渡渉とロープ場 荒海山 日本三百名山 90/101座目
- GPS
- 05:45
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 916m
- 下り
- 907m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
荒海川登山口〜尾根取付 荒海川を遡上する 8回渡渉&流路内遡上をする 渡渉の際は飛び石が多く難易度は高くない 流路内遡上は大型コンクリートスラブ洗い越しの上を歩かねばならない。ロープが設置してあるが、滑りやすいので要注意 飛び石や流路内を歩くのでストックと耐水性ハイカットの登山靴着用が必須 尾根取付手前から正面に荒海山が姿を現す 尾根取付〜尾根鞍部 荒海川から枯れた支沢へ入る 土石流により堰き止められた自然の堰堤を登り越え、泥沼の淵を過ぎると尾根へ向けて標高差180メートルを一気に登り詰める急登にさしかかる 急登の箇所にはロープが設置されているが、登りではロープを使って歩くほどの勾配ではない 下山時にロープ持って体勢を維持するのに役に立つ 尾根に登り詰めると反対側の山並みが望める 尾根鞍部〜荒海山 全線に渡ってアップダウンのある稜線歩き 最初は穏やかな稜線上を歩くが、荒海山に近づくにつれ、稜線の東側をトラバースするようになり、徐々に道が険しくなる 道が険しくなったな…と感じたらストックを収納してグローブを着用するのが正解 荒海山最後の直登の直前の岩峰トラバースにこの冬に崩れたてホヤホヤっぽい崩れがある 登りの際、ホンの二歩ほど高度感のある個所があり、この二歩を越すとロープが設置してある 最後の荒海山へは標高差180mの連続ロープ場の急登 登山道がドロドロでロープを持たないと体勢が保てないほどのスリッピーな箇所が多く、ゲイターが着用お勧め 荒海山〜二等三角点「太郎岳」 荒海山山頂の東側にピークが見える 標高は荒海山山頂の方が高いが三角点は東側のピーク「太郎岳」にある この区間明朗な登山道はなくピンクリボンがあるものの藪漕ぎをしなければならない 登山日は残雪歩きもあった 太郎岳は目の前なので迷うコトはないがダニ等の心配もあるので三角点ハンターの方は以外は無用な労をする必要は無いかと思う 初心者向けの山域ではないが、全区間に渡ってよく手入れされておりまぁまぁ歩ける(安全と云う意味ではない) 土石流痕なども多いが道標・ピンクリボン・飛び石・ロープなどが丁寧に整備されている(今期はまだ本格的に手が入っていない) |
写真
感想
一日二座登山の一座目「荒海山」
未明、登山口の一番奥までクルマで乗り込んでみた
林道の路肩が崩れ路面不安定な箇所も通過
一番奥まで行ってみると林道は崩落し、Uターンも出来ない
後退するが、左後ろ側の路肩崩れた箇所の路面状況が真っ暗闇で全く見えない
降車して確認しに行こうにも右側もドアを開ける余裕がない
暗闇の中、何度も何度も確認しながら左側の路肩が崩れないことを祈りながら後退
バック運転は苦にならないのだが、真っ暗闇の足許が崩れる可能性がある、隘路の後退はとても疲れた…
今考えてみると、さっさとクルマを乗り捨てて登山をして、下山後明るくなってから、後退すればよかった
登山開始
予定より一時間遅れで登山開始 まずは荒海川を遡上する
林道崩落地から先、尾根取付まで8回渡渉&流路内遡上をする
渡渉の際は飛び石が多くストックを利用して渡れば難易度は高くない
流路内遡上は大型コンクリートスラブ洗い越しの上を2度歩かねばならない。
一つ目はロープ無し、二つ目はロープが設置してあるが、ロープと足元共に滑りやすいので要注意
尾根取付手前から正面に荒海山が徐々に姿を現す
激しいアップダウンのある尾根も見える これからあのルートを歩くと思うと少々気が滅入る
尾根取付
荒海川から枯れた支沢へ入る
