湯岳
- GPS
- 05:17
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 720m
- 下り
- 722m
コースタイム
- 山行
- 4:37
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 5:17
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰路:細田から鏡野町営バスでプラント5→ごんごバス乗換で津山駅へ *最寄バス停は奥津公民館前だと誤認していましたが、下山してみると細田バス停が目の前でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
標識なし。テープあり、但し作業用のピンクリボンもある様子。 山頂直下の急斜面はヤブのトンネルですが、ルートを外さなければ足元には道があります。山行中に払い除けたマダニは2、3匹程度でした。 |
写真
感想
湯岳は路線バス利用で比較的容易に登頂できるとは思いながらも、どうもあまり気が進まず、ず〜っと後回しにしていました。
何年も前から登られた方の記録を時々確認していましたが、ヤブ・マダニ・道迷い、おまけに展望イマイチ等の楽しい情報がいろいろと…それでも皆さんのおかげで次第に登り易くなってきているみたいです。他に簡単に登れそうな百選の山が少なくなってきたこともあり、この際ヤブとじっくり付き合うくらいの気持ちで、一応剪定鋏も用意して決行しました。
バス停から車道・林道を歩くこと約1時間、当初は標高700mの林道終点付近から西の尾根に取り付くつもりでしたが、標高680mあたりでテープがあり、そこから西の斜面に取り付きました。尾根道をさらに約1時間、特に歩きにくい箇所もなく、順調に標高950mを越えて山頂に近づきました。
ここからは私がルートを外した言い訳です。
標高960mあたりで尾根の西側に巻き道が出てきます。それを辿った突き当りで進路にいささか悩みました。事前の確認でルートが東の尾根筋であることは分かっていたものの、左(西)にトラバースしていく微かなラインがあるようにも見えます。そちらを辿れば山頂から南西に伸びた尾根に乗り、比較的楽に登頂できそうだと判断し、西へ進んでみました。ガーミンの地図で現在地と地形が判り、登りのごく短い区間ならではのチャレンジです。
南西尾根には特に障害もなく簡単に辿り着きました。そこには後に山頂でも見掛けるフェンスの支柱のようなものが残っていました。あとは山頂南端までの標高差約50〜60m、いよいよ待望の?ヤブへの突入です。なるべくヤブの薄い所、傾斜の緩い所を狙い、やや西から回り込むように高みを目指します。県境尾根のようなネマガリダケの密集したハードなヤブならお手上げですが、せいぜい写真程度のライトなヤブでした。結局10分余りで正規ルートに合流し、泉山を眺めてささやかな満足感に浸ることができました。
下山は正規ルートのヤブのトンネルを降りましたが、私の辿った南西尾根よりも傾斜は急で、ササも手強いように感じました。もちろん足元に道がある分、歩きやすいのは確かです。
(なお、私は自分の辿った登路にテープ類は付けておらず、剪定もしていません。)
岡山の山百選のうち、鏡野町内では、どうもこの湯岳がバス利用で登った最後の一座になってしまいそうです。腕や足に多少の傷が残り、トレッキングパンツも少し破れてしまいましたが、前日の天ヶ山とはまた異なった趣きを味わうことができました。
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