岩殿山と高川山:歴史の山城と新緑の森、そして富士山の眺め。
- GPS
- 05:25
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 985m
- 下り
- 998m
コースタイム
- 山行
- 4:34
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 5:57
天候 | 高曇りのち晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
高川山:高川山登山口駐車場、5台程可、トイレ有。今日は他なし。そこまでの道が狭い。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
岩殿山:良く整備されている。畑倉口から岩殿山は急登だが、遊歩道。天神山までの間に岩場の登り、鎖あり。浅利への下りは畑倉よりも足場は悪い(通常の山道)。 高川山:良く整備されている。男坂は段差あり。眺望は山頂のみ。沢コースは半分は林道。 |
写真
感想
岩殿山は中央高速からでも中央線でも、目立つ岩峰で富士の眺望も良いので行ってみたかった。標高は低いので、暑くなる前に登ることにした。大月駅からの直接の遊歩道は岩崩のため通行禁止。今は畑倉から岩殿山〜稚児落し〜浅利が主なルートである。ついでに近くの富士山眺望の名所、高川山にも登ってみる。
大月駅近くに車を置いて、大月駅から日影行きのバスで、畑倉へ向かう。7:25発のバスは乗客は一人だけ。自由乗降区間なので、畑倉登山口で降ろしてもらう。直ぐに植林帯の登りになる、少し上に祠あり。その後、路面は整備された歩き易い遊歩道であるが、山自体が峻嶮なので急登もある。登路は、ずっと樹林帯で眺望がなく、急に岩殿山山頂に飛び出す。薄曇りだが、富士山は良く見える。ここは本丸跡と言うことだが、岩殿山の東端である。稜線上を少し行くと、広い公園の様な場所に出て、その先に大きな石碑があり、展望台もある。
稜線を行くと、急な下りとなり、天然の岩を利用した城門跡がある。その先、今は通行禁止の大月駅方面への道が分岐する。さらに、稜線をトラバース気味に進み、また、下ると築坂(大手門跡)の鞍部に出る。道は登りとなり、岩コースを進むと、鎖や足場のついた岩を少し登る所がある。次の兜岩は通行禁止で、右へ林間コースを行くことになる。大きな岩を巻くので、急な下りがあり、登り返して稜線に出たら、また登って天神山となる。ここは眺望はない。天神山から、送電鉄塔を通って、道は下りとなる。次の送電鉄塔へ登り返し、少し行くと、岩ルートでは平坦な岩場が広がり、稚児落しの岩壁や眺望の良い場所に出る。ここは眺めが良い。道はまた、樹間に入って稚児落しまで少し登る。ここも対岸の岩壁が良く見える。岩殿山、なかなか良い山だった。
道は樹林帯に入り、尾根伝いに下り、浅利に近づく。山道から少し広い道に出るが、標識は両方とも大月駅だ。駅方面の左に向かうと道はトラバースから川へ向かい、橋を渡って県道に出る。後は、高速の下を通って、橋を渡り、緩く長い坂を登って、大月駅裏に出る。
駐車場から高川山に向かうことにする。国道20号線を西に向かい、初狩駅の手前から、左に細い道に入る。中央線のガード下の細い道を通り、お寺の横を真っ直ぐ山に向かうと林道となり、最後はダートになり、高川山登山口駐車場へ着く。ガード下からずっとすれ違い困難な細い道である。注意。
登山口から真っ直ぐ林道を進むと、登山道の分岐がある。左の男坂、女坂の方に入る。檜の植林地をジグザグに登っていく。左の尾根(天狗岩)の方から重機の音が激しい。採石場らしい。途中、男坂、女坂の分岐があるが、左、男坂を登る。直線的に、どんどん登る道で、段差の大きい所もある道である。標高870m位で、男坂、女坂が合流。道は緩やかになり、笹の多い気持ちの良い道となる、後、標高差100mの登りである。最後の登りで、高川山山頂に飛び出す。高川山山頂は、富士山の方向に開けていて、富士山の良い展望地である。しかし、ここまでの登りは、眺めは全くなく、花も少なく面白くなかった。下りは、女坂方面、そして、沢ルートを下ることにした。女坂は距離は長いが、道がなだらかに付けられている。沢コースに入ると下りとなり、沢に近づく。沢もきれいとは言えない堰堤の多い沢である。中ほどから、堰堤工事の為の道だろうか、車の通れそうな林道となり、登山口まで続く。
今日は薄曇り〜晴れの天気で。気温もそれ程高くなかった。富士山は良く見えた。今日出会った方は岩殿山は0、高川山では2組5人程だった。
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