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記録ID: 54480
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無雪期ピークハント/縦走
丹沢

檜洞丸

2009年12月23日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:40
距離
13.1km
登り
1,650m
下り
1,649m

コースタイム

07:30 日蔭沢橋
09:10 熊笹の峰
09:50 檜洞丸
11:15 ウェルキャンプ西丹沢(昼食)
12:20 用木沢出合
13:35 犬越路
15:30 日蔭沢橋
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2009年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
気温はかなり低いと聞いていたが、風がほとんどなく、体感温度はそれほど低くありませんでした。

登山道は場所によっては凍結していた(特に北側斜面、山頂付近)が、アイゼンをつけるほどではなかったように思います。

矢駄尾根の途中で、落葉で道のはっきりしないところがありましたが、全くわからなくなるような箇所はありませんでした。

犬越路から日蔭沢に下る道は、ガレていて滑りやすく非常に歩きにくかったです。
登り始め。向こうに見えるのは、大室山方面だろうか。
2009年12月23日 07:15撮影 by  FinePix F11 , FUJIFILM
12/23 7:15
登り始め。向こうに見えるのは、大室山方面だろうか。
しばらくして林道に出た。
2009年12月23日 07:49撮影 by  FinePix F11 , FUJIFILM
12/23 7:49
しばらくして林道に出た。
足元はざくざく。
2009年12月23日 07:51撮影 by  FinePix F11 , FUJIFILM
12/23 7:51
足元はざくざく。
気持ちの良い尾根歩き。
2009年12月23日 08:25撮影 by  FinePix F11 , FUJIFILM
12/23 8:25
気持ちの良い尾根歩き。
すっくと立つ。
2009年12月23日 08:26撮影 by  FinePix F11 , FUJIFILM
12/23 8:26
すっくと立つ。
もうすぐ熊笹の峰!
2009年12月23日 09:01撮影 by  FinePix F11 , FUJIFILM
12/23 9:01
もうすぐ熊笹の峰!
熊笹の峰直前にある、不思議な存在感の樹。
2009年12月23日 09:06撮影 by  FinePix F11 , FUJIFILM
12/23 9:06
熊笹の峰直前にある、不思議な存在感の樹。
いきなり目の前に富士山!!疲れもふっとぶ。
2009年12月23日 09:08撮影 by  FinePix F11 , FUJIFILM
12/23 9:08
いきなり目の前に富士山!!疲れもふっとぶ。
倒木のオブジェがそこかしこに。
2009年12月23日 09:21撮影 by  FinePix F11 , FUJIFILM
12/23 9:21
倒木のオブジェがそこかしこに。
この道はいつも富士山と一緒だ。
2009年12月23日 09:24撮影 by  FinePix F11 , FUJIFILM
12/23 9:24
この道はいつも富士山と一緒だ。
木道が始まる。
2009年12月23日 09:31撮影 by  FinePix F11 , FUJIFILM
12/23 9:31
木道が始まる。
あと少し!
2009年12月23日 09:44撮影 by  FinePix F11 , FUJIFILM
12/23 9:44
あと少し!
檜洞丸山頂!!
2009年12月23日 09:50撮影 by  FinePix F11 , FUJIFILM
12/23 9:50
檜洞丸山頂!!
下ります。ここも富士山と一緒。
2009年12月23日 10:02撮影 by  FinePix F11 , FUJIFILM
12/23 10:02
下ります。ここも富士山と一緒。
まだ一緒。
2009年12月23日 10:09撮影 by  FinePix F11 , FUJIFILM
12/23 10:09
まだ一緒。
いい感じの道。アスレチックみたいで娘は喜ぶかも。
2009年12月23日 10:13撮影 by  FinePix F11 , FUJIFILM
12/23 10:13
いい感じの道。アスレチックみたいで娘は喜ぶかも。
飛ぶように下る。
2009年12月23日 10:51撮影 by  FinePix F11 , FUJIFILM
12/23 10:51
飛ぶように下る。
なにかの跡。索道?トロッコ?
2009年12月23日 11:08撮影 by  FinePix F11 , FUJIFILM
12/23 11:08
なにかの跡。索道?トロッコ?
ゴーラ沢に出た。
2009年12月23日 11:14撮影 by  FinePix F11 , FUJIFILM
12/23 11:14
ゴーラ沢に出た。
誰かが飛び石を置いている。
2009年12月23日 11:16撮影 by  FinePix F11 , FUJIFILM
12/23 11:16
誰かが飛び石を置いている。
誰もいないウェルキャンプ西丹沢。ここで昼食。
2009年12月23日 11:44撮影 by  FinePix F11 , FUJIFILM
12/23 11:44
誰もいないウェルキャンプ西丹沢。ここで昼食。
用木沢から犬越路を目指す。
2009年12月23日 12:27撮影 by  FinePix F11 , FUJIFILM
12/23 12:27
用木沢から犬越路を目指す。
ようやく犬越路。
2009年12月23日 13:41撮影 by  FinePix F11 , FUJIFILM
12/23 13:41
ようやく犬越路。
帰り路で。歩いてるとわからないが、寒いんだなあ。
2009年12月23日 14:31撮影 by  FinePix F11 , FUJIFILM
12/23 14:31
帰り路で。歩いてるとわからないが、寒いんだなあ。
戻ってきた〜!
2009年12月23日 14:36撮影 by  FinePix F11 , FUJIFILM
12/23 14:36
戻ってきた〜!