土石流により堰き止められた自然の堰堤を登り詰めると、目の前に泥沼が見える
度の沼の淵を過ぎると壁のような尾根目の前に鎮座
尾根へ向けて標高差180メートルを一気に登り詰める急登にさしかかる
急登の箇所にはロープが設置されているが、登りではロープを使って歩くほどの勾配ではない 下山時にロープ持って体勢を維持するのに役に立つ
尾根に登り詰めると反対側の山並みが望める
尾根鞍部から
尾根鞍部からは全線に渡ってアップダウンのある稜線歩き
最初はヤシオ咲き乱れる穏やかな稜線上を歩くが、アップダウンをいくつも越して荒海山に近づくにつれ、稜線の東側をトラバースするようになり、徐々に道が険しくなる
荒海山最後の直登の直前の岩峰トラバースにこの冬に崩れたてホヤホヤっぽい崩れがある
登りの際、ホンの二歩ほど高さ数メートルではあるが高度感のある個所があり、この二歩を越すとロープが設置してある(ロープ設置区間は以前から崩れていたのだろう)
多分、この二歩がこの荒海山登山で一番緊張する区間だ
最後の荒海山へは標高差180mの連続ロープ場の急登
登山道がドロドロ
泥で汚れたロープだが、ロープを持たなければ体勢が保てないほどのスリッピーな箇所がある
革手袋・ゲイターが着用お勧めする
右手から目の高さに尾根が近づいてきたら、山頂はもぅすぐ
山頂一段下には、藪の向こうに廃屋のような避難小屋があった
荒海山山頂
荒海山山頂に到着、眺望もよくとても気持ち良い山頂
ふと東側を見るとピーク(太郎岳)が見える
ヤマレコアプリを見るとどうやらあちらが山頂らしい…
(現在アプリの地図は修正されている)
取り合えず、行ってみようと歩き出すといきなり藪漕ぎ、そしてすぐに残雪横断 ひょっとしたら崖の雪渓へ繋がっているいる可能性もある
この区間明朗な登山道はなくピンクリボンがあるものの充てにはならず。とにかく藪漕ぎをしなければならない
距離は100メートルチョイと知れているので程なく「太郎岳」に到着
「太郎岳」山頂は藪に囲まれ眺望はイマイチだ
標高は荒海山山頂の方が高いが三角点は東側のピーク「太郎岳」にある
太郎岳は目の前なので迷うコトはないがダニ等の心配もあるので三角点ハンターの方は以外は無用な労をする必要は無いかと思う
下山開始
太郎岳から荒海山山頂へ戻り、一息ついてストックを収納し、革グローブを着用し下山開始
荒海山直下のドロドロ急坂ロープ場ではロープを持って慎重に下山
その後登ってくる人々と次々とすれ違いながら尾根鞍部まで一気にあるき、小休止
尾根取付の荒海川ではドロドロになった登山靴を洗って奇麗さっぱり
ストックを取り出して、渡渉区間へ
渡渉中、飛び越した先の岩で滑ってコケてしまった
幸いにして濡れなくて良かった
登山口の登山ポストでは下山時刻を投函 クルマへ戻り、次は本日二座目の七ヶ岳へ移動〜
ゲレンデ歩きの七ヶ岳 日本三百名山 91/101座目
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5482767.html
コメント
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ありがとうございます
バックは苦手では無いので、行けるとこまで行くんですが、真っ暗の左側路肩が崩落した隘路は何も見えずドアから降りて確認する余地もなく苦労しました
今になって考えたらアソコに車を放置して下山後 明るくなってからバックすれば良かったな…とつくづく思います
因みに今日も与那国島で草むらの隘路を50mはバックしました
三角点への最後の藪は何故刈り払いしないのでしょうね
山頂までの丁寧な整備状況からして難しくは無いと思うんですけどね
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