奥穂高岳 MyGW晴れ晴れ登山

2023年05月09日(火) ~ 2023年05月11日(木)

• GPS: 56:08
• 距離: 35.2km
• 登り: 1,822m
• 下り: 1,814m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:15
• 休憩: 0:39
• 合計: 7:54

距離 15.5km 登り 908m 下り 75m

7:10 上高地バスターミナル
7:14 無料トイレ
7:25 小梨平
8:25 明神館
8:30 徳本口
9:07 徳沢公衆トイレ
9:29 9:30 新村橋
10:09 10:30 横尾
10:55 横尾岩小屋跡
12:02 本谷橋
13:17 大崩落地
13:40 13:57 Sガレ
14:54 涸沢
15:04 涸沢小屋

2日目

• 山行: 4:54
• 休憩: 2:18
• 合計: 7:12

距離 2.3km 登り 747m 下り 194m

7:39 宿泊地
8:55 9:01 ザイテングラート
10:17 11:11 穂高岳山荘
12:30 13:48 穂高岳
14:51 穂高岳山荘

3日目

• 山行: 6:54
• 休憩: 1:04
• 合計: 7:58

距離 17.2km 登り 63m 下り 1,539m

7:20 穂高岳山荘
7:49 7:52 ザイテングラート
8:53 8:58 涸沢小屋
9:02 9:06 涸沢
9:29 Sガレ
9:40 大崩落地
10:15 本谷橋
10:59 横尾岩小屋跡
11:23 11:38 横尾
12:36 12:53 徳澤園
12:55 12:56 徳沢公衆トイレ
13:48 徳本口
13:58 14:04 明神館
14:57 14:58 河童橋
14:58 14:59 無料トイレ
15:03 15:14 上高地バスターミナル
15:18 ゴール地点

往路横尾までログをとるのを忘れていたため手書きになってしまった。現在新村橋架け替え工事をやっていて、横尾手前まで右岸を歩くようになっている。

天候

三日間晴天

アクセス

利用交通機関：

自家用車

あかんだな駐車場ー上高地

コース状況／危険箇所等

残雪少なく本谷橋から上は夏道通しに歩く。
白出コルからの奥穂取り付きにある雪壁はピッケル、出っ歯アイゼン必須。

その他周辺情報

平湯温泉ひらゆの森の料金が200円値上がりして700円になっていた。
あかんだな駐車場の精算機は10000円札が使えなかったので守衛のおっちゃんに両替してもらった。

