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Yamareco

記録ID: 5524479 全員に公開 無雪期ピークハント/縦走 大山・蒜山

三鈷峰 〜大山の隣、イワカガミの咲く岩峰へ〜

情報量の目安: S
-拍手
日程 2023年05月21日(日) [日帰り]
メンバー
天候
アクセス
利用交通機関
車・バイク
大山寺の駐車場は冬季以外は無料ですが、9時過ぎに着いた時には第2駐車場までほぼ一杯で、私の車より後は第3駐車場へ誘導されていました。
経路を調べる(Google Transit)
GPS
07:04
距離
9.7 km
登り
900 m
下り
898 m

地図/標高グラフ


標高グラフを読み込み中です...
歩くペース 0.8~0.9(速い)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち54%の区間で比較) [注意事項]
表示切替:

コースタイム [注]

日帰り
山行
5時間20分
休憩
1時間37分
合計
6時間57分
S大山寺バス停09:4709:51大山館09:5210:00大山寺10:0110:15大神山神社10:1610:20元谷・下宝珠越分岐10:54下宝珠越10:5911:29中宝珠越11:3612:22上宝珠越12:2312:42ユートピア避難小屋12:47ユートピア分岐12:5213:01三鈷峰13:2113:28ユートピア分岐13:2913:34ユートピア避難小屋14:1114:13ユートピア分岐14:17ユートピア避難小屋14:31上宝珠越14:3514:40砂滑り14:4115:32元谷小屋15:3315:43元谷堰堤右岸分岐15:4415:59元谷・下宝珠越分岐16:0016:04大神山神社16:1116:31大山寺16:3216:36大山館16:3716:42大山寺バス停16:4316:44第2駐車場G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
登山道は明瞭で道迷いの心配はありませんが、路肩が切れ落ちている所やガレ場は十分注意しましょう。
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図

装備

個人装備 長袖シャツ サポーティングタイツ ジャンパー ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子(ハット) 登山靴 サブザック(19L) 昼食(冷凍スパゲッティ) 行動食(飴) 予備食(シリアルバー他) 飲料(お茶600mL 水400mL) シングルバーナー+OD缶(250mL) 深型パン 地図(行程図・地形図) スマートホン(GPS+ナビ) iPad mini(GPS+ログ) サブバッテリー カメラ 腕時計 ラジオ ヘッドライト 手拭い ティシューペーパー
共同装備 ラジオとヘッドライトは使用しませんでした。

