ソーラーパネル背負って鳳凰三山ピストンしてみた‼️

2023年06月04日(日) [日帰り]

• GPS: 08:52
• 距離: 25.7km
• 登り: 2,406m
• 下り: 2,406m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:56
• 休憩: 0:56
• 合計: 8:52

距離 25.7km 登り 2,406m 下り 2,406m

4:14 夜叉神峠登山口
4:46 夜叉神峠
4:53 夜叉神峠小屋
5:30 5:33 杖立峠
5:54 火事場跡
6:16 6:20 苺平
6:37 6:43 南御室小屋
7:26 砂払岳
7:29 薬師岳小屋
8:01 8:17 鳳凰山
8:29 鳳凰小屋分岐
9:01 9:02 アカヌケ沢の頭
9:24 9:37 地蔵ヶ岳
9:48 アカヌケ沢の頭
10:08 鳳凰小屋分岐
10:24 鳳凰山
10:39 薬師岳
10:45 10:47 薬師岳小屋
10:50 10:51 砂払岳
11:13 11:18 南御室小屋
11:39 苺平
11:55 火事場跡
12:15 12:20 杖立峠
12:46 夜叉神峠小屋
13:06 夜叉神峠登山口
13:06 ゴール地点

天候

晴れ、最初と最後はガスが少し多め

アクセス

利用交通機関：

自家用車

夜叉神峠駐車場(最後は山坂道が続く)

コース状況／危険箇所等

雪は全くなく、危険箇所もなし。トレラン向き

写真

6/4 3:46

3時45分頃、夜叉神峠駐車場にやってきた。それなりに埋まっている。車の中でトレールウォーターパック2.0Lに水を入れ、チューブを挿し込むと、なぜか水がぼとぼとこぼれてしまう。「なんや！またモンベルのソフトボトル穴開いてるんか！」と思うも、チューブを引き抜くと水漏れが止まる。何度やってもチューブを挿し込んだ瞬間に水がぼとぼと垂れ始める。「まいったな....」。今季初めてハイドレーションを使うので、もっと点検しておくべきだった。仕方がないので、南御室小屋でリアル南アルプスの天然水を飲むために持ってきた500mlのプラスチックボトルと500mlのペットボトルに水を満たし、合計1Lでスタートした。「行きと帰りに南御室小屋に寄って、容器を満たせばなんとかなるだろう」。山行を終えてすぐにモンベルに向かうと、チューブの先のゴムのパッキンが外れていたことを指摘された。これがないと水漏れするのは当たり前のようだ。110円でパッキンを取り寄せてもらうことにした。

6/4 4:14

このコースで最近熊が出たというレコがあったので、少しビビりながら、意識して鈴を鳴らしていく。

6/4 4:15

ハイドレーショントラブルでやっと登山口に

6/4 4:35

スタートが遅れたせいで、何でもないところでライジングサーン

6/4 4:41

花にはあまり興味はないが、こういう木を見てすぐになんの木か言い当てる無骨さは欲しい

6/4 4:48

夜叉神峠ではまだガスが出ていた

6/4 4:53

夜叉神峠の由来

6/4 5:02

夜叉神峠からすぐ少し道が分かりくくなる

6/4 5:12

でも、もうこの辺りでは歩き易い登山道になる。正にトレラン向き。トレランフレーバーだけ僕はリアルトレイルランナーにぶち抜かれた

6/4 5:30

杖立峠に到着。ここで花火をしそのままゴミを置き去りにしたとんでもない輩がいたらしい

6/4 5:30

苺平までそんなに遠いの？

6/4 5:54

苺平までの途中にある火事場跡。この辺りから白根三山が少し見える

6/4 5:54

こういうのが意外にありがたい

6/4 5:54

北岳

6/4 5:54

間ノ岳

6/4 5:54

農鳥岳

6/4 5:55

白根三山

6/4 6:16

苺平、やはり歩き安い登山道で意外に早く着いた。

6/4 6:16

今日は悩んだ挙げ句、「甲斐ある寄り道」はしないことに

6/4 6:26

辻山への反対側からの登り口

6/4 6:26

少し先にこの看板もある

6/4 6:35

これを誰かのレコで見て、その人が「どう考えてもわからん！」と言っているのに答えていた人の説明は、「猿は人より、見分け、情け、やりとげの3つの『け』が足りないという諺があり、山を汚さないようにしないと猿以下ですよ！」だった

