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Yamareco

記録ID: 5540716
全員に公開
ハイキング
東北

北の低名山ツアー番外編:恐山・大尽山(宇曾利山湖畔駐車場より山頂往復)

2023年05月27日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:25
距離
16.4km
登り
649m
下り
644m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:29
休憩
0:52
合計
5:21
距離 16.4km 登り 649m 下り 658m
7:04
18
7:22
7:28
36
8:04
8:08
16
8:24
23
小沢出合
8:47
8:54
39
9:33
9:56
20
10:16
12
一体地蔵分岐
10:28
10:35
8
小沢出合
10:43
26
11:09
11:14
18
11:32
27
天候 朝方曇り、のち快晴
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・宇曾利山湖畔駐車場利用(キャパ巨大、無料):恐山正門・本堂手前の大駐車場[うち半分舗装]でなく、むつ市内からの県道と薬研温泉方面の下降路手前にある草地の駐車スペース奥に大尽山登山道の入口あり[小生は、大尽山入山者も無条件に入山料を支払うものと思い込み、最初に大駐車場へ車を入れ、入山料を払ってしまいました…(苦笑…)]
・日本三大霊場・恐山本堂や賽の河原は一見の価値あり(入山料500円)
・正門を入ったところに、男女別の小さな温泉小屋あり、入山者は使用可(脱衣所・湯舟のみの簡素な造りながら、硫黄泉の本格的温泉水で、山の汗をサッと流すにはちょうど良いかも…)
コース状況/
危険箇所等
・コース中、分岐など要所に案内道標あり。落ち葉等で若干進行方向の分かりにくい区間も、赤テープ等のマーキング多数、特段の不明瞭箇所ナシ
・湖畔をグルッと回る平坦な区間が長く、標高差自体は大きくないものの、全体の行程が約16kmと長いため、午後の天候変化等も考慮すれば、早立ち推奨
・大尽山登山口から一体地蔵の分岐点へ上がるまでの登山路上に、クマと思われるフン数ヶ所あり(季節によりクマ鈴使用推奨)
・山頂直下の急登区間(2ヶ所)、太いロープ設置されるも、スリップ注意
・大尽山頂は一角に展望絶佳の岩場あり、写真撮影に気を取られ、スリップせぬよう注意…
その他周辺情報 ・恐山の山門内に簡素な温泉小屋あり(男女別;脱衣所と湯舟のみ)
・山を下った薬研温泉や下風呂温泉(風間浦村)には温泉旅館等多数
最終日の宿泊先は、上北町の温泉施設(造りは街の銭湯…)付き旅館「さくら温泉」。他の都道府県では殆どが予算払底状態の全国旅行支援キャンペーンも適用され、おトクに泊まれました。南部名物・せんべい汁の鍋付き夕食も美味、翌朝早立ちのため、前夜のうちに女将さんがおにぎり弁当を用意してくれ、感謝ひとしお…
2023年05月27日 04:40撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
5/27 4:40
最終日の宿泊先は、上北町の温泉施設(造りは街の銭湯…)付き旅館「さくら温泉」。他の都道府県では殆どが予算払底状態の全国旅行支援キャンペーンも適用され、おトクに泊まれました。南部名物・せんべい汁の鍋付き夕食も美味、翌朝早立ちのため、前夜のうちに女将さんがおにぎり弁当を用意してくれ、感謝ひとしお…
長い長い今回のツアー、最後のターゲットは本州・青森へ寄り道、下北半島突端に近い恐山の一角、大尽(おおづくし)山へ。気合いを入れて宿を朝5時前に出発、自動車専用道を快適に走り繋いで、恐山湖畔の駐車場に6時過ぎ到着。入山料払い、いざ出発!
2023年05月27日 06:19撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/27 6:19
長い長い今回のツアー、最後のターゲットは本州・青森へ寄り道、下北半島突端に近い恐山の一角、大尽(おおづくし)山へ。気合いを入れて宿を朝5時前に出発、自動車専用道を快適に走り繋いで、恐山湖畔の駐車場に6時過ぎ到着。入山料払い、いざ出発!