写真

大山口から大山寺へ向かう途中。雲がかかっていなくて絶好の登山日和です。
2023年05月21日 09:05撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
大山口から大山寺へ向かう途中。雲がかかっていなくて絶好の登山日和です。
大山ナショナルパークセンター。この下の駐車場は一杯だったので、少し離れた第2駐車場に車を停めました。
2023年05月21日 09:33撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
大山ナショナルパークセンター。この下の駐車場は一杯だったので、少し離れた第2駐車場に車を停めました。
入山協力金\500を入れておきました。
2023年05月21日 09:35撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
入山協力金\500を入れておきました。
登山届は派出所で出しました。
2023年05月21日 09:52撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
登山届は派出所で出しました。
参道の向こうにそびえているのが三鈷峰です。
2023年05月21日 09:54撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
参道の向こうにそびえているのが三鈷峰です。
大山寺、いつもは寄らずに通り過ぎるのですが、今日は立ち寄ってみます。
2023年05月21日 09:59撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
大山寺、いつもは寄らずに通り過ぎるのですが、今日は立ち寄ってみます。
本堂は改修中のようですがお参りはできました。
2023年05月21日 10:02撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
本堂は改修中のようですがお参りはできました。
長い石畳を通って…
2023年05月21日 10:08撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
長い石畳を通って…
大神山神社にやってきました。こちらも改修中です。ここにもお参りしておきました。
2023年05月21日 10:14撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
大神山神社にやってきました。こちらも改修中です。ここにもお参りしておきました。
神社の右奥から森の中の登山道へ入ります。
2023年05月21日 10:23撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
神社の右奥から森の中の登山道へ入ります。
マムシグサ
2023年05月21日 10:24撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
マムシグサ
途中で左に折れて谷筋の道に入ります。
2023年05月21日 10:28撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
途中で左に折れて谷筋の道に入ります。
治山道路と交わります。
2023年05月21日 10:31撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
治山道路と交わります。
ここが、ユートピアコース登山口です。色々と注意書きがあります。
2023年05月21日 10:32撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
ここが、ユートピアコース登山口です。色々と注意書きがあります。
こういう自然の道が好き。
2023年05月21日 10:35撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
こういう自然の道が好き。
新緑が美しい。
2023年05月21日 10:46撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
新緑が美しい。
下宝珠越えに着きました。
2023年05月21日 10:58撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
下宝珠越えに着きました。
マイヅルソウ
2023年05月21日 11:04撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
マイヅルソウ
チゴユリ
2023年05月21日 11:04撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
チゴユリ
ブナの森が続きます。
2023年05月21日 11:09撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
ブナの森が続きます。
ミツバツツジ
2023年05月21日 11:18撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
ミツバツツジ
1
イワカガミが咲いていました。今年はもう見られないかと思っていたのでラッキーでした。
2023年05月21日 11:18撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
イワカガミが咲いていました。今年はもう見られないかと思っていたのでラッキーでした。
1
ピンクの濃いイワカガミもあります。
2023年05月21日 11:21撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
ピンクの濃いイワカガミもあります。
1
樹の向こうに崩れた大山北壁が見え隠れ。
2023年05月21日 11:22撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
樹の向こうに崩れた大山北壁が見え隠れ。
時々、カラカラと落石の音が響きます。
2023年05月21日 11:26撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
時々、カラカラと落石の音が響きます。
左側には三鈷峰が見えてきました。こちらも崩れている。
2023年05月21日 11:29撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
左側には三鈷峰が見えてきました。こちらも崩れている。
中宝珠越え
2023年05月21日 11:35撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
中宝珠越え
十分とは言えませんが、ちゃんと歩けるように整備されています。
2023年05月21日 11:37撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
十分とは言えませんが、ちゃんと歩けるように整備されています。
ああ、何かうれしい!
2023年05月21日 11:39撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
ああ、何かうれしい!
1
谷筋に残雪発見。
2023年05月21日 11:48撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
谷筋に残雪発見。
右の稜線にユートピア小屋が見えます。
2023年05月21日 12:02撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
右の稜線にユートピア小屋が見えます。
岩と灌木、それもこのコースの醍醐味。
2023年05月21日 12:16撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
岩と灌木、それもこのコースの醍醐味。
ガレ場もあります。
2023年05月21日 12:19撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
ガレ場もあります。
振り返ると弓ヶ浜半島と島根半島
2023年05月21日 12:20撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
振り返ると弓ヶ浜半島と島根半島
タチツボスミレかな。スミレは種類が多くて特定が困難です。
2023年05月21日 12:22撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
タチツボスミレかな。スミレは種類が多くて特定が困難です。
気を付けて歩こう。
2023年05月21日 12:23撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
気を付けて歩こう。
ここは上宝珠越ですね。
2023年05月21日 12:27撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
ここは上宝珠越ですね。
崩落の進む北壁
2023年05月21日 12:27撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
崩落の進む北壁
ムシカリ
2023年05月21日 12:35撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
ムシカリ
