オプタテシケ山周辺スキー【イグルー泊】
- GPS
- 33:06
- 距離
- 22.8km
- 登り
- 2,587m
- 下り
- 2,549m
コースタイム
天候 | 1日目: 快晴、上部強風 2日目: 快晴、上部強風(ザラメのブリザード) 3日目: 晴れ、上部強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
イグルー泊を目的に2泊3日でオプタテ周辺を滑る計画。
1日目
三俣橋までは雪で車では進めず、500mぐらい手前で駐車。ここから1200mくらいまで登ってベースとする。泊装備をデポしてオプタテアタック。雪はシャバシャバ、重ためで、滑りは足が疲れた。
ベースに帰ってからはイグルー作成開始。なかなかのシャバシャバザラメなので作れるか不安ではあったが、一時間半くらいで作れた。
イグルーで宴会して就寝。
2日目
晴れてはいたが、上部は強風ということで、昨日オプタテ山頂から見えた気持ちよさそうな沢を狙って行けるところまで登るという方針。
狙っていた沢は1400mを超えたくらいでザラメのブリザードでちょっと厳しいということで1600mくらいからドロップ。
上部は滑りやすいザラメで楽しかった。下部は残念ながらストップ雪。。
その後ベベツ岳方面に登り返して、あとはトラバース気味に滑ってベースに帰還。
ベースに帰ってからは時間もあったということで、イグルーをもう一つ作る。昨日より広めに作ったら時間がかかり、2時間以上かかった。ただ、広くて居住性は抜群だった。
また宴会して就寝
3日目
朝起きると天井の雪が落ちていた(05:00過ぎに落ちたらしい)。天井のブロックは薄めに作ったが、ザラメでかつ高温強風の環境ではあまり適さないのかもしれない。
アタック装備でオプタテ方面を登って、滑ってからベースを撤収して帰る。
オプタテの滑りは相変わらず重雪で足が疲れる感じ。たまにストップ雪。。
ベースを撤収してからフル荷で滑走。下部の方は明らかに入山日より雪は減っており、藪漕ぎなどルートファインディングに苦労した。林道に合流してからはシートラ。
入山日には雪で車で入れなかった三俣橋には車が大量にあった。
そんなこんなで行程自体はそんなにキツくないが、この季節でイグルー泊をできたというのは良い経験になった。宴会も楽しかったので大満足!
えっ!春のざらめ雪でもイグルーって作れるんですか?
我々は真相を確かめるべく、むぐむぐさんの教えのもと、春のオプタテでイグルスキー山行を実践。
この時期のオプタテは体力に自信のある山スキーヤーには人気のようで、林道には本州ナンバーの車も多数。もちろん多くは日帰り勢。
林道は奥までは入れた分、序盤の藪漕ぎに少し苦しんだが(特に下山)、ひとたび雪が広がり始めたらあとは山頂までひたすら登るだけ。連日天気が良かったが風がずっと強かった。その中でも一番風が弱く、視界もクリアだった初日に山頂まで行けたのは良かった。あとの2日は稜線までは登らず、前日までに確認して魅力的そうな斜面を滑って楽しんだ。
比較的条件が優しいこの時期に、イグルスキーや泊り山行の経験を詰めたことは来シーズン以降のいい勉強になりました。諸々基礎を教えてくださったむぐむぐさんと食担して下さったお二人には感謝です。ご飯が毎食豪華でびっくり、、、雪の切り出しすら上手にできない私は、お酒持ちかパウダーラッセルで貢献しますので来シーズンもイグルー泊、やりましょう。
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