霊場・恐山のシンボルの1つ、太鼓橋。人は通れませんが、下は三途の川、ここを越えると地獄の領域…
2023年05月27日 06:27撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/27 6:27
霊場・恐山のシンボルの1つ、太鼓橋。人は通れませんが、下は三途の川、ここを越えると地獄の領域…
…と、地図をよく見ると、大尽山への登山道は霊場からだいぶ離れた湖畔のこちらが入口でした〈汗…〉。大駐車場あり、お花(タニウツギ?)もキレイです。
2023年05月27日 06:30撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/27 6:30
…と、地図をよく見ると、大尽山への登山道は霊場からだいぶ離れた湖畔のこちらが入口でした〈汗…〉。大駐車場あり、お花(タニウツギ?)もキレイです。
駐車場の一角、ここが登山道入口のようです。暫くは湖畔を巡る平坦な散策路を進みます。
2023年05月27日 06:36撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/27 6:36
駐車場の一角、ここが登山道入口のようです。暫くは湖畔を巡る平坦な散策路を進みます。
鬱蒼とした樹林の中を真っ直ぐ伸びる道、心なしかスピリチュアルな雰囲気も…。ツキノワグマだと思いますが、クマの糞などの目撃情報もあるので、一応クマ鈴付けて進みます。
2023年05月27日 06:39撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/27 6:39
鬱蒼とした樹林の中を真っ直ぐ伸びる道、心なしかスピリチュアルな雰囲気も…。ツキノワグマだと思いますが、クマの糞などの目撃情報もあるので、一応クマ鈴付けて進みます。
道端に、霊験あらたかそうな巨岩。(どうしても雰囲気的に、何かとスピリチュアルに感じてしまいます…〈苦笑…〉)
2023年05月27日 06:51撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
5/27 6:51
道端に、霊験あらたかそうな巨岩。(どうしても雰囲気的に、何かとスピリチュアルに感じてしまいます…〈苦笑…〉)
ここは「東北自然歩道」の一部なのですね。
2023年05月27日 06:52撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/27 6:52
ここは「東北自然歩道」の一部なのですね。
どこまでも続きそうな一本道、思わず吸い込まれそうです…
2023年05月27日 06:57撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/27 6:57
どこまでも続きそうな一本道、思わず吸い込まれそうです…
最初のチェックポイント、大平分岐を通過。ここで東北自然歩道からは離れ、ヤマラーの領域に。朝イチでかなり気合い入れて歩いた割に、ほぽコースタイム通り。頑張らねば…<汗>
2023年05月27日 07:04撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/27 7:04
最初のチェックポイント、大平分岐を通過。ここで東北自然歩道からは離れ、ヤマラーの領域に。朝イチでかなり気合い入れて歩いた割に、ほぽコースタイム通り。頑張らねば…<汗>
再び、ひたすら真っ直ぐな路に…
2023年05月27日 07:06撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/27 7:06
再び、ひたすら真っ直ぐな路に…
ここから湿原越しに眺めると、平和な高原の湖畔の光景。スピリチュアルな雰囲気は余りなく…
2023年05月27日 07:08撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
5/27 7:08
ここから湿原越しに眺めると、平和な高原の湖畔の光景。スピリチュアルな雰囲気は余りなく…
道端に、黄色のお花のオダマキ。恥じらいがちに下を向いてます…
2023年05月27日 07:12撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/27 7:12
道端に、黄色のお花のオダマキ。恥じらいがちに下を向いてます…
湖畔の路をひたすら歩き、スタートから50分弱でようやく大尽山登山口着。ここからが本格的なハイキング路、少しブレイク入れ、気合い入れて行きましょう!
2023年05月27日 07:22撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/27 7:22
湖畔の路をひたすら歩き、スタートから50分弱でようやく大尽山登山口着。ここからが本格的なハイキング路、少しブレイク入れ、気合い入れて行きましょう!
