記録ID: 556069
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無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂
屏風岩山から鶴ヶ鳥屋山、角研山
2014年11月28日(金) [日帰り]
体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 07:18
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,490m
- 下り
- 1,351m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:17
- 休憩
- 0:59
- 合計
- 7:16
距離 15.2km
登り 1,492m
下り 1,351m
天候 | 曇り時々晴れ、一時小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
帰路:JR中央線 笹子駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
屏風岩山から大幡峠までは、踏み跡も手書きの道標等もあり、1、2箇所ルートミスに気を付ければ、それほど問題になる場所はないと思います。 大幡峠から鶴ヶ鳥屋山へは一部、古い登山道もありますが道標等はありません。基本的に尾根を忠実に登るだけなので迷う事はないと思いますが、踏み跡が全く判らない所があります。 鶴ヶ鳥屋山からは普通の登山道で、角研山まで小さなアップダウンが続きます。 角研山から笹子への道は、舟橋沢へ降りる道より距離は長くなるけど、尾根伝いなので明るい感じの道です。 以下、少し詳細に。 【屏風岩山から大幡峠】 屏風岩山へは小さなプレートのある登山口を入って、暫くは笹が煩い道を登ります。藪は尾根に出ればなくなります。 大岩山の下りの踏み跡が若干、判り難い所もありますが、赤テープもあるので、それを見落とさなければ大丈夫です。 大岩山から下りてきた鞍部から小さなピークを越えると、松ノ木に「向峠(鍵掛峠)」というプレートが付けられた小さな鞍部があります。そこは尾根通しに登る道と巻道、および初狩駅への分岐になっており、手書きの道標があります。 巻道には途中で踏み跡が細くなる所があり、土の斜面のトラバースは滑らないように注意します。ここを過ぎれば鍵掛峠はすぐ先です。 鍵掛峠から大幡峠までは http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-552135.html をご参照ください。 【大幡峠から鶴ヶ鳥屋山】 大幡峠の県道の側壁が始まるところから登ります。笹が刈り払われており、少し登ると古い登山道の跡があります。この登山道は途中何箇所か分岐ががあり、標高800m付近で南側へ尾根から外れてゆきますので、そこからは尾根通しに登ります。 尾根には微かに踏み跡らしき痕跡があります。急な尾根をしばらく登ると、若干傾斜が落ちてきて林道横の東屋に出ます。林道に出る直前はススキの藪漕ぎです。茨が混じっているので要注意です。藪があるのはここだけです。 東屋から尾根に出るのは、林道を北側に行ってコンクリ吹付けの側壁が2m程のブロック積みに変わる所から登りました。この林道は側壁が続きますので、ここか南側の藪っぽい斜面を登る以外は尾根に上がる手立ては無さそうです。 所々岩の交じる尾根を登り、標高1170mのなだらかなピークを過ぎると、傾斜は増して初狩からの登山道に出るまでは、かなりの急斜面が続きます。踏み跡は判らず、枯葉が積もっている事もあり、傾斜が強いので気を抜けない斜面です。場所によっては立ち木を掴んでバランスを保つような所もありました。 |
写真
撮影機器:
感想
前回は、高川山から大幡峠までで下山したので今回はその続きとして大幡峠から鶴ヶ鳥屋山へ登るのが主目的、あわせて前回気になった屏風岩山と大岩山も登る計画としました。
屏風岩山と大岩山はどちらも山頂の西側が岩壁となっており、その上からは鶴ヶ鳥屋山が良く見えます。個人的には、山頂部がすっきりした感じの屏風岩山が良いと思いまた。
コースとしては、藪っぽかったり、少し足場が悪い所もあるけど、人通りの少ない静かなハイキングコースとしてお勧めです。しかし、山頂の展望が良い高川山へ向かう方がコースとしては、よりお勧めです。
大幡峠から鶴ヶ鳥屋山までの尾根は、古い登山道があったので中腹の林道までは、予想していたより楽に着いた感じでした。林道から上は岩交じりの尾根で、地図には岩場の記号もあるので少し緊張気味でした。結果的には岩場らしい岩場はなかったものの、落葉の積もった所では滑らないように気を使ったし、最後の急登には参りました。
この尾根の感想としては、とにかく急登の連続であった、という感じです。
それでも、林道の東屋からの展望は良かったし、あまり人が訪れないであろう静かな鞍部などもあって、そこそこ面白いルートで満足しました。
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コメント
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ぐちさん、こんばんは!
早速の続編レコ、ありがとうございます!
これひっそり歩けてエエですね 楽しそう〜!
茨やススキ漕ぎもあるんですね〜。冬枯れの景色がまたエエですね〜。
それに今回のルートだと岩も観賞できるんですね〜。
ド素人の分際で近頃いっちょまえに、イワカベを見るとちゅっちゅと抱きつきたい欲求が出るようになりまして
ここは雪の前に行きたいな!
お疲れさまでした!
kunikonさん、おはようございます。
間をあけると、そのまま放置になってしまう予感がしたので、続けて行く事にしました。
岩尾根っぽいけど、残念ながら手を使うような岩場は無いのです。
なにげに岩登り風なのが東屋から尾根に上がる側壁の登り(写真39)。ここが今回のルートの核心部でした。
僅かに2mほどですが、傾いた凹角で、クラックに指をかけ側壁に足を突っ張るなんてムーブでした。(別に、そんな体勢にならなくても、他に登り様はありますが・・・)
岩だったら屏風岩山の岩壁ですね。あの壁は登れそうな感じだったのでルートがあるのか気になります。高度があるからザイルでの確保なしで登るのは無謀だけど、開けているので気分のよいクライミングができそうだと思いました。
岩はさておき、1170mのコブの鞍部の辺りは冬枯れの風情が良かったし、東屋からの景色など、予想してたより楽しいルートでした。
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