もう一度行くぞ!百畳峠から山伏経由青笹山手前の小河内山第景往復



- GPS
- 06:46
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 986m
- 下り
- 977m
コースタイム
天候 | 御前6時から8時まで晴れ、その後曇 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
百畳峠には、トイレあり。 山伏山頂から大笹峠への下りは、落差100m程度か、ジグザグに下る、道幅が50cm位なので滑らないように気を使いました。大笹峠から青笹山への途中の小河内山の第景まで行きましたが、危険を感ずるところや道迷いの心配もありません。この奥は、道が明瞭でないようですよ。 私は、ルート図をgpsに入れて持参していますから安心です。 尚、ほとんどは明確な尾根を歩きますが、戻りで広い尾根になったところが1ケ所ありました。井川(静岡)側に進むと尾根を外してしまう可能性があります。雨畑(山梨)側は、比較的急傾斜になっています。尾根は、山梨側の急傾斜に沿っています。赤テープをよく探しましょう。 私は、gpsの往路軌跡を忠実に辿っています。 |
その他周辺情報 | 登山後は、井川から川根に抜け、川根温泉を利用しました。 |
写真
おかげで10年若返ったかなと相棒たちと冗談を言った。
又、食事休憩か?と思ったら、指差す方に、カモシカがいる。急いでシャッタをきった。じっと見つめてくる。
別な方向からもう一枚と移動したら逃げられた。
装備
個人装備 |
gps
|
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感想
土曜日は雨。日曜日1日は晴れ/曇。山の天気予報を見て、山中湖周辺の山旅は中止して、下見を兼ねた青笹山への尾根歩きを思い立った。
調べると、速足の人なら1日で往復可能のようだが、メンバー3人の歩きではテント泊を1日入れる方が無難のようだ。
1日しかないので、時間で途中から戻るつもりで、朝早く立つことにした。
前日の土曜日午後4時過ぎに、勘行峰林道を入り、静岡県民の森の管理センター付近に駐車し、テントを張った。勘行峰林道は、広く舗装されとても走りやすい。翌日曜日の朝、5時過ぎに、登山口の百畳峠に移動して駐車した。
駐車場は広く(40台位か)、トイレもついて、ここなら昨夜の内にきてもよかったと思った。準備して6時前にヘッドライトを付けて登山開始。
この日の朝は、寒くなく快適だ。広い窪地の百畳平のところで左に直角に曲がるころには、明るくなった。
間もなく、山伏避難小屋まえを通過した。昔、1回泊まったことがある。
小じんまりした小屋だった。その後、大谷崩側から登った時は、小屋が見つからずに山頂にテントを張った。お陰で、朝焼けの富士山の写真をばっちり取った覚えがある。いまでもいい写真財産になっている。こんなに山頂から下がった位置にあったのだから見つからないのは当然だった。
間もなく、右から日陰沢コースが合流すると、一登りで山伏山頂だ。
山頂手前には、富士山の展望の広場があり、この日もばっちりの天気だった。昔テントを張った1本の樹木も健在だ。何とも言えない枯れ木とこの地特有の笹原が富士山へ目線を誘う。
朝焼けと富士山をカメラに収めた。
早朝で誰もいない山頂からは、千枚岳から悪沢岳、赤石岳、聖岳が雪をいただき、布引山と二こぶの笊が岳もすっきり見えて気分が良かった。
NKさんとNNさんに笊が岳に行った自慢をした。なにせ、二人は行っていない。gだけの実績だ。
山頂標識は「山伏」の新しいものができていた。「岳」を付けたり、消したりの騒動は今後は止めてほしいと思った。山人からの切なる願いだ。
ひとわたり展望を楽しんだ後は、いよいよこれから青笹山方面へ向かう。一旦は、山頂から大笹峠への降りる。
この坂は、50cmの幅ぐらいかとにかく狭く、急なので滑らないように背を低くして降りた。臆病なgには、とても気をつかう、嫌いな坂だった。
帰りはここを通過すると思うと明るいうちに戻りたい。いよいよ、大笹峠に立ち上がった斜面すぐ右わきから青笹山への尾根に取りついた。途中には、小河内山があり、2080m標高地点もある。
アップダウンは比較的少ない、尾根歩きで、小河内山の第景まで行ったが、左の井川湖側の斜面はなだらかで30CM背丈の笹に覆われていて、見晴もよく快適だ。
第喫に到達する前には尾根上に岩で遮られているゲートがあった。
岩が少ないこの山では、こんなものも目立つ存在だ。左右の岩の間を通過することになる。
その少し手前の日当たり地で朝食をとった。帰りには、ここでカモシカともあった。
朝食後に更に進んだが、午前8時を超えるあたりから、ガスが上がってきて、次第に展望が悪くなった。そういえば、今日は、晴れ/曇りの予報だったから見事に予報はあっている。
第曲に至る前には、そろそろ戻ることを決断した。
初期の戻り予定11時30分には、まだ2時間近く前だ。
ここで雨が降ると戻りで山伏の坂を上るのはいやだ。濡れて寒くなるのも、展望がないのも決断を迫っている。
天気のいいときにまたくればいい。
いつもこういってさっさと帰路につく。
たまには、逆目に出て、下山途中で天気が回復して青空ということもある。それでいいのだと言い聞かせる。
この日も、井川の湖畔から午後2時ごろに眺めた小河内山方面に雲は消えていた。それでも、第景が望めて、「あそこまで行ったのだよ」と3人で満足していた。
青笹山は、そこからは第景の裏になるので見えない。
容易には、初めての訪問者のラブコールを受けつけてはくれない。
「もう一度、いや後2回はお出で」といっているようだ。
「山伏の 奥入り染める 笹衣 我来たりても 青笹隠す」
「我いかん 青笹分け踏み 幾たびも 君が声する そのたもとまで」
次は、尾根で沢山見かけたつつじの花の時期か、紅葉の時期に訪れることになろう。
今日も無事終えることができて感謝であった。(g)
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