行者還岳|シロヤシオ見頃
- GPS
- 06:06
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 734m
- 下り
- 739m
コースタイム
- 山行
- 2:40
- 休憩
- 3:09
- 合計
- 5:49
天候 | 高曇り→晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
R309の90番付近に路肩スペースあり 行者還トンネル西口駐車場は有料(1,000円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されて歩きやすい 山頂直下は木製の梯子あり |
写真
感想
▼概要
役ノ行者があまりの険しさに引き返したという伝説が残っている。
稜線はアップダウンの少ない花の回廊が続く。全体的にとても歩きやすく、雰囲気の良い道。
山頂はシャクナゲ群落があり、シャクナゲをかき分けて奥へ進むと弥山・山上ヶ岳方面の展望箇所がそれぞれある。
シロヤシオは見頃、ヤマシャクヤクは終盤、クサタチバナは咲き始め。
▼日記
当初は稲村ヶ岳を考えていたが、歩行距離が長いこと、私が前日にアワイチに行っていたことを勘案して緩めの行者還岳となった。
5時半過ぎに自宅を出発。休憩しながらのんびり走って8時ごろに登山口着。R309の90番ポストはすでに十数台のクルマが止まっていたが、周辺は路肩が広く余裕がある。
法面の階段を上がると、よく踏まれた歩きやすい道が広がる。
タイタン広場と名付けられた中腹には、50年以上前のマツダのトラックが残されていた。
ブナの新緑が広がる尾根をさらに登ると程なく稜線に出る。ここからなだらかな道が続くが、シロヤシオ・クサタチバナの群落の花回廊となる。シロヤシオは見頃、クサタチバナは先始めだった。バイケイソウはまだ蕾がついていなかった。
行者還避難小屋(無人)は外観も立派だが、中も美しくてぜひ泊まってみたいと思った。すぐ後に垂直な岩壁を抱えた山頂が見える。
行者還岳直下は急な木製はしごがあり、濡れていると滑りやすい。一気に高度を稼ぐことができた。再び美しいシロヤシオに囲まれて登り詰めると山頂に到着。
山頂はちょうど見頃のシャクナゲ群落に囲まれていた。展望はないが、左奥(南)へ踏み跡を進むと弥山がよく見渡せる展望箇所がある。また、右(西)へ進むと山上ヶ岳方面がよく見えた。
山頂は薄暗く虫も飛んでいたので、少し下って満開のシロヤシオの下で昼食休憩とする。大普賢周辺の山がよく見えた。
帰りは往路と同じ道を辿って下山。
日差しが降り注いできたためか、クサタチバナは朝よりも多く開花していた。ヤマシャクヤクは散った後の個体しか見つけられなかった。少し登山道を外すと見られたようだ。
タイタン広場への分岐点で再び休憩。シートを敷いて横になると気分が良かった。
行者還岳はこれまで気にとめたことがなかったが、花が多くて美しい道だった。
総じて、大満足の山だった。
▼野鳥
アカショウビン、アオバト、コマドリ、ミソサザイ、キビタキ?
カッコウ、ツツドリ
...など
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