記録ID: 5524479
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大山・蒜山
日程 | 2023年05月21日(日) [日帰り] |
---|---|
メンバー | |
天候 | 晴 |
アクセス |
利用交通機関
大山寺の駐車場は冬季以外は無料ですが、9時過ぎに着いた時には第2駐車場までほぼ一杯で、私の車より後は第3駐車場へ誘導されていました。
車・バイク
経路を調べる(Google Transit)
|




地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
- 日帰り
- 山行
- 5時間20分
- 休憩
- 1時間37分
- 合計
- 6時間57分
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | 登山道は明瞭で道迷いの心配はありませんが、路肩が切れ落ちている所やガレ場は十分注意しましょう。 |
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過去天気図(気象庁) |
2023年05月の天気図 |
装備
個人装備 | 長袖シャツ サポーティングタイツ ジャンパー ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子(ハット) 登山靴 サブザック(19L) 昼食(冷凍スパゲッティ) 行動食(飴) 予備食(シリアルバー他) 飲料(お茶600mL 水400mL) シングルバーナー+OD缶(250mL) 深型パン 箸 地図(行程図・地形図) スマートホン(GPS+ナビ) iPad mini(GPS+ログ) サブバッテリー カメラ 腕時計 ラジオ ヘッドライト 手拭い ティシューペーパー |
---|---|
共同装備 | ラジオとヘッドライトは使用しませんでした。 |
写真
感想/記録
by Katsuhara
5月の初め、連休中に山を歩いて以来2週間山を歩けてなかった。今週も天気がぐずつく予報で半ばあきらめていたが週末になって、日曜日は良い天気になりそうな予報に変わったので、鳥取県内の山を歩いてみることにした。2019年の夏に登頂を目指しながら山頂付近の悪天候に阻まれて撤退した三鈷峰(『三鈷峰 〜嵐の稜線、山頂目前で撤退〜』 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1958833.html )を目指すことにした。前回麓は穏やかでも、雲の中は嵐だったので、雲がかかっていたら断念しようと思っていたが、この日は黄砂の影響か麓から見上げる大山山頂付近はややうすぼんやりしているものの、雲も風もほとんど無く、絶好の登山日和だった。
登山口となる大山寺(博労座)の駐車場は、到着した午前9時過ぎには多くの車が停まっていて、第2駐車場にわずかに空いていたスペースにようやく車を停めることができた。登山者の多くは百名山の(伯耆)大山を目指すので、三鈷峰へ向かう下宝珠越→ユートピアの登山道は、そんなに人が多いとは感じなかった。出発が遅かったので、私が登山中に下山中の人とすれ違うばかりで、下山中にすれ違う人は無かった。途中ですれ違った人に声をかけて聞いてみたら、6時台には登山開始したということだった。下山した時には駐車場はガラガラだった。
登山道脇の足下にはイワカガミの花を見ることができた。先日、伯州山で見たイワウチワガ終盤だったので今年はイワカガミを見ず仕舞いか、と思っていたが、今回下宝珠越えから三鈷峰の山頂まで、あちこちに薄いピンク、濃いピンクのイワカガミを多数目にした。他にも白い小さな花黄色い花、前回来た夏とは違った花が目を楽しませてくれた。具体的には写真をご覧あれ。
前回嵐で通行を断念した山頂直下のガレ場は節理の切れ込んだ安山岩の斜面で、慎重な登攀が要求される。この日は天気が良く風もほとんど無かったので、万全の態勢で通過することができた。そしてようやく到着した三鈷峰の山頂は、北に日本海と弓ヶ浜半島、島根半島、左に目を向けると大山北壁、振り返ってユートピア避難小屋の向こうに象ガ鼻から矢筈ヶ仙を経て甲ヶ山を通り船上山につながる尾根が一望できた。360度パノラマというのはまさにこういう風景なのだ。この日は360度カメラ(Insta360X3)を持ってきていたので、何枚か写真を撮ったが、コバエのような羽虫がやけにたくさん飛んでいるのが鬱陶しかった。
