野坂山地・粟野中学校前バス停から夕暮山─岩籠山─インディアン平原
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- GPS
- 05:10
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 895m
- 下り
- 809m
コースタイム
- 山行
- 4:27
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 5:10
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
敦賀市コミュニティバスの④金山線で、粟野中学校前まで移動。運賃\200。 https://www.city.tsuruga.lg.jp/communitybus/index.html <ゆき> 小杉541━629金沢652━734加賀温泉740(サンダーバード8)750芦原温泉753━902敦賀915=947粟野中学校前 <かえり> 新疋田1508━1515敦賀1525(しらさぎ9)1622加賀温泉1648━1736金沢1739━1826小杉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山コースから入ると枝道が多く、正しいルートを慎重に見極める必要がある。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
半袖シャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
携帯
タオル
スパッツ
サングラス
折り畳み傘
|
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感想
5月27日土曜日に、敦賀市の夕暮山─岩籠山に行って来た。翌日5月28日に地元・富山のカーター記念黒部名水マラソンのフルマラソンの部に出走する予定なので、その前日に軽く山歩きをして調整のつもりだった。
富山から敦賀の岩籠山に行くのは、長らく『青春18きっぷ』を使った山旅の候補として温めていた企画だった。しかし、北陸新幹線による在来線の三セク化で『青春18きっぷ』を使うとコスパが悪くなり、『北陸おでかけパス』を使った山旅の対象に変更。これも実行する前に『北陸おでかけパス』も廃止となり、今や電子チケットの『北陸おでかけtabiwaパス』(以下、『tabiwaパス』)を使った山旅の対象だ(苦笑)。しかし、その『tabiwaパス』も、北陸新幹線敦賀開業後はどうなるか分からないので、現在温めている山行計画のなかでも優先的に済ます気で居た。サーバトラブルで『tabiwaパス』に障害が起こり使用を断念した4月29日も糸魚川方面に向かっていたけど(https://www.yamareco.com/modules/diary/225464-detail-298172)、天気が良ければ岩籠山に行くつもりだった。4月中に済ませるつもりだった岩籠山、約1ヶ月遅れでようやく『tabiwaパス』使用で向かうことになった。
鉄道で岩籠山に登る場合、新疋田駅から周回を企画するひとが多いようだけど、当初私は小浜線の西敦賀駅IN─新疋田駅OUTの計画を立ててた。しかし、小浜線のダイヤが酷く、富山から鉄道でどんなに頑張っても11時台の電車しか捕まらない。下山時間が遅くなるので、敦賀市コミュニティバスの④金山線の粟野中学校前バス停から歩くプランに変更。ホントは⑧山公文名線の山バス停まで行ければいいんだろうけど、早朝の便の次は13時台だから、登山には向かない…。
ということで、新幹線開業まで残すところ300日余りでお祭りムードの敦賀駅前から④金山線のバス9:15発の便に乗る。敦賀駅前からバスに乗るのは、2002年に西方が岳に行った時以来(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3030053.html)21年ぶり! コミュニティーバスというと、乗客が殆ど居ないイメージを持ってたけど、意外に乗客が多い。ダイヤ定刻より3分早く9:44に粟野中学校前バス停に到着し、下車。山集落へ向かう。朝『キャラメルハウス』(自宅)を出る時はヒンヤリしてたので長袖シャツ着て来たけど、道路脇の温度表示は24℃! マジか!?
⑦粟野沓見線のダイヤが合えばここまでバスで来れる粟野公民館前を通過し、黒河小学校の横、小浜線の踏切、舞鶴若狭道の下を通り、山集落に到着。川を渡って稲荷神社の前を通過し集落のなかを進む。集落奥に「岩籠山登山道」の標識があるのでそっちに向かったら、すぐに道が二手に分かれる。左の道のほうが山に向かっていくので、アタリマエのようにこっちに入ったら、田んぼの奥で行き止まり!
右側みたら、草付き斜面を下れば橋があり、正しい道である右の道に復帰できると分かったので、強引にシリセードで斜面を下り、簡易な橋を渡って正規のルートに復帰。こちらの道は未舗装車道で、少し進むとクルマが置けそうなスペースがある。さらに進むと、防獣ゲート。こちらを通過すると、直進ルートと対岸へ渡る橋に向かうルートに分かれる。雑草が少なそうな直進ルートに入ると補助ロープがあるような急坂となり、堰堤の右岸に出た。ここでジョギングシューズからトレッキングシューズに履き替えるため、休憩。暑いので、ついでに長袖シャツも脱いだ。休憩を終えて、道なりに登って行くとおそらく水道関係と思われる「立入禁止 敦賀市」の立て札がある施設に出た。立派な道が続くので、安心しきって登ってたら『ヤマレコ』アプリから「予定ルートから外れたようです〜」と警告が鳴る。ありゃりゃ。確認したら、確かに間違うとるワ! …ということで、堰堤まで戻る。正しいルートは堰堤の対岸なので、堰堤上を歩いて渡れないかと思って視察したけど、ムリ!