サンカヨウ
2023年05月21日 12:39撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
サンカヨウ
ダイセンキャラボク
2023年05月21日 12:49撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
ダイセンキャラボク
ミツバツツジ
2023年05月21日 12:50撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
ミツバツツジ
ユートピア尾根に到着。
2023年05月21日 12:51撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
ユートピア尾根に到着。
左側に三鈷峰。
2023年05月21日 12:51撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
左側に三鈷峰。
笹や低木の中の細い道を進みます。
2023年05月21日 12:58撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
笹や低木の中の細い道を進みます。
前回来た時には嵐で、ここを渡るのを断念しました。今日は最高のコンディション!
2023年05月21日 13:03撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
前回来た時には嵐で、ここを渡るのを断念しました。今日は最高のコンディション!
三鈷峰山頂
2023年05月21日 13:09撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
三鈷峰山頂
山頂にもイワカガミが咲いていました。
2023年05月21日 13:17撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
山頂にもイワカガミが咲いていました。
大山に少し雲がかかってきました。
2023年05月21日 13:17撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
大山に少し雲がかかってきました。
大休峠から矢筈ヶ仙、甲ヶ山、勝田ヶ山、そして船上山へ続く尾根。
2023年05月21日 13:18撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
大休峠から矢筈ヶ仙、甲ヶ山、勝田ヶ山、そして船上山へ続く尾根。
オオバギボウシ
2023年05月21日 13:35撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
オオバギボウシ
ユートピアから避難小屋へ向かいます。
2023年05月21日 13:36撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
ユートピアから避難小屋へ向かいます。
ユートピア避難小屋、この前で一休み。
2023年05月21日 13:38撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
ユートピア避難小屋、この前で一休み。
昼食は冷凍パスタ
2023年05月21日 13:51撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
昼食は冷凍パスタ
ここから大山方向へ向かう稜線も今度歩いてみたいです。今日は下山します。
2023年05月21日 14:11撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
ここから大山方向へ向かう稜線も今度歩いてみたいです。今日は下山します。
キンポウゲ
2023年05月21日 14:16撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
キンポウゲ
ロープが張ってありますが、ここから砂滑りに下りてみます。
2023年05月21日 14:38撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
ロープが張ってありますが、ここから砂滑りに下りてみます。
あれ、傾斜ヤバイんじゃね?
2023年05月21日 14:42撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
あれ、傾斜ヤバイんじゃね?
いつ石が転んでくるかわかりません。
2023年05月21日 14:44撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
いつ石が転んでくるかわかりません。
最初は谷の縁を歩いてみましたが、礫が大きくてガラガラ崩れるので歩き難いです。
2023年05月21日 14:46撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
最初は谷の縁を歩いてみましたが、礫が大きくてガラガラ崩れるので歩き難いです。
粒径の小さい谷の中ほどの方が歩き易いです。
2023年05月21日 14:48撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
粒径の小さい谷の中ほどの方が歩き易いです。
雪が降った後にこれだけの石が崩れてきているんですね。
2023年05月21日 14:50撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
雪が降った後にこれだけの石が崩れてきているんですね。
どこで踏み抜くかわかりません。
2023年05月21日 14:50撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
どこで踏み抜くかわかりません。
獣たちもこの沢を歩いているようですね。
2023年05月21日 14:57撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
獣たちもこの沢を歩いているようですね。
荒れた山肌
2023年05月21日 15:00撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
荒れた山肌
崩落防止堰堤も礫で埋まっています。
2023年05月21日 15:10撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
崩落防止堰堤も礫で埋まっています。
ダイセンクワガタ?
2023年05月21日 15:21撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
ダイセンクワガタ?
雨の日には歩きたくないですね。
2023年05月21日 15:30撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
雨の日には歩きたくないですね。
元谷から振り返ってみる。
2023年05月21日 15:35撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
元谷から振り返ってみる。
治山道路に戻ってきました。
2023年05月21日 15:46撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
治山道路に戻ってきました。
大神山神社方向、行者登山口へ向かう道へ入ります。
2023年05月21日 15:49撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
大神山神社方向、行者登山口へ向かう道へ入ります。
緑豊かな杜の中の道。
2023年05月21日 15:53撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
緑豊かな杜の中の道。
大神山神社まで戻ってきました。
2023年05月21日 16:12撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
大神山神社まで戻ってきました。
参道へ入らずに隣の下山神社を抜けて進みます。
2023年05月21日 16:13撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
参道へ入らずに隣の下山神社を抜けて進みます。
寂静山方向へ進んでみました。
2023年05月21日 16:23撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
寂静山方向へ進んでみました。
ジグザグの車道を歩道が突っ切っています。
2023年05月21日 16:27撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
ジグザグの車道を歩道が突っ切っています。
石畳の参道へ戻りました。
2023年05月21日 16:36撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
石畳の参道へ戻りました。
大山寺前までやってきました。
2023年05月21日 16:38撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
大山寺前までやってきました。
朝には一杯だった駐車場がこんなにガラガラになっていました。
2023年05月21日 16:48撮影 by X-T30 IIFUJIFILM
朝には一杯だった駐車場がこんなにガラガラになっていました。

