霧ヶ峰 八島湿原・蝶々深山・車山

2023年05月16日(火) [日帰り]

• GPS: 04:20
• 距離: 11.3km
• 登り: 426m
• 下り: 433m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:49
• 休憩: 0:28
• 合計: 4:17

9:12 八島湿原バス停・駐車場
9:29 9:29 鎌ヶ池
10:08 10:12 物見岩
10:35 10:36 蝶々深山
10:54 10:54 車山肩
11:08 11:08 車山高原リフト山頂駅
11:10 11:32 霧ヶ峰
12:07 12:08 車山肩分岐
12:34 12:34 沢渡
13:00 13:00 ヒュッテみさやま
13:29 八島湿原駐車場

＜往路＞
　7：00　安曇野穂高発　渋滞　入山辺　三城　扉峠　ビーナスライン
　9：10　八島湿原駐車場
＜復路＞
13：40　八島湿原発
15：10　自宅着

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

松本　入山辺・三城・扉峠経由　ビーナスライン　八島湿原駐車場

コース状況／危険箇所等

問題ない

その他周辺情報

扉温泉など　諏訪方面へ降りても温泉多数

写真

5/16 9:15

八島湿原より蝶々深山・車山

5/16 9:28

鎌ヶ池・車山

5/16 9:43

水芭蕉

5/16 10:01

鷲ヶ峯・三峰山・美ヶ原・男女倉山（ゼブラ）

5/16 10:08

物見岩
乗鞍・北アルプス

5/16 10:09

カネゴンと車

5/16 10:14

蝶々深山・車山

5/16 10:34

蝶々深山1836m
北アルプス・穂高・槍展望

5/16 10:36

蓼科山・北横岳・縞枯山

5/16 11:03

蓼科湖

5/16 11:11

車山山頂から
八ヶ岳・富士山もうっすら

5/16 11:11

中央アルプス
手前山火事跡・ガボッチョ山

5/16 11:16

北アルプス・八島湿原

5/16 11:27

南アルプス
鳳凰・甲斐駒・北岳・仙丈ヶ岳など

5/16 11:27

美ヶ原

5/16 11:29

志賀高原・菅平・浅間山

5/16 11:33

気象レーダーと蓼科山

5/16 11:34

御嶽山・乗鞍岳
手前が焼失後

5/16 11:39

山頂のレーダー
登山道が防火帯の役目をしたようだ

5/16 11:58

守屋山・中央アルプス
手前がガボッチョ山

5/16 12:10

車山肩から沢渡へ
鉢伏山・鷲ヶ峰・三峰山・美ヶ原

5/16 12:12

蝶々深山

5/16 12:17

鷲ヶ峰

5/16 12:47

右足ハムストリングが痙った

5/16 12:54

御射山

5/16 13:15

木道で振り返る

5/16 13:25

かも・キジなど現る

5/16 18:21

本日新聞に山火事のことが出ていた

撮影機器：

iPhone X 64GB SIMフリー Apple

感想

furuhiro

2023年（令和5年）5月16日（火）

霧ヶ峰 八島湿原・蝶々深山・車山

八島湿原から歩き始める。
修学旅行だろうか湿原前は大賑わいで写真撮影をしていた。
鎌ヶ池方面の木道に入ると嘘のように静かになった。

五月晴れの下に湿原が広がる。
鎌ヶ池は光を浴びて枯れ草の中で輝く。
目の前には車山が薄茶色に染まりなだらかな山容を見せている。

樹林帯の木漏れ日の下では小鳥のさえずりがいい。
小川の心地よいせせらぎ。
水芭蕉だろうか小川の脇に緑の葉を見つけた。
標高1600m付近ではようやく唐松の芽吹きが始まり、その緑が鮮やかだった。

木々がなくなり振り返ると大きな茶色に染まる湿原。
その先鷲ヶ峰の山頂まで見渡せ、三峰山の三角錐もくっきりと見られた。
残雪の北アルプスも眺められ、吹く風が心地よさから涼しい、いや寒いくらいにになった。

ウインドブレーカーを着込み展望地物見岩に着く。
物見岩は怪物のようで見る角度によるが、カネゴンか。
大岩は車山、そして乗鞍岳、御嶽山などとツーショットがいい。

蝶々深山へと進む道。
まだ蕾堅いレンゲツツジの見られる笹の高原を進む。
霧ヶ峰独特のなだらかな丘陵の光景の先には蓼科山が大きく現われる。
車山には円い気象台レーダーが太陽の光を受けて白色を際立たせる。

車山へのリフトが動いていなくハイカーも少ない感じだ。
リフト脇を登り山頂に出る。
一番気がかりなのは最近発生した山火事の状況だ。
目に飛込んできたのは山頂付近まで黒焦げた山肌が見られたことだ。

ガボッチョ山付近は真っ黒で、車山肩へと広がりそうだったが肩からの登山道を境に東側への延焼はなかった。
ちょうど登山道の道幅が広いために防火帯の役目を果たしたのか。
ビーナスラインも同じ役目を果たし大きな山火事ではあったが、さらに広がるのは免れたように思われた。

と衝撃的な風景ではあったが。
車山山頂からの絶景はそのままで素晴らしい。
360度、八ヶ岳、南・中央・北アルプスそして美ヶ原さらに志賀高原、菅平、浅間山までぐるっと絶景が広がっていた。
うっすらと八ヶ岳の編笠岳の肩には富士山も見ることができた。

下山は車山肩方面へ左側は黒焦げた山肌、右手は笹原の繁る道を下る。
肩付近のニッコウキスゲの群落地は難を逃れたようだ。
沢渡へと急坂を目の前に八島湿原を眺め下った。

足への異変が起きたのがこの下り。
右足のハムストリングが痙るような感じが一度した。
沢渡を過ぎ、御射山のロッジ手前の林道でハムストリングに痛みが走り、痙ってしまった。

座り込むと本当に動けなくなる感じもあり、立ったまま。
最近よく痙るので持参していた「コムレケア」を飲む。
しばらくリラックスするように深呼吸、徐々に足裏を延ばすなどして痛みが治まってくるのを待った。
少し痛みが収まってきたところで腰を下ろして水分、塩タブレットなど補給ししばらく休む。
何とかハムストリングの痛みが取れ、動くことができるようになった。

家に帰り、ハムストリングがつったときの効果的なツボを調べた。
�”�郄（ふげき）膝裏
�⊥嵬隋覆い鵑發鵝防�裏とお尻太腿境目の中間部
��承扶（しょうふ）お尻太腿の境目・奥の太い骨に当たる所
基本は、暖めて延ばすことのようだ。

八島湿原の木道を歩き振り返ると車山が見送ってくれた。
小さな黄色い花咲く湿原の先には鷲ヶ峰が大きく見られる。
私の足音で驚き突然バッサと湿原の小川からカモのつがいが飛び立つ。
ギャーと甲高い声を響かせ笹原からはキジのつがいが飛び去った。

ふるちゃん