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Yamareco

記録ID: 549834
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

初冬の塩見岳

2014年11月18日(火) ~ 2014年11月19日(水)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
30:10
距離
27.2km
登り
2,538m
下り
2,531m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:19
休憩
0:32
合計
7:51
8:49
8:59
181
12:00
12:06
18
12:24
12:24
58
13:22
13:36
127
15:43
15:45
15
16:00
塩見小屋を下った樹林帯
2日目
山行
7:57
休憩
1:23
合計
9:20
5:00
0
塩見小屋を下った樹林帯
5:00
5:10
63
6:13
6:40
3
6:43
6:51
2
6:53
6:58
47
7:45
7:45
143
10:08
10:23
55
11:18
11:32
14
11:46
11:46
102
13:28
13:32
48
14:20
鳥倉林道ゲート(駐車場)
自宅4:00発〜鳥倉林道ゲート8:00着
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中央自動車ICから松川IC鳥倉林道ゲート駐車場へ(所要時間:1時間10分)。鳥倉林道は12月26日〜4月下旬まで冬季閉鎖される。
コース状況/
危険箇所等
<積雪状況>
・登山口から三伏峠までは北側面で数センチ程度。少々凍結。日当たり箇所には雪は無し。アイゼン必要無し。
・三伏峠から塩見小屋付近までは、5cm〜10cm。アイゼン必要無し。
・塩見小屋から頂上までは、10cm以上。吹きだまりで30cm程度。岩が剥き出し箇所もあるがアイゼン必要。
その他周辺情報 塩見小屋はリニューアルするようで、2年後の平成28年7月まで営業してていないという看板がありました。
駐車場から鳥倉登山口間での鳥倉林道から、中央アルプスが美しい。登山日和で今回の塩見岳登山が楽しみだ。
2014年11月18日 07:53撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/18 7:53
駐車場から鳥倉登山口間での鳥倉林道から、中央アルプスが美しい。登山日和で今回の塩見岳登山が楽しみだ。
標識には、「ここから三伏峠まで3時間」書いてあります。
2014年11月18日 08:50撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/18 8:50
標識には、「ここから三伏峠まで3時間」書いてあります。
登山口から三伏峠間にこのような1/10〜9/10の標識あり。まずは1/10。
2014年11月18日 09:15撮影 by  iPhone 5, Apple
1
11/18 9:15
登山口から三伏峠間にこのような1/10〜9/10の標識あり。まずは1/10。
1/10と2/10の中間点の積雪状況、数cm。木々には鹿による食害防止の為と思われるビニールひもが巻いてある。
2014年11月18日 09:21撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/18 9:21
1/10と2/10の中間点の積雪状況、数cm。木々には鹿による食害防止の為と思われるビニールひもが巻いてある。
2/10地点と積雪状況。
2014年11月18日 09:34撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/18 9:34
2/10地点と積雪状況。
3/10地点。
2014年11月18日 09:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/18 9:48
3/10地点。
4/10地点の積雪状況。鳥倉ルートは北斜面なので融雪していない。
2014年11月18日 10:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/18 10:04
4/10地点の積雪状況。鳥倉ルートは北斜面なので融雪していない。
5/10地点。登山口からここまで1時間25分でした。
2014年11月18日 10:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/18 10:19
5/10地点。登山口からここまで1時間25分でした。
鳥倉ルートには、このような梯子が所々にあります。スリップに注意しながら。
2014年11月18日 10:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/18 10:22
鳥倉ルートには、このような梯子が所々にあります。スリップに注意しながら。
6/10地点の積雪状況。
2014年11月18日 10:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/18 10:32
6/10地点の積雪状況。
コル地点から40分くらい登ったところにある水場。気温−4℃で氷柱も。
2014年11月18日 10:52撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/18 10:52
コル地点から40分くらい登ったところにある水場。気温−4℃で氷柱も。
8/10地点の状況。(あれ? 7/10地点を見逃したみたい)
2014年11月18日 11:19撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/18 11:19
8/10地点の状況。(あれ? 7/10地点を見逃したみたい)
豊口山分岐点。
2014年11月18日 11:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/18 11:26
豊口山分岐点。
塩川小屋下道路崩壊の為、全面通行止めとなっています。
2014年11月18日 11:27撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/18 11:27
塩川小屋下道路崩壊の為、全面通行止めとなっています。
9/10地点の積雪状況。三伏峠小屋まであと少しだ!
2014年11月18日 11:32撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/18 11:32
9/10地点の積雪状況。三伏峠小屋まであと少しだ!
霧氷の木々と塩見岳が見えてきた。
2014年11月18日 11:42撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/18 11:42
霧氷の木々と塩見岳が見えてきた。
仙丈ヶ岳、甲斐駒、白根三山も見えてきたぞ。
2014年11月18日 11:47撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/18 11:47
仙丈ヶ岳、甲斐駒、白根三山も見えてきたぞ。
小屋まで徒歩200歩。私は270歩で、短足を自覚。
2014年11月18日 11:55撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/18 11:55
小屋まで徒歩200歩。私は270歩で、短足を自覚。
三伏峠小屋に到着。標識通り3時間かかりました。
2014年11月18日 12:00撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/18 12:00
三伏峠小屋に到着。標識通り3時間かかりました。
えっ!冬季小屋の案内と「塩見小屋付近には幕営禁止」の案内。今日の予定は、塩見小屋の幕営の計画なんだけど。まあ行って見っか。