深い原生林帯の緩やかな登りが続きます。緑蔭の風が心地良いです。
2023年05月27日 07:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/27 7:47
深い原生林帯の緩やかな登りが続きます。緑蔭の風が心地良いです。
広闊な原生林の広場で休憩。標高的にはまだまだですが、距離的には次なるチェックポイント・一体地蔵までの半分ほど進んだ感じでしょうか…。
2023年05月27日 08:05撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/27 8:05
広闊な原生林の広場で休憩。標高的にはまだまだですが、距離的には次なるチェックポイント・一体地蔵までの半分ほど進んだ感じでしょうか…。
コース脇の沢、小さいながらステキな滝を見下ろします。
2023年05月27日 08:17撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
5/27 8:17
コース脇の沢、小さいながらステキな滝を見下ろします。
小沢渡渉点。尾根もだいぶ近づき、水流が細くなってきました…
2023年05月27日 08:24撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/27 8:24
小沢渡渉点。尾根もだいぶ近づき、水流が細くなってきました…
標高500m超、この辺りから少し植生が変わり、灌木帯へ入っていきます。
2023年05月27日 08:32撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/27 8:32
標高500m超、この辺りから少し植生が変わり、灌木帯へ入っていきます。
これはシラネアオイでしょうか。本州の山へ帰ってきたことを実感…。
2023年05月27日 08:36撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/27 8:36
これはシラネアオイでしょうか。本州の山へ帰ってきたことを実感…。
苦労の末、ようやく稜線に出て、チェックポイントの一体地蔵着。尾根通しのルートも、細々とながら付いているようです。
2023年05月27日 08:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/27 8:47
苦労の末、ようやく稜線に出て、チェックポイントの一体地蔵着。尾根通しのルートも、細々とながら付いているようです。
再び深い原生林を進むうち、眼前にこんもりしたご本尊・大尽山が迫ってきました。いよいよ頂上直下の約200mの急登です…〈汗…〉
2023年05月27日 08:57撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/27 8:57
再び深い原生林を進むうち、眼前にこんもりしたご本尊・大尽山が迫ってきました。いよいよ頂上直下の約200mの急登です…〈汗…〉
胸突き八丁、鼻をつく急登が続きます…〈ゼーゼー…〉
2023年05月27日 09:04撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/27 9:04
胸突き八丁、鼻をつく急登が続きます…〈ゼーゼー…〉
やや盛りを過ぎたツツジが登場。急登の喘ぎをひととき癒してくれます…
2023年05月27日 09:12撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/27 9:12
やや盛りを過ぎたツツジが登場。急登の喘ぎをひととき癒してくれます…
勾配が少し緩み、信州の高原のような、明るいダケカンバ帯に入ります。山頂も近そう!
2023年05月27日 09:14撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/27 9:14
勾配が少し緩み、信州の高原のような、明るいダケカンバ帯に入ります。山頂も近そう!
山頂直下、最後の急登区間に差しかかり、ロープも登場…
2023年05月27日 09:24撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/27 9:24
山頂直下、最後の急登区間に差しかかり、ロープも登場…
ロープ区間を何とか突破すると、頂稜の一角に出て、緩やかで平和な尾根道に…〈ホッ…〉
2023年05月27日 09:27撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/27 9:27
ロープ区間を何とか突破すると、頂稜の一角に出て、緩やかで平和な尾根道に…〈ホッ…〉
樹林帯を飛び出すと、いきなりステキな大展望の大尽山頂上着。3時間ほど前に出発した宇曾利山湖が遥か下方、その向こうにはむつ市街と陸奥湾方面。感動の景観です!
2023年05月27日 09:33撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/27 9:33
樹林帯を飛び出すと、いきなりステキな大展望の大尽山頂上着。3時間ほど前に出発した宇曾利山湖が遥か下方、その向こうにはむつ市街と陸奥湾方面。感動の景観です!
これにて、めでたく今回企画した全ての山行ミッション完遂。奇跡的に山中での行動中、雨に降られることもなく、山の神のご加護に心より感謝です!
2023年05月27日 09:36撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
5/27 9:36
これにて、めでたく今回企画した全ての山行ミッション完遂。奇跡的に山中での行動中、雨に降られることもなく、山の神のご加護に心より感謝です!
