記録ID: 5534972
全員に公開
山滑走
飯豊山
飯豊・石転び沢&門内沢
2023年05月20日(土) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 30.2km
- 登り
- 2,620m
- 下り
- 2,620m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:35
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 6:40
日帰り
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 1:15
- 合計
- 9:10
5:50
325分
地竹原(BC)
11:15
11:30
30分
門内岳
12:00
13:00
120分
地竹原(BC)
15:00
倉手山登山口
お天気が芳しくなく、GW山行で滑り納めかと思ったが、天気予報は回復。
夫がとても飯豊に行きたがっていたので、ロングドライブがちょっとだるいが、飯豊に滑り納めに行くこととした。
■5/19
さすがに東京から1泊2日で飯豊、しかも運転体力ゼロの夫と2人というのはもうほとんど私が運転するのが目に見えているので、前日のうちに福島まで行って、運転楽にする作戦敢行。
昼間に白河市にあるコワーキングスペース「La'CREATION plus」というところでリモートワーク。
市が運営している施設で1DAY1000円と良心的な価格で設備もきちんとしていて快適だった。しかも、ほぼ貸し切り状態。
福島の山行くときにまた使いたい。
夜のうちに倉手山登山口まで移動。
途中、福島から米沢まで高速道路が夜間通行止めだったため、下道で行く羽目になり、予想より時間がかかってしまった・・・。
道中、3回ほど狸さんに遭遇。ひかなくてよかった・・・。
■5/20
朝8時頃にのんびり出発。
夫がマウンテンバイク持ってきていたので、チャリで先に温身平まで行って戻ってきてもらい、荷物を運んでもらった。
泊まり装備だと重いので、多少は楽?
温身平から先はまだ残雪がある。
担いだ板が木々に引っかかって歩きづらい・・・。
2か所ほどトラバース箇所があるが、バランスを崩さないように慎重に歩いた。
地竹原に着いて取り急ぎ、BC設営。
BC設営後、石転び沢へと向かう。
例年通り、地竹原から雪渓にのれたので、初めから板履いて登った。
すでに雪渓は割れており、本流が流れている。
高巻きが必要なほどではなかったので、すぐに右岸に渡り、登った。
石転びの出合まではところどころクラックが開いていた。
出合から見ると、石転び沢はデブリで黒く状態は良くない。
幕営地から北股岳まで標高差1000m以上・・・。
すでに2時間シートラしている身としては気が遠くなる・・・。
寝不足で体が重く相方とペースが合わず、ちょっと進んでは止まっての繰り返し。
途中、休憩してこっくりこっくりしているような状態でのんびりペースで上がって行くとだんだんとガスってきてしまった。
ガスが濃すぎて先行している相方の姿も見えない。
一瞬ガスが切れたところで相方の姿を見つけた。
一定斜度で登ってきたが、急になり始めるところだったので、相方も恐らく諦めて降りてくるだろうと待っていたら、案の定、滑り降りてきたので、一緒に滑り降りた。
悲しいかな。雪面が硬くがたがたで快適な滑りではない・・・。
ほん石転び沢が右岸から入ってくるが、そちらの方が状態はよさそうだ。
石転び沢の出合まで来るとガスはとれた。
15時ちょっと前に幕営地到着。
早々に宴会開始。
夫婦二人だが夫が持ってきたつまみが潤沢で夕飯前にお腹いっぱいになってしまった。
会話しながら、そういえば、泊まりで一緒に山行くのは久々だねとか話す。
一緒に行っても日帰りの沢か山スキーが最近は多く、多分、泊まりは数年前に一緒に北海道に帰省した際にポンクワウンナイ沢遡行したとき以来か?
せっかく山好き同士一緒になったのだから、もう少し一緒に山で過ごしたいものである・・・。
ご飯食べている途中に眠くなってしまい、そのまま就寝・・・。
■5/21
朝5時45分頃時出発。
日帰り組が早くも登ってきていた。
石転びの出合から門内沢を見ると、石転び沢よりもデブリが少なく、きれいな印象。
ただ、登っている最中、たまに落石がある。
こちらは登るに従い斜度が増してくる。
途中で相方がシールがダメになったからアイゼン貸してと言い始めたが、出発するときにシートラする可能性やらシールダメになることもあるからアイゼン必ず持って行ってねと言ったのにと思い、ぷんぷん!