6/4 6:35

もちろんドコモはバッチリ

6/4 6:37

南御室小屋到着

6/4 6:37

テントちらほら

6/4 6:39

もちろん、がぶ飲みしました

6/4 6:58

やたらとでかい大岩の脇を通る

6/4 7:07

今回唯一残っていた雪

6/4 7:13

大きな岩が増えてくる

6/4 7:17

そしてこんな所も

6/4 7:18

徐々に荒々しさが出てくる

6/4 7:18

このコースは白根三山好きにはたまらない

6/4 7:18

鉄板が始まる

6/4 7:19

北岳（右）と間ノ岳

6/4 7:19

農鳥岳（左）を入れて、白根三山

6/4 7:19

奥にも何やら立派な山が見えると思ったら、仙丈ケ岳

6/4 7:19

6/4 7:19

6/4 7:19

6/4 7:20

富士山がキレイだった

6/4 7:21

砂払岳へ

6/4 7:21

本当に砂地

6/4 7:21

どこからでも北岳を楽しめる

6/4 7:22

砂払岳、風が強くて半袖+ノー手袋では寒かった

6/4 7:22

何度も撮ってしまう鉄板の景色

6/4 7:22

奥秩父方面か

6/4 7:22

農鳥岳（左）と間ノ岳

6/4 7:22

悪沢岳（左）と荒川中岳？

6/4 7:25

北岳ズーム

6/4 7:25

間ノ岳（左）と北岳

6/4 7:25

6/4 7:25

6/4 7:26

6/4 7:26

薬師岳へと向かう

6/4 7:29

まずは薬師岳小屋がある

6/4 7:31

まだ小屋は開いておらず。トイレはチップ制で使えたが、ハエの大群が小便器に群がっていて、そこに突っ込んで行くのは勇気がいった

6/4 7:31

これが冬期避難小屋

6/4 7:38

小屋を振り返る

6/4 7:38

6/4 7:38

6/4 7:39

6/4 7:39

6/4 7:39

6/4 7:40

薬師岳に登頂すると、そこにいた男女のカップルの女性が、「撮りましょうか？」と親切に声を掛けてくれた。彼らはもう別の人に写真を撮ってもらっていたにもかかわらず

6/4 7:41

ちゃんと山だけでも撮る

6/4 7:41

6/4 7:41

奥の岩の上が一番高そうだが、薬師岳の標高はどこを取っているのか

6/4 7:42

八ヶ岳連峰

6/4 7:42

さあ、ここから気持ちのいい稜線歩き

6/4 7:42

6/4 7:42

6/4 7:42

仙丈ケ岳

6/4 7:43

振り返れば鉄板

6/4 7:46

仙丈ケ岳

6/4 7:46

6/4 7:46

6/4 7:46

6/4 7:46

6/4 7:46

6/4 7:47

爽快につきる

6/4 8:00

徐々に鉄板が佳境に

6/4 8:01

観音岳来ました

6/4 8:02

八ヶ岳連峰

6/4 8:02

6/4 8:03

仙丈ケ岳

6/4 8:05

甲斐駒ヶ岳と地蔵岳オベリスク。甲斐駒ヶ岳の両脇に乗鞍（左）と槍ヶ岳（右）もしっかり見えた

6/4 8:06

悪沢岳(左)と荒川中岳をズーム

6/4 8:07

最高の鉄板

6/4 8:11

乗鞍岳ズーム

6/4 8:11

槍穂高連峰

6/4 8:11

スーパーズーム

6/4 8:11

八ヶ岳連峰

6/4 8:15

6/4 8:15

6/4 8:16

6/4 8:19

6/4 8:19

6/4 8:19

6/4 8:26

オベリスク、今日は行けるところまで登るで〜

6/4 8:26

6/4 8:27

6/4 8:28

一瞬鳳凰小屋に寄り道しようかなと思ったが、かなり時間的に遠回りになるので断念

6/4 8:31

北岳。厳冬期に行った池山吊尾根を再認識

6/4 8:31

6/4 8:31

6/4 8:45

6/4 8:45

6/4 8:45

6/4 8:45

帰り、これを登り返すのか...