三角点越しに、自衛隊のレーダーが目立つ釜伏山を望んで。
2023年05月27日 09:38撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/27 9:38
三角点越しに、自衛隊のレーダーが目立つ釜伏山を望んで。
下北半島の北側は寒村ばかりですが、遠くに北海道らしき島影も…。昨日、向こう側の恵山からこちら恐山を眺めたのがウソのようです…
2023年05月27日 09:39撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/27 9:39
下北半島の北側は寒村ばかりですが、遠くに北海道らしき島影も…。昨日、向こう側の恵山からこちら恐山を眺めたのがウソのようです…
釜伏山の彼方には、昨日夕方に新幹線で走り抜けた津軽半島がうっすらと見えます。
2023年05月27日 09:41撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
5/27 9:41
釜伏山の彼方には、昨日夕方に新幹線で走り抜けた津軽半島がうっすらと見えます。
天下の霊場・恐山にこんなこと言うと不謹慎ですが、宇曾利山湖の形は、見方によっては可愛いハート型にも見えますね…
2023年05月27日 09:52撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/27 9:52
天下の霊場・恐山にこんなこと言うと不謹慎ですが、宇曾利山湖の形は、見方によっては可愛いハート型にも見えますね…
楽しいランチも終わり、下山にかかります。こういう平和な路がずっと続いてくれると良いのですが…〈苦笑…〉
2023年05月27日 09:59撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/27 9:59
楽しいランチも終わり、下山にかかります。こういう平和な路がずっと続いてくれると良いのですが…〈苦笑…〉
ロープ区間、足下が見えないぐらいの急降下…。長旅の疲れも溜まっており、スリップせぬよう要注意…。
2023年05月27日 10:01撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/27 10:01
ロープ区間、足下が見えないぐらいの急降下…。長旅の疲れも溜まっており、スリップせぬよう要注意…。
足下を見ながら慎重に下っていくと、落花ツツジがお出迎え。
2023年05月27日 10:07撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/27 10:07
足下を見ながら慎重に下っていくと、落花ツツジがお出迎え。
帰路はアッという間に一体地蔵の分岐通過。(往路で地蔵様にお参りしたので、帰りはスルー…)
2023年05月27日 10:16撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/27 10:16
帰路はアッという間に一体地蔵の分岐通過。(往路で地蔵様にお参りしたので、帰りはスルー…)
沢筋が近づき、黄色のスミレ系の花々。君の名は?
2023年05月27日 10:22撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/27 10:22
沢筋が近づき、黄色のスミレ系の花々。君の名は?
朝方はどんより曇っていた空もいつしかスッキリ晴れ渡り、少し暑くなってきました。往きはスルーした小沢の渡渉点で少々リフレッシュタイム!
2023年05月27日 10:27撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/27 10:27
朝方はどんより曇っていた空もいつしかスッキリ晴れ渡り、少し暑くなってきました。往きはスルーした小沢の渡渉点で少々リフレッシュタイム!
沢水でリフレッシュしたお陰もあり、帰路は至極快調に大尽山登り口に帰着。これなら、お昼前後には駐車場に帰り着けそうです…〈ホッ…〉
2023年05月27日 11:09撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/27 11:09
沢水でリフレッシュしたお陰もあり、帰路は至極快調に大尽山登り口に帰着。これなら、お昼前後には駐車場に帰り着けそうです…〈ホッ…〉
林道上にカワイイ黄色のお花の大群落。君の名は?
2023年05月27日 11:19撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/27 11:19
林道上にカワイイ黄色のお花の大群落。君の名は?
湖畔に出ました。空はキレイに晴れ、湖面も青空を映して朝とは表情がすっかり変わりました…
2023年05月27日 11:27撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/27 11:27
湖畔に出ました。空はキレイに晴れ、湖面も青空を映して朝とは表情がすっかり変わりました…
初夏の太陽の照り返しで、新緑も一際輝いてます!
2023年05月27日 11:35撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/27 11:35
初夏の太陽の照り返しで、新緑も一際輝いてます!