怒り気味の私を見てじゃぁツボ足で頑張るからいいよと言って登って行く。
標高1550mあたりからさらに斜度が上がるが、相方が不安だなぁとか思っていたら、ここで今度は私のシールがダメに。
粘着力落ちて今シーズンいっぱいかとは思っていたものの、滑り納め山行で逝ってしまわれた・・・。
どのみちシールのまま登れるような斜度でもなくなってきたので、シートラに切り替えて登る。
最後は右岸の笹藪側が一番斜度緩いのでそちらに逃げて避難小屋へ。
途中、日帰りのお兄さんに抜かされたが、小屋で会ったら、なんとGWに白馬の杓子沢で会ったテレマークお兄さんだった。
福島の方だったが、まさかこんな飯豊でまたお会いするとは奇遇〜。
門内岳山頂までは目と鼻の先。
山頂ピストンしたり、その辺散歩してしばらく景色を楽しむ。
白馬とか立山とかと違って飯豊は静かでいい〜
門内岳周辺の稜線からはどこからでも滑り降りれそうだったが、ちょっとシュルンドがありそうな感じだった。
門内沢の滑降は出だしだけ急で35度くらいあるが、快適なザラメ。
昨日とは違って天気もいいし、雪面の状態もいいので気持ちいい〜
相変わらず、相方はオープンバーンでも休んでばかりでちょっと遅くてイライラ・・・。
中間からはちょっと雪面が荒れ気味なのでしっかりコントロールしたりでなかなか疲れるがあっという間にBCに到着。
BCに戻って、撤収。
来た道を戻るが、時々担いだ板が岩に当たったりして体のバランスを崩しそうになるので、神経使う・・・。
トラバース2か所を通過してあとはひたすら歩くのみだが、何だか往きよりも長い・・・。
幕営具一式とスキーでシートラ2時間半は方にぐっと重さがくる・・・
しんどいが、滑り納めらしい山行にできたなぁとか考えながら歩いて15時頃下山。
西川町で日帰り温泉入って、食堂で夕飯食べて帰京。
わかってはいたけど、日付変わってから帰宅となった。
夫がとても飯豊に行きたがっていたので、ロングドライブがちょっとだるいが、飯豊に滑り納めに行くこととした。
■5/19
さすがに東京から1泊2日で飯豊、しかも運転体力ゼロの夫と2人というのはもうほとんど私が運転するのが目に見えているので、前日のうちに福島まで行って、運転楽にする作戦敢行。
昼間に白河市にあるコワーキングスペース「La'CREATION plus」というところでリモートワーク。
市が運営している施設で1DAY1000円と良心的な価格で設備もきちんとしていて快適だった。しかも、ほぼ貸し切り状態。
福島の山行くときにまた使いたい。
夜のうちに倉手山登山口まで移動。
途中、福島から米沢まで高速道路が夜間通行止めだったため、下道で行く羽目になり、予想より時間がかかってしまった・・・。
道中、3回ほど狸さんに遭遇。ひかなくてよかった・・・。
■5/20
朝8時頃にのんびり出発。
夫がマウンテンバイク持ってきていたので、チャリで先に温身平まで行って戻ってきてもらい、荷物を運んでもらった。
泊まり装備だと重いので、多少は楽?
温身平から先はまだ残雪がある。
担いだ板が木々に引っかかって歩きづらい・・・。
2か所ほどトラバース箇所があるが、バランスを崩さないように慎重に歩いた。
地竹原に着いて取り急ぎ、BC設営。
BC設営後、石転び沢へと向かう。
例年通り、地竹原から雪渓にのれたので、初めから板履いて登った。
すでに雪渓は割れており、本流が流れている。
高巻きが必要なほどではなかったので、すぐに右岸に渡り、登った。
石転びの出合まではところどころクラックが開いていた。
出合から見ると、石転び沢はデブリで黒く状態は良くない。
幕営地から北股岳まで標高差1000m以上・・・。
すでに2時間シートラしている身としては気が遠くなる・・・。
寝不足で体が重く相方とペースが合わず、ちょっと進んでは止まっての繰り返し。
途中、休憩してこっくりこっくりしているような状態でのんびりペースで上がって行くとだんだんとガスってきてしまった。
ガスが濃すぎて先行している相方の姿も見えない。
一瞬ガスが切れたところで相方の姿を見つけた。
一定斜度で登ってきたが、急になり始めるところだったので、相方も恐らく諦めて降りてくるだろうと待っていたら、案の定、滑り降りてきたので、一緒に滑り降りた。
悲しいかな。雪面が硬くがたがたで快適な滑りではない・・・。
ほん石転び沢が右岸から入ってくるが、そちらの方が状態はよさそうだ。
石転び沢の出合まで来るとガスはとれた。
15時ちょっと前に幕営地到着。
早々に宴会開始。
夫婦二人だが夫が持ってきたつまみが潤沢で夕飯前にお腹いっぱいになってしまった。
会話しながら、そういえば、泊まりで一緒に山行くのは久々だねとか話す。
一緒に行っても日帰りの沢か山スキーが最近は多く、多分、泊まりは数年前に一緒に北海道に帰省した際にポンクワウンナイ沢遡行したとき以来か?
