中八人山
- GPS
- 08:15
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,514m
- 下り
- 1,507m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・登山口から尾根まで登り2時間の急坂、特にこの下りはキツイ。 尾根は長いが緩やかなアップダウンが続く。 ・踏み跡の無い処、テープも少なく標識がほとんどないので天候の良くないときや季節によっては迷いやすい。 |
写真
感想
《古き時代の大峰の姿を残す異端の寂峰》
中八人山は、大峰山脈南部の芦廼瀬川源流部、証誠無漏岳から西に派生する尾根にある妙な名前の山。訪れる人もまれなヤブ山だが、古き時代の大峰山脈の姿を今にとどめる。山名の由来は定かではないが、所有者が八人いたからという説も残る。山頂には展望はない。
前日、大峯でも大阪からアクセスが最も遠い中八人山、大阪から3時間半掛けて風屋を通過し、国道から滝川沿いの道に入る。滝谷橋の登山口前のスペースに駐車しテントを張り翌日に備える。ここから石仏山経由で中八人山を目指す。
早朝6:30出発。登山口から山作業用モノレールと鹿除けネットに沿いながら急坂を登る。途中、朝焼けに染まる天竺山が見える。急坂はPeak999まで約2時間続く。そこから緩やかな尾根道を暫く進み9:00石仏山の山頂に到着します。樹木に囲まれ何もない場所です。
ここから尾根を東に進んで行くが、勾配は和らぎ風通しの利く尾根歩きとなり、カサカサと落ち葉を踏みしめながらの歩きは気持ちが良い。
稜線上の幾つかのPeak、大塚の森や宮ノ谷ノ頭を通過して10:45西八人山山頂に到着する。
落葉した樹林の山頂の正面に見える丸い山が中八人山。そして南に延びる大きなPeakが南八人山です。ここに来るまでの稜線上にはほとんど案内表示やテープがなかったが、この山頂にも西八人山の表示がどこにもない。
西八人山を一旦下り登り返すと中八人山の山頂だ。山頂表示を記す小さなビニールケースが木の枝にくくられている狭い山頂だ。そこには二等三角点「点名:内原」が設置されていた。
2人を残し、一旦南側に下って南八人山を目指す。 11:30南八人山に到着。広い山頂で視界も良く、北東には大峰奥駈道の稜線が伸び釈迦ケ岳や八経ケ岳までが遠望できた。 南八人山は最高峰で1408mあり中八人山より高い。
南八人山から引き返し、12:00中八人山で休息後、下山を始める。
最後の急坂を下り無事、14:30滝谷橋登山口に帰る。
最初の書き出しコピーが脳裏に残り、何か大きな期待を持ちながらの挑戦だったが、藪もなく道迷いの不安もなく、淡々と時間が経過した感じで山行が終了したようだ。少し物足りないそんな感じです。
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