ユートピア避難小屋に戻って冷凍パスタ(完全に解凍されていた)を炒めて昼食とし、帰路についた。帰りのコースはあれこれ考えていたが、以前から気になっていた、上宝珠越えからの砂滑りに挑戦してみた。このルートは「危険」とは記してあったが、「通行禁止」にはしてなかったので、自己責任で下ってみることにした。大きな礫の重なる谷は足が取られてこけそうになる。渓筋の中ほどの粒子の小さめの砂の部分の方が歩き易いが、いつ上から石が転んでくるかわからない。幸い私が下りている時には落石の襲来は無かったが、運が良かっただけかもしれない。ヘルメットもかぶらずにこんな危険なところを下るのは無謀だったかもしれないと少し反省している。靴はハイカットシューズを履いてきて正解だった。ヘルメットも買っておこうかな。
ずっと気になっていた三鈷峰に、最高のコンディションで登れて満足だ。けれども、大山山域には私のまだ歩いていないルートが沢山ある。せっかく県内にある日本百名山なのだから、日帰りで帰ることのできるコースをいろいろと開拓して安全に楽しみたい。そして、レコを通して全国の皆さんにこの山の多彩で奥深い魅力を伝えたい。
登山口となる大山寺(博労座)の駐車場は、到着した午前9時過ぎには多くの車が停まっていて、第2駐車場にわずかに空いていたスペースにようやく車を停めることができた。登山者の多くは百名山の(伯耆)大山を目指すので、三鈷峰へ向かう下宝珠越→ユートピアの登山道は、そんなに人が多いとは感じなかった。出発が遅かったので、私が登山中に下山中の人とすれ違うばかりで、下山中にすれ違う人は無かった。途中ですれ違った人に声をかけて聞いてみたら、6時台には登山開始したということだった。下山した時には駐車場はガラガラだった。
登山道脇の足下にはイワカガミの花を見ることができた。先日、伯州山で見たイワウチワガ終盤だったので今年はイワカガミを見ず仕舞いか、と思っていたが、今回下宝珠越えから三鈷峰の山頂まで、あちこちに薄いピンク、濃いピンクのイワカガミを多数目にした。他にも白い小さな花黄色い花、前回来た夏とは違った花が目を楽しませてくれた。具体的には写真をご覧あれ。
前回嵐で通行を断念した山頂直下のガレ場は節理の切れ込んだ安山岩の斜面で、慎重な登攀が要求される。この日は天気が良く風もほとんど無かったので、万全の態勢で通過することができた。そしてようやく到着した三鈷峰の山頂は、北に日本海と弓ヶ浜半島、島根半島、左に目を向けると大山北壁、振り返ってユートピア避難小屋の向こうに象ガ鼻から矢筈ヶ仙を経て甲ヶ山を通り船上山につながる尾根が一望できた。360度パノラマというのはまさにこういう風景なのだ。この日は360度カメラ(Insta360X3)を持ってきていたので、何枚か写真を撮ったが、コバエのような羽虫がやけにたくさん飛んでいるのが鬱陶しかった。
ユートピア避難小屋に戻って冷凍パスタ(完全に解凍されていた)を炒めて昼食とし、帰路についた。帰りのコースはあれこれ考えていたが、以前から気になっていた、上宝珠越えからの砂滑りに挑戦してみた。このルートは「危険」とは記してあったが、「通行禁止」にはしてなかったので、自己責任で下ってみることにした。大きな礫の重なる谷は足が取られてこけそうになる。渓筋の中ほどの粒子の小さめの砂の部分の方が歩き易いが、いつ上から石が転んでくるかわからない。幸い私が下りている時には落石の襲来は無かったが、運が良かっただけかもしれない。ヘルメットもかぶらずにこんな危険なところを下るのは無謀だったかもしれないと少し反省している。靴はハイカットシューズを履いてきて正解だった。ヘルメットも買っておこうかな。
ずっと気になっていた三鈷峰に、最高のコンディションで登れて満足だ。けれども、大山山域には私のまだ歩いていないルートが沢山ある。せっかく県内にある日本百名山なのだから、日帰りで帰ることのできるコースをいろいろと開拓して安全に楽しみたい。そして、レコを通して全国の皆さんにこの山の多彩で奥深い魅力を伝えたい。
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