無事、正午前に湖畔の駐車場帰着。朝は小生が一番乗りでしたが、下山中に男性ソロの方5組ぐらいとスライドしたので、車がかなり増えてます。これにて、今次ツアーの全ての山歩きが恙なく終了。事故・トラブルなく最後まで歩き切れたことに感謝感激!この後、折角なので恐山本堂をクィック参拝します。
2023年05月27日 11:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
5/27 11:58
無事、正午前に湖畔の駐車場帰着。朝は小生が一番乗りでしたが、下山中に男性ソロの方5組ぐらいとスライドしたので、車がかなり増えてます。これにて、今次ツアーの全ての山歩きが恙なく終了。事故・トラブルなく最後まで歩き切れたことに感謝感激!この後、折角なので恐山本堂をクィック参拝します。
恐山本堂の駐車場に移動。宇曾利山湖側から見ると、大尽山は三角錐の実に形の良い山ですね!
2023年05月27日 12:30撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/27 12:30
恐山本堂の駐車場に移動。宇曾利山湖側から見ると、大尽山は三角錐の実に形の良い山ですね!
こちら、釜伏山は名の通りの台形の山。自衛隊のレーダーが頭を覗かせてます。
2023年05月27日 12:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/27 12:31
こちら、釜伏山は名の通りの台形の山。自衛隊のレーダーが頭を覗かせてます。
朝イチでゲットした拝観券を使い、本堂に入場。日本三大霊場の1つだそうですが、他の2つは…?
2023年05月27日 12:34撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/27 12:34
朝イチでゲットした拝観券を使い、本堂に入場。日本三大霊場の1つだそうですが、他の2つは…?
正門の両側には、普通に仁王様の守護。もの悲しい風車がこのエリアの風物詩ですね。
2023年05月27日 12:36撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
5/27 12:36
正門の両側には、普通に仁王様の守護。もの悲しい風車がこのエリアの風物詩ですね。
ここにはお湯に浸かるだけの男湯・女湯あり。硫黄臭が強く、しっかり温泉気分が味わえます。(本日は時間ないのでパス…<涙>)
2023年05月27日 12:37撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/27 12:37
ここにはお湯に浸かるだけの男湯・女湯あり。硫黄臭が強く、しっかり温泉気分が味わえます。(本日は時間ないのでパス…<涙>)
折角なので本堂にお参りし、安全登山の御礼しましょう。
2023年05月27日 12:39撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
5/27 12:39
折角なので本堂にお参りし、安全登山の御礼しましょう。
老母向けに健康御守を仕入れ、最後にお世話になった大尽山を仰いで恐山を後にします。
2023年05月27日 12:45撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/27 12:45
老母向けに健康御守を仕入れ、最後にお世話になった大尽山を仰いで恐山を後にします。
長旅最後のエクスカーションとして、最近のもう一つのマイブーム「登れる灯台」の北端・尻屋崎灯台へ。快晴微風の絶好のコンディション、岬の突端に建つ白亜の灯台が写真映えバツグン!
2023年05月27日 13:34撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/27 13:34
長旅最後のエクスカーションとして、最近のもう一つのマイブーム「登れる灯台」の北端・尻屋崎灯台へ。快晴微風の絶好のコンディション、岬の突端に建つ白亜の灯台が写真映えバツグン!
