感動・快感・ちょっとキツかった金峰山。(瑞牆山荘からピストン)
- GPS
- 10:25
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 1,276m
- 下り
- 1,266m
コースタイム
- 山行
- 7:48
- 休憩
- 2:33
- 合計
- 10:21
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
無料駐車場あります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
瑞牆山荘隣に有料トイレあり。登山道入り口に登山ポストあります。 雪はありませんでした。しかし、霜が凍ってその上に砂が被っていた所があり滑りました。 富士見平小屋から瑞牆山荘への下山で、林道を過ぎたところから落ち葉で下山ルートが判りづらくなり、知らぬ間に西側にそれていました。登りの時、登山道を注意深く観察しておくとよい。 |
その他周辺情報 | 増富温泉 |
写真
感想
念願の金峰山へ瑞牆山荘からのコースで踏破できました。
これまで山梨県内で山に登った時は、富士山と並んで、金峰山を欠かさずに探していました。その山頂の小さく尖った五丈石を確認しては、「早く金峰山に行きてー」と心の中で叫んでいました。まさに念願が叶ったという感じです。
瑞牆山荘から富士見平小屋までのコースで林道を横切るまでは、たくさんの落ち葉が歩くルートを隠していました。また、森の中で風景に特徴が少ないように思います。今回、以前に歩いた道とは違う道を登ったように感じています。それでも、登りだと目的の場所に辿り着きますが、下山時は目的の場所とかなり離れた場所に辿り着く事がありそうです。今回はまさにそれでした。
富士見平小屋から大日岩までは、石が多い登山道でゆるやかに高度を上げていく、という感じです。余り眺望は期待できませんが、途中の分岐で鷹見岩の展望台へ登ることができます。今回は挑戦を控えました。
大日岩は天然の展望台です。南アルプスの主峰達が望めます。八ヶ岳からは、左から仙丈、甲斐駒、北岳の順序で並んでいましたが、ここからは甲斐駒、仙丈、北岳の順序で見えました。
大日岩から砂払いノ頭までは原生林の中を歩きます。今回はこの間が80分かかりました。やや傾斜がきつくなるのは後半の半分でした。時折冷たい風が通り抜けます。
砂払いノ頭に来ると、突然に展望が開け、富士山が見え始めます。稜線には人の丈ほどもある石がゴロゴロしていて、その上を歩く事もしばしばです。すぐに、五丈石が見え始めます。そして、千代の吹上の断崖絶壁の光景には圧倒されました。その一方で、金峰山の北側斜面はハイマツが自生したゆるやかな裾野のようでした。南側の断崖絶壁とは正反対の山容に驚きました。
後ろを振り返ると、瑞牆山の岩峰を見下ろすことになり、木々が生い茂った山から奇岩乱立した様子がよくわかりました。
稜線を歩く事1時間、五丈石に辿り着きます。近くでみるとでかいです。さすがに、下界からでも確認できるほどの巨岩だと思いました。
金峰山の山頂はとても広く、五丈石が南の突端で、その北東方向に100mほど行ったところにもやや大きめな石が積み重なった場所があります。その間が比較的平らな場所で、小学校の校庭ほどの広さがあります。この日は大勢の老若男女が詰め寄せ、お祭りのような人だかりでした。山頂を吹く風は強く冷たいのですが、五丈石の岩陰に隠れて風を凌ぐことができます。
五丈石を中央にして富士山と北岳などの南アルプスの山々をいっしょに展望でき、これまでに登った山々も確認することもできました。また、八ヶ岳の大きさを実感できる眺望もすばらしいものでした。
金峰山は期待していた通りの抜群の光景を見せてくれた山でした。これから色々な山に登り金峰山を眺めた時に、この日のことを思い出すことでしょう。
感想の投稿が遅くなりました。
それからコメントを頂いたra-menさん、私達にとって初めてのコメントでしたのでビックリするやら嬉しいやらで、本当にありがとうございました。
今回は初めて瑞牆山荘からの金峰山でした。
私が一番最初に登山を始めたのが金峰山で、十数年前でした。
知識も装備もいい加減で、今思えばの辛かったことだけが残ってます。
その後2012年に妻と行き、そして今回shimikinという山友との山行です。
大弛峠からのルートより瑞牆からのほうが時間も距離も長かったので、後半の上りはかなりきつくshimikinの足を引っ張る形になってしまい申し訳なかったです。
(自分の耐力の無さを痛感しました。)
しかしさすが日本百名山!森林限界を超えてからの眺めも良く、また山頂での眺めは最高に素晴らしく、疲れが吹っ飛ぶとはまさにこのことでした。
更に山頂でサプライズがあったのです。(すみません。これは内緒!)
そのせいか1時間以上も長居をしてしまい、また下りのルートを最後のところで間違えてしまい、駐車場に着いたのは5時でした。
そんなわけで標準コールタイムより長くかかったんですが、天気も良く素晴らしい山行となり、また一つ心に残る山が増えました。
shimikinさん、hanekkoさんおはようございます。
天気が最高ですね!金峰山は私も昨夏、瑞牆山とセットで登りました。この時も最高の天気で、瑞牆山頂から見た富士山と八ヶ岳の美しさは今までで一番かもしれません。金峰山は森林限界を突破したあと、千代の吹上の迫力や山頂への稜線美、そこからの展望すべてが最高ですよね!これもまた今まで歩いてきた登山道の中でも私の中ではかなり上位です。しかし金峰山からは大菩薩嶺や乾徳山も見えるのですね。山座同定は苦手なので全然知りませんでした。もっと勉強して必ず再訪しようと思います。
はじめまして、ra-menさん。
自分達の記録に初めてコメントをいただいたので、とてもうれしいです。
今回の金峰山は天候に恵まれて最良の山行になりました。
毎日眺めていた金峰山ですが、稜線美や大パノラマの展望のすばらしさは、そこまで登らなければ分からなかったと思います。
金峰山は「甲州の北鎮」と言え、印象的な五丈石があるので、山梨県内の広い場所から確認できます。山に登った時も同じで、かなりの場所から確認できます。
登ったことがある山を別の場所から確認することも、私の楽しみのひとつです。
ra-menさんは、瑞牆山と金峰山をセットにしたとは、すごい健脚ですね。私など、瑞牆山の巨岩・奇石の合間を縫って登る急登に、「さすが日本百名山だ」と感服した思い出があります。これからは、ra-menさんの記録も拝見させていただきます。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する