記録ID: 5464080
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無雪期ピークハント/縦走
奥秩父
奥秩父に行こう!(留浦〜雲取山〜飛龍山〜竜喰山〜和名倉山〜秩父湖)
2023年05月03日(水) ~
2023年05月05日(金)
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体力度
10
2~3泊以上が適当
- GPS
- 20:55
- 距離
- 45.2km
- 登り
- 3,914m
- 下り
- 3,887m
コースタイム
1日目
- 山行
- 4:58
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 5:52
距離 13.8km
登り 1,808m
下り 506m
13:59
2日目
- 山行
- 6:22
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 7:44
距離 14.1km
登り 1,261m
下り 1,346m
13:27
3日目
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 7:11
距離 17.3km
登り 854m
下り 2,040m
12:55
ゴール地点
天候 | 全日晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
和名倉山の二瀬登山口から秩父湖へは徒歩20分程度(自由乗降区間なのでバス停に着く前にバスが来ても手を上げれば止めてもらえる) |
コース状況/ 危険箇所等 |
○ 鴨沢登山口から雲取山荘 特に雲取山山頂までは全般的に道はいいので危険箇所的な注意箇所はないです。 鴨沢登山口から七ツ石小屋のすぐ下までは緩やかな登りが長く続き、七ツ石小屋から七ツ石山山頂まではこの区間で一番の急登となります。 七ツ石山を越えてブナダワまで下りると今度は雲取山まで緩やかな登り返しとなりますが、小雲取山のとこだけ少し急登です。 雲取山を越えて雲取山荘までの道は東京から埼玉に変わり道の雰囲気も少し変わります。 山荘まで急坂が続き、道もそれまでより少し悪くなるので足元注意です。目立って危険なわけではないですが。 ○ 雲取山から北天のタル 雲取山から奥秩父主脈に入ります。 こちらの道もおそらく埼玉県が整備してると思うので、鴨沢側と比べるとやはり道が悪いです。 まずは、三条ダルミまで300m近く標高を落とします。この間は急坂続きで足元が悪いので要注意です。 三条ダルミから先は広い尾根と狭めのトラバースとアップダウンが交互に来る道に変わります。 広いところはともかく狭いところは崩れ気味の場所や怪しい桟橋もあったりとあまり道がよくないです。 できれば三ツ山に登るために尾根伝いに歩きたかったのですが、踏み跡が薄く痩せ尾根ばかりに見えたので尾根伝いは危険と判断して大人しく主脈縦走路を歩きました。 ○ 北天のタルから飛龍山、大ダル 三条の湯からのルートと合流する北天のタルから先も道はあまり変わらずやや悪いです。 飛龍山山頂の東斜面に差し掛かると、山と高原地図の破線ルートになる飛龍山への直登ルートに入れます。 直登ルートは急登ですが、踏み跡はハッキリしていて、しっかり踏まれているのでそれほど歩きにくい感じではないです。 飛龍山から飛龍権現までは倒木やシャクナゲがややうるさい道が続きます。尾根もやや広く踏み跡も散っていますが危険箇所はないので方向感だけ気をつけて進めば問題ないです。 飛龍権現から大ダルまでの縦走路はこれまでと同じでやや狭めのトラバースにたまに崩落気味の箇所がある感じです。 崩落気味の箇所だけは足元注意です。 ○ 大ダルから大常木山、竜喰山、将監小屋 竜喰山に登りたかったので、将監峠から破線ルートを往復するくらいならということで、大ダルから主脈縦走路を外れて尾根伝いにルートをとります。 尾根伝いのルートは、最初に標高を上げきるまでが急斜面でキツいものの踏み跡はしっかりしていてどこを歩けばいいかは迷いにくいです。 上がりきるとピークを複数越えていくことになりますが、全てに巻く踏み跡もしっかりついていて、はじめは信用できず尾根伝いに歩いてましたが、中盤からは大常木山以外のピークは大体巻きました。 