ここはマサカリ型下北半島の北東の突端。海を挟んで半島の南西方向を眺めると、海上に浮かぶ島のように、先ほどまで歩いた恐山の峰々が屹立…
2023年05月27日 13:44撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/27 13:44
ここはマサカリ型下北半島の北東の突端。海を挟んで半島の南西方向を眺めると、海上に浮かぶ島のように、先ほどまで歩いた恐山の峰々が屹立…
ここも北国。海岸線に近い草地に、高山植物と思しきお花が多数…
2023年05月27日 13:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/27 13:47
ここも北国。海岸線に近い草地に、高山植物と思しきお花が多数…
それでは、いざ「登れる灯台」の展望テラスへ!(散々山歩きした後の灯台登り、正直キツい…〈苦笑…〉)
2023年05月27日 13:51撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
5/27 13:51
それでは、いざ「登れる灯台」の展望テラスへ!(散々山歩きした後の灯台登り、正直キツい…〈苦笑…〉)
展望テラスへ上がると、強風ながら更に展望絶佳!スマホを落とさぬよう気遣いながら、自撮りで記念にパチリ。
2023年05月27日 13:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
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5/27 13:58
展望テラスへ上がると、強風ながら更に展望絶佳!スマホを落とさぬよう気遣いながら、自撮りで記念にパチリ。
海を挟んで、先ほど登ってきた恐山の峰々も感慨深く観望。
2023年05月27日 13:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/27 13:58
海を挟んで、先ほど登ってきた恐山の峰々も感慨深く観望。
本州の北端近く、海岸線の表情は比較的穏やかです。
2023年05月27日 13:58撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/27 13:58
本州の北端近く、海岸線の表情は比較的穏やかです。
コチラの灯台は明治初期に初点灯。日本の「灯台の父」とされる英国人ブラントン氏の設計です。
2023年05月27日 13:59撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
5/27 13:59
コチラの灯台は明治初期に初点灯。日本の「灯台の父」とされる英国人ブラントン氏の設計です。
設置当初からのレンガ造りの貴重な構造を今に伝えており、重文指定・「日本の灯台50選」の1つ。(ヤマラーの小生は「登れる灯台」16基の探訪だけで精一杯ですが…〈苦笑…〉。)
2023年05月27日 14:01撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
5/27 14:01
設置当初からのレンガ造りの貴重な構造を今に伝えており、重文指定・「日本の灯台50選」の1つ。(ヤマラーの小生は「登れる灯台」16基の探訪だけで精一杯ですが…〈苦笑…〉。)
午後5時前、予定より早めにゴールのJR八戸駅帰着。レンタカーも返却し、駅ビルでプチ打上げができそう…〈嬉…〉
2023年05月27日 16:44撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/27 16:44
午後5時前、予定より早めにゴールのJR八戸駅帰着。レンタカーも返却し、駅ビルでプチ打上げができそう…〈嬉…〉
駅に隣接する物産館「ユートリー」へ入ると、ユネスコ無形文化遺産にも指定の八戸・三社大祭の展示がお出迎え。
2023年05月27日 16:55撮影 by  F-04K, FUJITSU
5/27 16:55
駅に隣接する物産館「ユートリー」へ入ると、ユネスコ無形文化遺産にも指定の八戸・三社大祭の展示がお出迎え。
昨年まではコロナ禍で開催中止、今年は4年ぶりに全面再開予定の由。
2023年05月27日 16:55撮影 by  F-04K, FUJITSU
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昨年まではコロナ禍で開催中止、今年は4年ぶりに全面再開予定の由。
新幹線の待ち時間を活かし、前夜の宿でゲットした地域クーポンも活用、2階のレストランで当地名物「せんべい汁」メインの八戸御膳でセルフ打上げ。ビールが身体に沁みるー!これにて、永きにわたる北海道・青森ツアーの全イベントは恙なく終了です。自分に「お疲れ様〜」!
2023年05月27日 17:04撮影 by  F-04K, FUJITSU
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新幹線の待ち時間を活かし、前夜の宿でゲットした地域クーポンも活用、2階のレストランで当地名物「せんべい汁」メインの八戸御膳でセルフ打上げ。ビールが身体に沁みるー!これにて、永きにわたる北海道・青森ツアーの全イベントは恙なく終了です。自分に「お疲れ様〜」!
