5:21

ここから当日の朝2合目

5/2 5:48

天気最高です

5/2 7:41

暑寒別岳　手前の急登はアイスバーンでした

5/2 8:07

枝の氷が綺麗です

5/2 8:56

暑寒別岳到着

5/2 8:56

左に奥徳富、右に群別岳。まだまだ遠いです。

5/2 8:56

パノラマで

5/2 9:21

一気に標高差350m程落ちます。尾根の見通しが悪いのと急斜面だったので、まったくスキーは楽しめません。

5/2 10:07

ここで南暑寒別岳尾根と群別岳の中間地点。ハイマツ出てます。

5/2 10:09

こちらは雪庇で危険なので、少々藪漕ぎで通過しました。帰りによく見たら下の方で雪が繋がってました。

5/2 10:19

ハイマツ出口

5/2 10:21

まだまだあります。もう体力が無い。

5/2 10:38

下に見える岩との間をトラバース気味に通過

5/2 10:55

体力の限界、タイムリミット！

5/2 10:55

行く手のコース上に雪庇が見える。岩も結構落ちているし、危険だよと心の声

5/2 10:56

パノラマで

5/2 10:56

奥徳富岳への稜線

5/2 11:06

最大風速1.7m/s。これ以上ないコンディションだが下山開始。

5/2 11:12

暑寒別岳が遠い。あそこ登れるだけ体力残ってないかも・・・

5/2 12:18

写真中央にゴマフアザラシが見える！？

5/2 13:00

なんとか南暑寒別岳の稜線に上がる

5/2 13:03

結構クラックはいってます。足元から雪崩の時に聞くようなワッフ音が時々しました。たぶん暖気で中間層に空洞が発達していると思われます。

5/2 13:03

えー、もうこんな急登上がれないかも。シートラしてアイゼン・ピッケルで違う筋肉にしたら、登れた。

5/2 13:08

雨竜沼湿原、恵岱岳方面

5/2 13:09

アップで

5/2 13:54

ここで尾根からスノーモービルのようなスピードで走る熊さんが遠方に見えました。

アップ写真にしましたが、黒い点にしか見えません。ゴメンナサイ🐻

5/2 16:14

駐車場到着

感想

MEG2019

前泊として暑寒荘を利用した。初めて泊まったが3階建て、薪ストーブ、個室完備と素晴らしい山小屋でした。ただし、この時期カメムシとテントウムシが活発に活動してランタンは虫で覆いつくされますのでご注意を。
　前情報では、2合目までの林道は、雪が途切れているとの事なので、前日スキーとピッケル・アイゼンをデポしに登った。行きはすべて林道を使い、帰りは沢渡渉の方に行こうとしたが、100m程の距離で熊とご対面した。うっかり大声を出してしまったが、熊の方もびっくりしたようで逃げ去ってくれた。結局2合目までは、全行程林道を使用した。
　当日の天気は、快晴・無風の最高の天候で一日中安定していた。
　前半は、ザラメ雪で快調に進めたが、暑寒別の山頂手前の急登では、全面アイスバーン。スキーアイゼンの調子悪いのでストックに着けていた強力テープを剥がそうとするが劣化していて使い物にならない。何度も頭を下げ金具調整をしていたら頭に血が行きすぎ更に気分が悪くなった。やっとの思いで暑寒別岳山頂に到達。目の前には群別岳が呼んでいるようにドーンと立っている。南暑寒別への急斜面はアイスバーンではなくザラメ雪。一気に350m程高度を落とし広大な雪原をひたすら歩く。中間のco1231mポコは、ハイマツが出ていて、少しだけ藪漕ぎし通過できた。しかし、群別岳まで残り1.7km地点で体力の限界とタイムリミットとなり11時で前進停止となる。ここから見た群別岳へのルートには雪庇が残っているし、山自体、岩の崩落も起きていて今の自分には無理なレベルであることに納得して下山開始。暑寒別への2時間の登り返しは、超キツイ。ザラメ雪の下の固い層が滑るのでシールでの急登は危険であったので、シートラしてアイゼンで登る。振り返ると南暑寒別への尾根から東の方向へ猛スピードで熊が駆け下りて雪原を走っていく姿が見えた。次は違うルートで挑戦したい。