2014年11月18日 12:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/18 12:01
えっ!冬季小屋の案内と「塩見小屋付近には幕営禁止」の案内。今日の予定は、塩見小屋の幕営の計画なんだけど。まあ行って見っか。
三伏峠小屋からの塩見岳と霧氷。
2014年11月18日 12:01撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/18 12:01
三伏峠小屋からの塩見岳と霧氷。
小屋付近の水場(右側方面)と塩見岳(左側方面)の分岐点。
2014年11月18日 12:10撮影 by  DSC-RX100, SONY
11/18 12:10
小屋付近の水場(右側方面)と塩見岳(左側方面)の分岐点。
三伏山からの塩見岳の素晴らしい展望。左には白根三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)も。
2014年11月18日 12:21撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/18 12:21
三伏山からの塩見岳の素晴らしい展望。左には白根三山(北岳、間ノ岳、農鳥岳)も。
甲斐駒ヶ岳から塩見岳のパノラマ写真。
2014年11月18日 12:22撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/18 12:22
甲斐駒ヶ岳から塩見岳のパノラマ写真。
霧氷も青空に映えて、すばらしい。
2014年11月18日 13:18撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/18 13:18
霧氷も青空に映えて、すばらしい。
登山口から4時間半。本谷山にて、塩見岳を眺めながら、しばしの休憩。
2014年11月18日 13:21撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/18 13:21
登山口から4時間半。本谷山にて、塩見岳を眺めながら、しばしの休憩。
塩見小屋付近での真っ白な霧氷が綺麗でした。
2014年11月18日 15:27撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/18 15:27
塩見小屋付近での真っ白な霧氷が綺麗でした。
塩見小屋付近からの塩見岳。明日はあの急登を登るんだ。わくわく。でも、この付近は幕営禁止なので、樹林帯まで戻って幕営。
2014年11月18日 15:48撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/18 15:48
塩見小屋付近からの塩見岳。明日はあの急登を登るんだ。わくわく。でも、この付近は幕営禁止なので、樹林帯まで戻って幕営。
2500m付近の樹林帯にて幕営したが朝4時のテント内の気温が-9℃で熟睡できず。幕営箇所を5時出発。日の出までに、頂上を目指したが途中、間に合わないかと焦ったが日の出前に無事到着。
2014年11月19日 06:25撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/19 6:25
2500m付近の樹林帯にて幕営したが朝4時のテント内の気温が-9℃で熟睡できず。幕営箇所を5時出発。日の出までに、頂上を目指したが途中、間に合わないかと焦ったが日の出前に無事到着。
6:25に富士山の左(北側)の裾野から日の出が始まる。
2014年11月19日 06:25撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/19 6:25
6:25に富士山の左(北側)の裾野から日の出が始まる。
今回は、この日の出を見る為に、塩見小屋近くまで頑張ったが、山頂から見る日の出は、どこの山でも本当に素晴らしい。早起きは三文の得という感じです。
2014年11月19日 06:26撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/19 6:26
今回は、この日の出を見る為に、塩見小屋近くまで頑張ったが、山頂から見る日の出は、どこの山でも本当に素晴らしい。早起きは三文の得という感じです。
白根三山も朝日に照らされ出しました。
2014年11月19日 06:27撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/19 6:27
白根三山も朝日に照らされ出しました。
塩見岳の東峰の右側には悪沢岳、赤石岳も照らされて。
2014年11月19日 06:29撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/19 6:29
塩見岳の東峰の右側には悪沢岳、赤石岳も照らされて。
中央アルプスの裾野に、塩見岳のシルエットが富士山のような形で映されて。遠くには、乗鞍岳、北アルプスの山々もくっきりと。
2014年11月19日 06:39撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/19 6:39
中央アルプスの裾野に、塩見岳のシルエットが富士山のような形で映されて。遠くには、乗鞍岳、北アルプスの山々もくっきりと。
東峰から望む仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、白根三山の山々。
2014年11月19日 06:45撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/19 6:45
東峰から望む仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、白根三山の山々。
西峰にて、白根三山をバックに。昨日も今日も、高気圧が張りだし、等圧線も幅広く、氷点下10℃以下だったと思うが、まったく風が無かったので、頂上でゆっくりと1時間くらい満喫。
2014年11月19日 06:57撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/19 6:57
西峰にて、白根三山をバックに。昨日も今日も、高気圧が張りだし、等圧線も幅広く、氷点下10℃以下だったと思うが、まったく風が無かったので、頂上でゆっくりと1時間くらい満喫。
登りは暗いうちに登ったので、下りの時に撮った塩見岳の岩場の登りルートです。
2014年11月19日 07:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/19 7:04
登りは暗いうちに登ったので、下りの時に撮った塩見岳の岩場の登りルートです。
塩見岳から、天狗岩撮影。遠くには塩見岳のシルエット。
2014年11月19日 07:04撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/19 7:04
塩見岳から、天狗岩撮影。遠くには塩見岳のシルエット。
塩見岳の登山ルートが良くわかります。こんな斜面を登ったんだ。でも、見た目ほどよりは、登り易かった。
2014年11月19日 07:17撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/19 7:17
塩見岳の登山ルートが良くわかります。こんな斜面を登ったんだ。でも、見た目ほどよりは、登り易かった。
塩見小屋付近からの天狗岩と塩見岳を振り返る。
2014年11月19日 07:43撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/19 7:43
塩見小屋付近からの天狗岩と塩見岳を振り返る。
塩見岳を何度も何度も振り返り、達成感と満足感を味わいながら下山。
2014年11月19日 11:21撮影 by  DSC-RX100, SONY
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11/19 11:21
塩見岳を何度も何度も振り返り、達成感と満足感を味わいながら下山。