せっかく山好き同士一緒になったのだから、もう少し一緒に山で過ごしたいものである・・・。
ご飯食べている途中に眠くなってしまい、そのまま就寝・・・。
■5/21
朝5時45分頃時出発。
日帰り組が早くも登ってきていた。
石転びの出合から門内沢を見ると、石転び沢よりもデブリが少なく、きれいな印象。
ただ、登っている最中、たまに落石がある。
こちらは登るに従い斜度が増してくる。
途中で相方がシールがダメになったからアイゼン貸してと言い始めたが、出発するときにシートラする可能性やらシールダメになることもあるからアイゼン必ず持って行ってねと言ったのにと思い、ぷんぷん!
怒り気味の私を見てじゃぁツボ足で頑張るからいいよと言って登って行く。
標高1550mあたりからさらに斜度が上がるが、相方が不安だなぁとか思っていたら、ここで今度は私のシールがダメに。
粘着力落ちて今シーズンいっぱいかとは思っていたものの、滑り納め山行で逝ってしまわれた・・・。
どのみちシールのまま登れるような斜度でもなくなってきたので、シートラに切り替えて登る。
最後は右岸の笹藪側が一番斜度緩いのでそちらに逃げて避難小屋へ。
途中、日帰りのお兄さんに抜かされたが、小屋で会ったら、なんとGWに白馬の杓子沢で会ったテレマークお兄さんだった。
福島の方だったが、まさかこんな飯豊でまたお会いするとは奇遇〜。
門内岳山頂までは目と鼻の先。
山頂ピストンしたり、その辺散歩してしばらく景色を楽しむ。
白馬とか立山とかと違って飯豊は静かでいい〜
門内岳周辺の稜線からはどこからでも滑り降りれそうだったが、ちょっとシュルンドがありそうな感じだった。
門内沢の滑降は出だしだけ急で35度くらいあるが、快適なザラメ。
昨日とは違って天気もいいし、雪面の状態もいいので気持ちいい〜
相変わらず、相方はオープンバーンでも休んでばかりでちょっと遅くてイライラ・・・。
中間からはちょっと雪面が荒れ気味なのでしっかりコントロールしたりでなかなか疲れるがあっという間にBCに到着。
BCに戻って、撤収。
来た道を戻るが、時々担いだ板が岩に当たったりして体のバランスを崩しそうになるので、神経使う・・・。
トラバース2か所を通過してあとはひたすら歩くのみだが、何だか往きよりも長い・・・。
幕営具一式とスキーでシートラ2時間半は方にぐっと重さがくる・・・
しんどいが、滑り納めらしい山行にできたなぁとか考えながら歩いて15時頃下山。
西川町で日帰り温泉入って、食堂で夕飯食べて帰京。
わかってはいたけど、日付変わってから帰宅となった。
天候 | 5/20 晴れ→曇り 5/21 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道113号〜梅花皮荘の区間で平日通行止め。迂回路あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
■倉手山登山口〜温身平〜地竹原 ・温身平まで自転車移動可。 温身平より先は雪が残っていて不可。 ・婆マクレ等、2箇所のトラバースは滑落注意。 1箇所はロープ、鎖あり。 ■地竹原〜石転び沢、門内沢&門内岳 ・地竹原より雪渓歩き可能。 すでに結構割れていて沢が出ていたが、ぎりぎり高巻きしないで行ける状況。 右岸に渡り登った。 今期は寡雪だったが、残雪量は例年と同じくらいと思われる。 ・石転ビノ出合までところどころクラックあり。 ・石転び沢は土砂が流入していて所々、黒く、落石あり。 ・門内沢の方が石転び沢より状態よく、落石は少なかった。 |
その他周辺情報 | ■日帰り温泉 川西町浴浴センターまどか 大人 400円 http://www.k-madoka.co.jp/ |
写真
撮影機器:
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:140人
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する