戸倉峠ー三ノ丸（しそう回廊・新緑の原生林を歩く）

2023年05月21日(日) [日帰り]

• GPS: 08:22
• 距離: 17.2km
• 登り: 770m
• 下り: 729m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:26
• 休憩: 1:19
• 合計: 8:45

7:50 スタート地点 780ｍ 付近
8:15 8:18 戸倉峠 880m
9:17 9:20 1073 ﾋﾟｰｸ（一ノ丸）
10:20 10:35 1182 ﾋﾟｰｸ（二ノ丸）
11:10 11:10 県境尾根1270m付近から西へ(藪こぎ回避）
12:02 12:02 登山道合流(1365m付近)
12:22 12:25 三ノ丸休憩所
12:30 13:05 三ノ丸
14:10 14:10 県境尾根合流 1275m付近
14:52 15:02 二ノ丸 1182m
15:33 15:43 一ノ丸 1073m
16:20 16:20 戸倉峠
16:35 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

1. 危険個所はないが、ルートファインディング力を要するコース。
2. 真新しい熊の大きな足跡がありました。

その他周辺情報

・道の駅 はが／宍粟市波賀町原149　Tel [phone]
・道の駅 みなみはが／宍粟市波賀町安賀8-1　Tel [phone]

写真

5/21 7:52

旧戸倉トンネル手前の林道終点で登山開始前の記念撮影。絶好の登山日和となりました。今回は100名山踏破中の60代Nさんと70代5名のメンバー。

5/21 8:21

戸倉峠 880m から県境尾根への取付きの急登。

杉＆桧の人工林を過ぎると落葉・広葉樹林が拡がっています。

5/21 9:13

美しい新緑が拡がり、自然と笑みがこぼれ心優しくなれそうです。

戸倉峠から60分で P1073 の ”一ノ丸” 到着

5/21 9:24

原生林の始まりです。

5/21 9:38

最初に目についた杉の巨木の前で。

5/21 10:01

落葉・広葉樹の巨樹群の始まりです。

一ノ丸から 約1時間で二ノ丸（1182m）到着

「しそう天空回廊」の標識

5/21 10:47

巨樹の生命力の ”気” を感じたく抱きしめているA婆

5/21 10:48

凄まじい生命力を発揮している楓・巨樹の前で3人の婆。時を忘れさせてくれる処でもありました。

5/21 11:09

休憩適地の広場。ここからネマガイダケの藪こぎを避けるため県境尾根と別れ西よりトラバースぎみにコースをとります。

県境尾根 1270m 付近から約50分で登山道に合流。途中、赤テープも点在し沢水が数か所ありました。

5/21 12:36

加藤文太郎氏が ”兵庫穂高” と命名した ”三ノ丸1464m” 着。

往路のルートを戻ります。所々に赤テープの目印がありました。

藪こぎ回避ルート

藪こぎ回避ルート

藪こぎ回避ルート

5/21 14:28

県境尾根 1270m 付近の巨樹群に戻りました。

5/21 14:37

5/21 14:37

5/21 14:45

落葉・広葉樹の林。積雪の影響を受け根元が北東方向に曲がり規則正しく並んで林立していました。数100年後の姿は！と想像したくなります。

ホウの花

ギンリョウソウ

ギンラン

装備

共同装備

熊鈴 熊ｽﾌﾟﾚｰ

感想

sanseki1949

1. 2022年6月三ノ丸休憩所から県境尾根伝いに ”しそう天空回廊を経由し赤谷山-三室山 縦走” 山旅の際、ネマガリダケ の猛烈な藪こぎを強いられたもののその後の ”落葉・広葉樹の巨樹群に遭遇し、山仲間を案内したい想いがあり、1年ぶりに実現した山行。

2. 今回は藪こぎを回避すべく、ハイジーさんのヤマレコ山行記録(2022-5-22) を参考にさせて頂いた。昨年6月に辿った際の ネマガリダケ の藪こぎ90分間苦闘した時と大違いの快適さでした。歩いた回避ルートは途中赤テープも点在し、水場(沢水)も数ヵ所ありました。

3. また、P1073 を ”一ノ丸、P1182 を ”ニノ丸” と称されていたYamaya さんのヤマレコ山行記録(2016年11月）も参考にさせて頂きました。

4. 次回は、紅葉の時期に山仲間と再訪したいと思いました。

5. 我々が住む関西にこのような落葉・広葉樹の原生林（巨樹群）が存在することに、後世に残さねばならない貴重な樹林帯と思いました。先々にわたり関係者の配慮を願わずにはいられません。

6. 今回遭遇した生息動物： 蛇、鹿、真新しい熊の足跡、

7. コース定数 28／山行結果（8.4Hr-17.2km-△0.8km-▽0.7km）