写真

前日(8日）夕方に平湯到着し、ひらゆの森でゆっくり。かがり火が燃える玄関は老舗の旅館みたいで雰囲気がある。

9日、あかんだな駐車場始発で上高地入り。
登山者は見えるが観光客はほとんどいない時間。

これはいかがなものか・・徳澤テント場にできていた　レンタルテント。
国立公園内でもブームに乗って客寄せなのかな？

井上靖はこの豪華な宿を想像できてたろうか？もはや山小屋ではない。

新村橋は架け替え工事中。横尾手前まで右岸を歩く。

横尾橋。　さあ、この先から山やの世界、と思っていたが、時々高尾山ハイキングのような登山者もいないわけではない。涸沢までという半観光客も大勢見えた。

自分は登ることもないのに、なぜかいつも見上げてしまう「屏風岩」　

本谷橋は雪のためまだ架けられてなかった。

残雪が少ないためほぼ夏道を行く。

横尾本谷の残雪状況。好きものが入って行くところらしい。

奥穂高岳、涸沢岳が見えてきた。が、見えただけで先が遠い。

涸沢ヒュッテも見えてきた。が、見えてきただけ。
なかなかたどり着けない。

やっと涸沢小屋到着。
景色は素晴らしいが、よれよれだ。

前穂北尾根に夕陽があたりアルペン的雰囲気がいい感じ。

涸沢小屋夕食。缶酒を一杯やりながら明日の登りに備える。

二日目朝。こりゃまた素晴らしいお天気。
涸沢から見上げる穂高岳のモルゲンロートは格別なもの。

小屋出発前に前穂高岳をバックにパチリ。気分が上がる一瞬。　このあとは残念な歩きだが・・

三分の一ぐらい登って稜線到着時間が気になりだした。
あまりにもスピードが遅すぎるのだ。

小豆沢中間を登る。ヨレヨレで足が上がらずつらい。

白出コル手前で大休止。もう少しだと分かっていても次の一歩がなかなか上がらない。

白出コル到着。　かなりの疲労だが4年前のリベンジに燃えている。

一つ目の雪壁を見上げるとスキーを担いだ先行パーティーがちょうどポイントを登っていた。初めて登るところではないが気を引き締めて取り付く。

雪壁の途中左側岩稜帯に逃げてパチリ。
アキレス腱が悲鳴を上げそうだ。

予想していたより雪面がゆるんでいないため、アイゼンの前歯をガンガンと蹴り込みながら上がっていく。

二つ目の雪壁が見えてきた。
遠目にはなんてことない斜面なんだが。

左手岩場寄りに足跡があったのでー　ちょっとズルしたみたいだった。

奥穂高岳とうちゃこ。
静かな頂上で一人ニタニタ。15分ほどすると2組3人上がって来られ談笑。

右にジャンダルム。左奥に乗鞍岳。爽快、爽快。

大キレットの向こうに槍ヶ岳。穂先に雪がなくアイゼン不要との情報あり。

中央に前穂高岳。右へ明神岳。沢の雪が少なく登下降が難しくなってるとの情報あり。

上高地を見下ろす。昨日はあっちからこっちを見ていた。

三日目朝。気温マイナス8℃。よく冷えておりました。雪が締まっているうちに小豆沢を降りてしまおう。

笠ヶ岳に朝陽が射してきた。

前穂高岳はシルエット。でも、幻想的。

🎼穂高よさらば〜(^^♪　又来る日まで♫　って又来ることができるかわからんが・・

名残惜しいが下山にかかる。

徳澤〜明神で猿の群れに遭遇し、見下ろされた。意識は人間より上位か。

ニリンソウの群落がすばらしい。絨毯を敷き詰めたような箇所がいたるところにある。

今年は開花が少し早く今がちょうど満開だそう。

サンカヨウはこれから。

珍しくもないが取り敢えずパチリ。エンゴサク。

ハシリドコロもけっこう咲いていた。

花の写真を撮りながら上高地着。
中央雲のあたりからなんとか下山。怪我なくOK。

予期せぬおまけ。　今回宿泊した穂高岳山荘は100周年ということで記念バッジがもらえた。
ちょっとしたことが嬉しいジジイです。

20年前にいただいた80周年記念の巾着。
息子が高校1年の時、アルプスデビューの山行で西穂ー奥穂を縦走した時のもの。親子で2枚いただきました。

装備

個人装備

ザック中 ヤッケ上下 ドライメッシュ 長袖シャツ 中間着 防寒フリース ズボン アンダータイツ ダウンジャケット 靴下 グローブ ロングスパッツ 帽子 バンダナ タオル 冬登山靴 計画書 地図GPS コンパス ホイッスル ヘッドランプ 予備電池 ラジオ レスキューシート ガムテープ 新聞紙 ファーストエイドキット 常備薬 保険証写し シュリンゲ2m ライター(マッチ) ナイロン袋大中 ペーパー サングラス コンタクト 腕時計 カメラ スマホ 温度計 ツェルト ヤマモリ 飲料水 保温ポット 行動食 予備食 サプリメント ナイフ 箸スプーン いびき防止テープ ストック ピッケル 12本アイゼン

感想

fukuichi

4年前に同じルートで向かったが、悪天と喘息悪化のため穂高岳山荘までしか行けなかった。今回三日間晴天に恵まれ充実したMyGWとなった。

コメント

ratel

fukuichiさん、こんばんは！！
残雪の奥穂高岳！！素晴らしい景色ですね😊
僕も、夏あたりにと計画していました。
それにしても、天気も当たりで最高の山歩きですね！！

fukuichi

ratelさん 天気良すぎて日焼けで大変です。晴れ過ぎて雲海も見れませんでした。贅沢言えば切りがないですがね。