感想/記録

 5月の初め、連休中に山を歩いて以来2週間山を歩けてなかった。今週も天気がぐずつく予報で半ばあきらめていたが週末になって、日曜日は良い天気になりそうな予報に変わったので、鳥取県内の山を歩いてみることにした。2019年の夏に登頂を目指しながら山頂付近の悪天候に阻まれて撤退した三鈷峰(『三鈷峰 〜嵐の稜線、山頂目前で撤退〜』 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1958833.html )を目指すことにした。前回麓は穏やかでも、雲の中は嵐だったので、雲がかかっていたら断念しようと思っていたが、この日は黄砂の影響か麓から見上げる大山山頂付近はややうすぼんやりしているものの、雲も風もほとんど無く、絶好の登山日和だった。
 登山口となる大山寺(博労座)の駐車場は、到着した午前9時過ぎには多くの車が停まっていて、第2駐車場にわずかに空いていたスペースにようやく車を停めることができた。登山者の多くは百名山の(伯耆)大山を目指すので、三鈷峰へ向かう下宝珠越→ユートピアの登山道は、そんなに人が多いとは感じなかった。出発が遅かったので、私が登山中に下山中の人とすれ違うばかりで、下山中にすれ違う人は無かった。途中ですれ違った人に声をかけて聞いてみたら、6時台には登山開始したということだった。下山した時には駐車場はガラガラだった。
 登山道脇の足下にはイワカガミの花を見ることができた。先日、伯州山で見たイワウチワガ終盤だったので今年はイワカガミを見ず仕舞いか、と思っていたが、今回下宝珠越えから三鈷峰の山頂まで、あちこちに薄いピンク、濃いピンクのイワカガミを多数目にした。他にも白い小さな花黄色い花、前回来た夏とは違った花が目を楽しませてくれた。具体的には写真をご覧あれ。
 前回嵐で通行を断念した山頂直下のガレ場は節理の切れ込んだ安山岩の斜面で、慎重な登攀が要求される。この日は天気が良く風もほとんど無かったので、万全の態勢で通過することができた。そしてようやく到着した三鈷峰の山頂は、北に日本海と弓ヶ浜半島、島根半島、左に目を向けると大山北壁、振り返ってユートピア避難小屋の向こうに象ガ鼻から矢筈ヶ仙を経て甲ヶ山を通り船上山につながる尾根が一望できた。360度パノラマというのはまさにこういう風景なのだ。この日は360度カメラ(Insta360X3)を持ってきていたので、何枚か写真を撮ったが、コバエのような羽虫がやけにたくさん飛んでいるのが鬱陶しかった。
 ユートピア避難小屋に戻って冷凍パスタ(完全に解凍されていた)を炒めて昼食とし、帰路についた。帰りのコースはあれこれ考えていたが、以前から気になっていた、上宝珠越えからの砂滑りに挑戦してみた。このルートは「危険」とは記してあったが、「通行禁止」にはしてなかったので、自己責任で下ってみることにした。大きな礫の重なる谷は足が取られてこけそうになる。渓筋の中ほどの粒子の小さめの砂の部分の方が歩き易いが、いつ上から石が転んでくるかわからない。幸い私が下りている時には落石の襲来は無かったが、運が良かっただけかもしれない。ヘルメットもかぶらずにこんな危険なところを下るのは無謀だったかもしれないと少し反省している。靴はハイカットシューズを履いてきて正解だった。ヘルメットも買っておこうかな。
 ずっと気になっていた三鈷峰に、最高のコンディションで登れて満足だ。けれども、大山山域には私のまだ歩いていないルートが沢山ある。せっかく県内にある日本百名山なのだから、日帰りで帰ることのできるコースをいろいろと開拓して安全に楽しみたい。そして、レコを通して全国の皆さんにこの山の多彩で奥深い魅力を伝えたい。
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