感想

友人たちと行こうと言っていた山行がキャンセルになったが、どうしても山に登りたくなって、気になっていた丹沢の檜洞丸に登ってきました。

とったルートは、神ノ川ヒュッテから矢駄尾根を登って檜洞丸へ、いったんツツジ新道を下って、用木沢経由で犬越路へ登り返し、日陰沢を下って神ノ川へ戻る道。

天気予報では、気温が氷点下は当たり前という感じの神ノ川ヒュッテ周辺でしたが、確かに寒さは感じるものの、思ったほどではありませんでした。

日陰沢橋のゲートを越えてすぐ、矢駄尾根への取り付き。
登り始めてすぐの急登に、「なんでおれ、ひとりで来ちゃったんだろう」との思いが頭をよぎりますが、それを振り払って登り続けます。

林道を通過して、再び極厚の霜柱をざくざくと踏みしめながらの登り。
尾根に乗ってからは、快晴の天気も手伝って、気分良く登ります。
尾根上はひたすら落葉のマットの上を歩きますが、葉っぱの量があまりに多く、一時道を見失う場面もありました。そんなときは少し道を戻り、落ち着いて周囲を探すと、無事道標を見つけることができました。

熊笹の峰手前で犬越路方面の道と合流。
このあたりは、ブナでしょうか、立っている木か倒木かを問わず、とにかく木々のパワーがものすごく、圧倒されながら頂上を目指します。
遠くに目を転じると、信じられないくらいの山また山。首都圏に近いのにその山深さが信じられません。

頂上直下は階段。自分のような初心者にはけっこう高度感のある場所もあり、ドキドキしながら歩きます。

ついに着いた檜洞丸頂上は、眺望はそれほどでもありませんが、達成感はひとしお。
ここまで一人の人にも会いませんでしたが、頂上では2組くらいの方にお会いし、挨拶。

さてここからはツツジ新道を下ります。
この道の素晴らしさは、木道の歩きやすさもさることながら、眺望のある場所はずっと富士山が目の前にあること。
ある程度下ると、たまにロープ等があったりしますが、注意しながら通過すれば問題はありません。

ゴーラ沢を通過し、初めての渡渉を経験。
ほどなく、ウェルキャンプ西丹沢のある、誰もいない河原に出ました。

天気はいいのですが、吹きっさらしの河原は意外に寒い。
持参したお握りをよく味わいもせずに詰め込み、早々に歩き出します。

用木沢出合に向けて川沿いを歩き始めてほどなく、喫茶店を発見。
観光シーズンにはお客がたくさん入っているであろう店も、一組の家族以外は誰もおらず、ガラーンとしています。
河原ですっかり身体が冷えてしまったので、ここで暖かいコーヒーを飲み、人心地つきました。

店を出て用木沢のほうへゆるゆると向かいます。
出合には車がそこそこの台数止まっていたのですが、不思議と人にはほとんど会いません。
ここから犬越路までの登り返し…実は自分では大丈夫と思っていたのですが、想像以上にきつかったです。
ここまでに檜洞丸を登ってきていたので、精神的に満足していたのもあるかもしれませんが、とにかく足が重く、ゆっくりとしか登れません。

そんな登り途中で、下りてきた方に「これから〜?」と笑顔で聞かれ、「神ノ川から檜洞登ってきて、これから戻るところです!」と答えると、拍手して「若いね〜!」と言っていただけたのは、本当に救いになりました。

笹が濃くなり、かきわけながら進むとようやく犬越路。
素晴らしい景色を見ながらしばし休憩。
通らなかった大笄方面を見て、いつかそっち方面にも行きたいなあと思います。

あとは日陰沢を下るだけ。
しかしこの下りが、ガレているというのかザレているというのか良くわからないのですが、かなり滑りやすくて難儀でした。
足元に注意しながら慎重に下って、車道に出たらすぐに神ノ川ヒュッテ前。

後半はかなりキツかったですが、大満足の山行になりました!

そんないい気分のまま車で帰路についたところ、神ノ川からほどないところのカーブが凍結しており、スピン!
事故には至りませんでしたが、かなり焦りました。
朝は滑らなかったのに…と思ってたら、友人に「少し溶けたくらいの時が一番滑りやすいんだよ」と教えられました。
車で冬山に行くときには、慎重にならなくてはと改めて思い知らされた山行でした。

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