甲斐駒ケ岳(黒戸尾根往復)1泊2日
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 2,410m
- 下り
- 2,416m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
帰り:途中下山で一緒になったバックカントリースキーの講師さんに小淵沢駅まで送っていただきました。 ありがとうございました<(_ _)> |
コース状況/ 危険箇所等 |
(竹宇駒ヶ岳神社〜横手白須分岐) 落ち葉がたくさんありました。 その下に滑りやすい石があるところがあるので、ストック使用すると便利です。 登りよりも下りの方が足に来ます。 (横手白須分岐〜前屏風の頭) 特に危険個所は見当たりませんでした。 (前屏風の頭〜七丈小屋キャンプ地) 高度感のある中、やせ尾根を通ったり、長いハシゴを上り下りするので少し緊張感があります。 慎重に一歩ずつ行った方が良さそうです。 また、ハシゴなどの鉄の部分が冷たいので、雪用の手袋の他に、 軍手や滑り止めの着いた手袋も用意しておくといいかもしれません。 (七丈小屋キャンプ地〜山頂) 岩場と雪、一部氷が出てきます。 足を滑らせたらそのまま落ちてしまいそうなところもあります。 特に下りでアイゼン使用して行く場合には、気をつけた方が良さそうです。 |
その他周辺情報 | 黒戸尾根でブラックダイヤモンド アックスプロテクター(ピッケルの持ち手のキャップ)を2つほど拾いました。比較的まだ新しいものでした。 もし落とされたという方は郵送しますので、メッセージください。 |
予約できる山小屋 |
七丈小屋
|
写真
感想
いつも3連休が近くなるとそわそわする私。
なのに、先週までは富士山の事で頭がいっぱいだったのと、
その後も何かとバタバタしてしまっていたので
3連休が来るっていう事をすっかり忘れてました!!
そしてその後慌てて準備。
甲斐駒ケ岳の黒戸尾根経由の登りで、アサヨ峰を通って地蔵岳を行くプランに。
七丈小屋でキャンプをするので、1日目のマップタイムは7時間弱。
初日はひたすら登って登って登り続ける道です。
その登りで大きな荷物を担ぎあげるのは一苦労・・・
キャンプ泊は9月の栂海新道以来、約2か月ぶり。
ゆっくり進んだにも関わらず、それでもやっぱりそこそこ大変で、
トレーニング不足を痛感しました。
ようやくキャンプ地に着いた時には午後4時。
暗くなる前にテントを立てます。
そしていつもより早めに寝て、たっぷり睡眠もとります。
朝、テントの外を見ると、キレイな朝焼けが目に飛び込みました。
ちょっと感動の瞬間です。テント泊の醍醐味のひとつですねヾ(*≧∀≦)ノ゛
そしてこの日のプランの見直します。
一応金曜日に白鳳峠ルート崩壊の情報とかちゃんと調べて準備は万全でしたが、
色々と相談した結果、結局は予定していた地蔵岳は敗退する事に。
もう少しちゃんと経験とトレーニングを積んでから、
同じ時期にチャレンジしてみようと思います!
そして唯一の目的となった甲斐駒ケ岳へ向かいます。
行きはひたすら登りますが、荷物が比較的軽いので辛さはありません。
ただ、、、岩場と雪と高度感が何とも言えない怖さを出しています(>_<)
登りは慎重に行けば大丈夫。でも、同じ道を戻るのかと思うと
この道下れるかどうかというところで妙に心配になり、何度も振り返りながら登ります。
そして2時間ほどで山頂へ!
天気予報では風がそこそこあるとの事でしたが、時間的に良かったのか、
吹いているのはそよ風程度。バラクラバを一度も出さずにすみました。
太陽がすごい照らしてくれているので、どちらかというとポカポカ陽気。
せっかくなので、山頂でゆっくり休憩してから下山開始です。
ここからが私にとっての難関。。。
まだ雪が中途半端にしかついていなく、ある部分は氷、
ある部分は雪がなく岩、ある部分は微妙なパウダースノーで岩が隠れてます。
こんなところにロープやチェーンが付いていればありがたい事この上ないのですが・・
さすがにそれほど甘くはありませんね。
この場所をアイゼンつけて下りますが、所々前爪使って立たなければならず、
ちょっと怖くなり、立ち往生・・・
Juhaniからアドバイスをもらいながら下りました。
自分のレベルがまだまだ冬山レベルに達していないと感じ、
凹みながらの下山です。
そして何とか下りの岩場を切り抜けキャンプ地に戻ってきました。
ここでゆっくり休憩を取り、そしてまた長い下山をすることに。
刀利天狗周辺のチェーンとはしごが終わったら、ほっとしてちょっと緊張の糸がとれてしまい、
その後だらだらと歩いていたら、ずるずるー。。。すっ転びました。
そして落ち葉ラッセル地帯に入ってからももう一度。
新喜劇じゃないんだから(^_^;)
そして長い長い下りが終わり、登山口へ到着です。
タクシーを呼び寄せようと電話をしていると、途中の休憩で一緒になった、
山スキー講師をしている男性が駅まで乗せて行ってくれるとの事。
図々しくも、お言葉に甘えさせていただきました。
この方は5合目小屋跡で休んでいたら、
一般ルートじゃないところからからひょっこり出てきたので、
そっちに道があるのか聞いたところ、甲斐駒ケ岳に登るためではなく、
途中の滝の凍り具合を偵察に来たとの事。
偵察のための6時間の登り(しかも黒戸尾根)を?!
アイスクライミングやバックカントリースキー、沢登り等をする人で、
やっている年数も半端じゃなく長い。
偵察のためだけにこの長い行程を行くのも、
あの下りをスタスタと進み、いつの間にか姿が見えなかったのも納得です。
そしてこの場を借りて改めて、、、ありがとうございました<(_ _)>
おしまい。
以前このルート日帰りでやったことがありますが
今までの中で一番きつい山登りでした。
今ではもうできないかも知れません。
bちゃんさん、お久しぶりです!
日帰りはキツそうですね。。。
いつか挑戦してみたいけど、翌日の事を考えると恐ろしくてなかなかできませんね(>_<)
ところで、bちゃんさんの西穂記録の「断固登山を完遂すると固く心に誓う。」のくだり、大爆笑させていただきました!!
登って見たいけれど・・
体力が・・
umetyanさん、こんばんはっ。
実は昨日今日と、太ももが筋肉痛で大変な事になっていました(笑)
歩くときもガッチガチ(笑)。ここ最近で一番の筋肉痛でした・・・
鳥撮り、順調そうですね!
鳥の名前はumetyanさんの記事から少しずつ勉強させてもらっています!
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