撮影機器:

感想

長い長い北海道ツアーもいよいよ終幕。帰途青森に立ち寄って、恐山の一角に聳える秀峰・大尽山(おおづくしやま:新日本百名山・日本百霊山)を目指します。四半世紀ほど前、当方が青森勤務していた頃、家族を連れて恐山参拝の上、釜伏山には登った経験がありますが、宇曾利山湖から比較的長い行程を要する大尽山はその後未踏のまま。今回の北海道ツアー、往路は航空機使用でしたが、帰路は新幹線で陸路移動のため、新青森で「途中下車」、再びレンタカーを借り出して、下北半島への “入口” 付近に位置する上北町の温泉付き旅館に投宿します。青森市内での帰宅渋滞もあり、宿への到着は夜7時頃とかなり遅くなってしまいましたが、予め宿の女将さんに連絡を入れておいたことが奏功、スムーズにチェックイン終了。今回は幸い全国旅行支援の割引も受けられ、2,000円分の地域クーポンもゲット。夕食時間にも何とか間に合い、地場の名物+手作り料理てんこ盛りの食事と温泉入浴でしっかり活力を回復です。
 翌日、約16kmと行程長めのため、2日連続で宿の朝食は諦め、前夜に前日同様女将さん手作りのおにぎり弁当を受け取り、早朝4時半過ぎに出立。北国ではこの時期、日の出も早く大変助かります。四半世紀前には未だなかった無料の自動車専用道も途中まで整備され、むつ市を経て、カーナビの予想時刻よりもかなり早めの午前6時過ぎ、久方振りの恐山本山の駐車場に到着。お初の大尽山の登山道入口がよく分からず、宇曾利山湖畔の登山者・ハイカー専用駐車場を見つけるのに少々手間取りましたが、この日一番乗りで何とか午前6時40分前より本ツアー最後の日帰りハイク開始です。
 以降のコース中詳細は本文・写真キャプション記載の通り。登山口まで宇曾利山湖畔を回り込む平坦な区間が長く、急登区間は山頂直下の一部ロープ付き斜面のみでしたが、深い樹林帯をひたすら登った後、突如展望絶佳の山頂に飛び出した瞬間は感動的でした。足下には身もすくむ霊場・恐山のイメージとは縁遠い、ハート型のステキな宇曾利山湖、その向こうには山頂部に自衛隊レーダー等の立ち並ぶ恐山エリアの主峰・釜伏山、そして津軽海峡の彼方には昨日まで思い出に残るステキな景色を様々見せてくれた北海道の南端を望むことができ、長い旅の大団円を飾るに相応しい壮大な眺めに、一人しみじみ感慨に浸ったのでありました。
 晴天の土曜ということもあり、帰路は男性ソロのハイカーばかり約5組とスライド。途中で出会った地元シニアの方からは「もう下りてきたんか。出発も早いけど歩くのも速いわ…」とのオコトバを頂戴し、少々面映ゆい思い…。その後も快調に歩を進め、計16kmのロングコースを実質5時間弱で歩き切って、無事お昼前に湖畔の駐車場に帰着します。時間的に少し余裕も持てたので、この後、朝方入山料支払い済みの恐山本堂で安全登山の御礼参拝。実家の老母向けに健康安全の御守を買い込み、本ツアー最後のエクスカーション・尻屋崎へとクルマを飛ばします。天気はいつしか快晴となり、青空に映える「登れる灯台」の1基、尻屋崎灯台の展望デッキへと疲れる脚を引きずってよじ登り、太平洋の向こうの恐山や津軽海峡を挟んだ道南の山々などを一望しながら、思い出に満ちた今回の旅を感懐込めて振り返った小生でありました。
 この後、予定より1時間以上早くゴールの八戸駅へ到着。レンタカー返却し、駅ビル物産館のレストランで同日いっぱい有効の地域クーポンもフル活用し、自らへのご褒美として夕食・八戸御膳&生ビールの至福のひとときを過ごします。新幹線車中にて1週間余に渡り降り積もったメールなどをチェックしつつ、僅か2時間半で大宮駅に到着。青函連絡船を知る我が世代から見ると、鉄道利用での北海道・青森ツアーもすっかり便利になったことが実感されます。夜遅く10日ぶりの自宅へ戻り、洗濯・後片付けに追われながらも、心地良い疲労感や充実したカラフルな思い出に浸る小生でありました。
 今回のツアーでは、休養日の日曜を除いては幸い天候の大きな崩れもなく、好天の下で花の百名山や日本低名山・新日本百名山など計7座を首尾良く全踏破。クルマの総移動距離約1,500km弱、山での歩行距離は総計88kmと、実によく走り、よく歩いた10日間でありました。さすがに蓄積した心身の疲労感や筋肉痛はハンパなく、折しも関東近郊は梅雨入り間近ですので、現状では「暫くは山歩きはパス…」との心境です。もっとも、ほとぼりが覚めた頃に晴れマークが並び出すと、またも名山巡りの虫が騒ぎ出す可能性も大ですが、今回の成果である山行の記録・今後の教訓などしっかりレビュー・整理しつつ、暫くは心身の休養・充電に努めようと思います。
[2023年5月29日、satonao1記す]

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