結局、防獣ゲートそばの分岐までもどることに…。立派なフィクストロープがあるから絶対こっちが正しいルートだと思ったんだけどなぁ〜。正しいルートの橋を渡り、堰堤の左岸側に出る。ここでも堰堤沿いに進むルートと、外れて行くルートに分かれる。堰堤沿いのルートは施設メンテの道だろう…とのヨミで、外れてくルートに入るとすぐに下りになったので、ハズレ…(汗)。堰堤左岸に戻り、正しいルートを進む。これからしばらくは迷うような分岐は無かった(苦笑)。
それにしても暑い! 溝状に掘れた登山道を歩くため、全く風を感じない。しかし、道が尾根に乗り始めると、時折爽やかな風が吹くようになり、幾分快適になった。11:45に『ヤマレコMAP』言うところの「庭園広場」に到着。ここで休憩。
休憩を終えて歩き出すと、草刈機などを持った(おそらく)登山道整備の大所帯パーティーとすれ違う。標高的にはそろそろ夕暮山頂上だけど、頂上が近づくにつれ傾斜が緩やかになり、ほぼ平面な感じになる(2年前に登った銀杏峰(https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3303222.html)を思い出した…苦笑)。「夕暮山頂上だ!」と思ってたどり着いた高みは頂上では無くて、これから向かう反射板と夕暮山最高ピークが「我々はここだよ」と言わんばかりに姿をみせた(苦笑)。日蔭となるものが無い炎天下、夕暮山最高ピークに向かうと、登山道のド真ン中に四等三角点と夕暮山の標識があった(苦笑)。せっかくだから、ここで休憩。
人も立てそうに無い夕暮山最高ピークを確認し、反射板を通過して、市橋コース分岐に一旦下りる。この分岐から稜線沿いのルートと巻道(?)に分かれるけど、赤テープを信じて稜線沿いのルートに入る。正規のルートをショートカットする感じで道は合流。岩籠山への上りに入ると、30人弱の大所帯のパーティーとすれ違う。岩籠山頂上直下でルートは頂上直登ルートと巻き道に分かれる。当然、直登ルートに入る。すぐに岩籠山頂上に13:07に到着。お昼時間を外したのが幸いし、誰も居ない。敦賀の市街地と敦賀湾、西方が岳、野坂岳、琵琶湖方面、伊吹山、そして、これから向かうインディアン平原…360°の展望を楽しんだ。
帰りは、新疋田15:08発の電車に乗るつもりだったけど、道間違い連発の影響かあまり時間的な余裕が無い。岩籠山頂上からはさっきの分岐には戻らず、直接インディアン平原に向かうルートに入る。インディアン平原分岐付近では、ちっちゃい子を連れた家族連れが居た。ここまで歩いて来たの? 偉いなぁ〜。インディアン平原に到着。いろんな形の岩がある。ここも時間的な関係か、誰も居なかった。分岐に戻り、駄口への下山路を急ぐ。いきなり下りになることは無く、しばらくはアップダウンを繰り返す。あの子たちがここを歩いて来たとしたら、ホント、偉い!(苦笑) 大きな崩壊地の迂回のため、・677 mピークの肩に上り詰めると後は下る一方。下るにつれ、国道161号を行き交うクルマやバイクの音が聞こえるようになるだけでなく、木々の間から車体もみえるようになる。時間的に岩籠山頂上かインディアン平原でお昼を摂ったと思われるパーティー2組を追い抜き、奥野山を過ぎる。一旦「車道に出たか!」とぬか喜びさせられる広場を通過し、階段状に整備された道を下っていくと、小沢を越え、やがて柵に沿って歩くようになり、バッタリと駄口コースの登山口に出た。ここからは深坂集落への道に逸れるまで交通量の多い国道161号を我慢して歩く。深坂集落への道に入るとパッタリとクルマ通りが無くなり、14:54に新疋田駅に到着。パーク&ライドで何度も利用したことがある駅だけど、駅周辺に用があって使うのは初めてかもしれない(苦笑)。15:08に新快速がやって来て、敦賀駅までひと駅乗車。『tabiwaパス』では長浜─敦賀間がフリー区間から外れたので、敦賀駅で一旦『ICOCA』で運賃を支払ってから『tabiwaパス』利用で帰宅した。
標高700 m程度の里山なので、今の時期に登るには暑かった。また、どこのコースからもアップダウンが多く距離を長く歩くので、意外に侮れない。途中インディアン平原分岐でみかけた子供たちはホント、偉いと思います!(笑) フルマラソン走る前日に行く山じゃなかったことは確かで、明日の結果が今から思いやられます…(苦笑)。
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