大常木山の前後は岩峰が何ヵ所か出てきて、やはりルート上の岩峰ではないので浮き石や崩れやすい場所があるので足元要注意です。 大常木山を越えて岩峰を1つか2つ越えると広い尾根道に戻ります。この辺は木々が途切れてる場所も多くてとても眺めがよいです。 ピークをまたいくつか越えたり巻いて行けば竜喰山です。竜喰山山頂は展望はありません。 竜喰山から将監峠までは破線ルートですが、ここまでと道の良し悪しに大差はありません。 はじめは尾根上の緩やかなアップダウンを越えていくと、本格的な下りに差し掛かります。 ここがかなりの急斜面で、踏み跡も散っていてどこがルートなのかイマイチよくわかりませんでした。尾根の地形を外さず何となく方向的に合ってそうな踏み跡を辿っていくと将監峠にたどり着きます。 将監小屋は峠のすぐしたです。 ○ 将監小屋から東仙波、和名倉山 将監小屋からまずは山の神土まで登っていきます。これまでの縦走路が嘘のように道が広くて歩きやすく視界も広いです。 山の神土から主脈を外れるとヤブの道になります。ヤブの道にありがちな足元が陥没気味でヤブの茎の上や安定しない足場の場所も多いです。しばらく我慢して歩くと尾根筋に入って道がよくなり視界が開けます。 そこから先は東仙波までピークを巻いたり越えたりしながら進んでいきます。 森の中に入ったり展望のある場所に出たりと飽きないです。体力的には辛かったですが。 この区間での注意箇所は西仙波から東仙波の間にある岩場でザレの急坂の下りです。ここだけは足場が悪いので要注意です。 東仙波を越えると正面に伸びる尾根に目をひかれますが、和名倉山はいったん左側に斜面を下りてから別の尾根伝いに進みます。 尾根の広い場所、ピークのトラバース、岩場の下りなど次々と変化していき、最後は広い斜面を登っていきます。 トラバースに崩れ気味の箇所があったり、岩場のところは足元が悪いので要注意です。 和名倉山は森の中の広い山頂です。展望はないですが、緑まぶしいよい山頂でした。 ○ 和名倉山から秩父湖 ここからは破線ルートの二瀬尾根を進みます。 最初は森の中の広い道ですが、すぐに尾根を外れてトラバースになります。このトラバースは崩れ気味の箇所が多く、足場の安定しない急坂の場所も多いので足元に気を遣います。 しばらくして尾根に合流すると今度は尾根伝いに急坂を下りていきます。尾根伝いに歩いてるうちの急坂はまだ足元がそれほど悪くないので問題ないのですが、少し下りると広がって急斜面を下りる道に変わります。ここが土ザレで滑りやすく、造林小屋跡地までずっと急斜面なのでとても疲れました。この辺は広い斜面ではありますが、踏み跡も案内と目印もたくさんあるので迷いは心配いらないです。 造林小屋跡地からしばらく森林軌道跡のトラバースになります。大体の場所は広くて緩やかで歩きやすいのですが、崩落箇所やそれによる岩場が何ヵ所かあり、その部分は足元要注意です。 森林軌道跡は反射板跡まで登山道と重複し、反射板跡からまた尾根伝いに下りるルートになります。 最後の下りなのですが和名倉山から秩父湖までの標高差の半分以上がこの区間で最後まで傾斜がキツい激下りです。ただ、道は奥武蔵の登山道と言われても違和感がないくらいよく、まず迷うことはないです。 秩父湖の湖面の上まで下りたら吊り橋を渡って埼玉大学秩父山寮から三峯観光道路に上がれば車道を20分ほど歩けば秩父湖バス停です。 たまたまバスが通りかかり自由乗降区間なので手を上げて乗せてもらいました。 |
その他周辺情報 | 鴨沢や留浦はバス停付近にトイレ、自販機に食堂あり。 秩父湖バス停付近は売店と自販機は確認できた。温泉は一番近いのが道の駅大滝温泉だけどこの時はやってなかった。 |
写真
感想
GW後半は5/3-5/5までの2泊3日で奥秩父縦走でした。
長らく行きたいと思ってた雲取山から飛龍山、将監峠の主脈と和名倉山と和名倉山の二瀬尾根を歩いてきました。
雲取山から飛龍山は主脈といっても道が崩落気味で歩きにくいところも多く、和名倉山は山の神土から和名倉山までの実線ルートもそなに歩きやすい感じではなく、奥秩父ってこうだよなぁ…と思いながら楽しませてもらいました。
奥秩父ならではの原生林と苔を楽しめるだけじゃなく、ところどころ樹林が途切れるところから見える深山の景色と様々なものを楽しめました。
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