感想

冬山登山シーズン到来ということで、東北方面の日本百名山を登ろうかと思ったが、天候がいまいちだったので、晴天が続く予報の南アルプスの百名山登山62峰目として塩見岳に決定。まずは、今シーズンの冬山慣らしということでテント泊とした。南アルプスはアプローチする距離が長いが、鳥倉林道のゲートまで車で走りながら、昔の人はこんなに山奥まで全て歩きで登山していたことに感心し、林道を作った方々に感謝しながらゲートに駐車。前日入った登山者は一人だけと、工事現場の方が教えてくれた。トレースもあるかとチョッと安堵感。積雪の状況は写真のコメントの通り。登山口に、塩見小屋付近の幕営は禁止とあり、意味がわからず、三伏峠小屋には、明確に禁止と書いてあり、とは行っても、今回の山行は明日、塩見岳にて日の出の写真と撮る計画だったので、とりあえず塩見小屋まで行った。理由は小屋近辺での汚物の問題で困ったいるようで、付近での幕営は禁止とあったので、樹林帯まで下山し幕営。山頂で日の出を見るために5時にヘッドランプの灯りを頼りに出発。事前調査の日の出の時間は6時16分となっていたので、日の出に、間に合わないかと焦ったが、スピードアップしながら6時13分に到着。実際の日の出は6時25分だった。この2日間、晴天が続く、且つ風が殆ど無く、-10℃以下の気温だと思うが、頂上で長く滞在していても寒くなく、ゆっくりとこの塩見岳頂上からの展望を楽しむことができた。冬山はテント装備の重量でつらいが、冬山の魅力は、厳しいだけに、達成感を多く味わえて、また下界で見ることが出来ない別世界の景色と冬山ならでの素晴らしさがある。

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未入力 塩見・赤石・聖 [2日]
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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