6/4 8:57

オベリスク迫る

6/4 8:57

6/4 9:01

6/4 9:04

足元まで来ました

6/4 9:05

6/4 9:05

賽の河原、さすが地蔵岳

6/4 9:05

6/4 9:06

6/4 9:08

6/4 9:08

6/4 9:09

至るところにお地蔵さん

6/4 9:25

ここからの男前も格別

6/4 9:25

6/4 9:25

6/4 9:26

6/4 9:26

6/4 9:26

オベリスクの安全に登れる最高地点からの甲斐駒ヶ岳

6/4 9:27

これは何かの登頂記念なのか

6/4 9:27

ここに霜が付いていた

6/4 9:28

宗教色満載

6/4 9:29

6/4 9:29

富士山には雲がかかり始めた

6/4 9:29

オベリスクの尖塔の取り付きは、ぐるっと一周できる。

6/4 9:30

カムかなにかにセットされたロープが残置されている

6/4 9:33

6/4 9:33

6/4 9:33

6/4 9:39

お地蔵さんできるだけ味わう

6/4 9:42

一応山頂標識を入れて

6/4 9:47

帰路についたが、まだまだオベリスクが気になる

6/4 9:50

6/4 9:50

6/4 9:56

6/4 9:56

6/4 9:56

6/4 9:56

こういう巨岩がいっぱい

6/4 9:56

6/4 10:20

観音岳が賑わっている

6/4 10:20

6/4 10:21

6/4 10:24

帰りの観音岳、山頂はスルー

6/4 10:27

6/4 10:38

6/4 10:38

6/4 10:38

6/4 10:38

6/4 10:39

帰りの薬師岳、北岳は最後までキレイだった。

6/4 11:39

6/4 12:38

6/4 12:39

帰りは黙々と小走り

6/4 12:41

ここもヤマツツジが少しだけだが残っていた

6/4 12:46

帰りの夜叉神峠は行きと同様ガスまみれ

6/4 13:01

本当に見分けられる人はいるのか？

6/4 13:01

ヤマハンノキも聞いたことはあるが、次に見た時に言い当てられる自信は0

6/4 17:02

こういうふうにザックに付けて9時間も歩いたのに、一ミリも充電されなかった

6/4 21:11

見本通りちゃうん？

6/7 9:27

Ankerのカスタマーサポートに質問してみた

撮影機器：

SC-52C samsung

感想

TtmDeriv

なぜだか、北アルプス南北縦走をやりたくなってしまった。ひできちさんが去年やった時には自分とは無縁の世界だと思っていたのに...。色々な不安があるが、一番の懸念事項はスマホの電源だ。そこで、今年の厳冬期に親不知からスタートし、五龍岳で救助されたレコ(ヤマレコ記録ID: 5161168)でお勧めされていたAnker PowerPort Solar Liteを早速購入した。これで太陽の恵みをいただければ、万事解決だ。

この北アルプス南北縦走は親不知をスタートかゴールにする。そして反対側は中の湯が基本だ。しかし、やはり北アルプスの南端は乗鞍岳(御嶽という説もあり)なので、親不知〜乗鞍岳をルートにできればロマンが増す。みんなが中の湯スタートにするのは、乗鞍岳から焼岳は登山道で繋がっていないからだが、ヤマレコで超人のレコ(記録ID:4695203)を見つけた。彼は、国立乗鞍青少年交流の家をスタートし、乗鞍岳に登頂。そのまま乗鞍権現を経由し平湯乗鞍岳登山道登山口まで下り、国道158号線を無理やり歩いて中の湯の焼岳登山口に到達していた。しかし、彼が登山開始から焼岳に到達するまで費やした時間は2日半。「う〜ん、ロマンと引き換えに失うものが多いな...」と、やはりみんなが中の湯スタート(ゴール)にしている理由を追認する結果になった。そして、「そうか、ならば乗鞍岳だけ別にやってしまおう！」と思い付くに至った。

乗鞍岳は、今年の1月の初旬に挑戦した。あり得ない場所にテントを張った結果、身の危険を感じ、剣ヶ峰を目前にしながら撤退した。その活動記録の中で「夏の乗鞍岳は観光」と書いたところ、タマさんから「是非、夏に丸黒山もしくは青屋登山道から乗鞍岳目指して下さい、観光登山道では無いルートを味わえます😊」とコメントをいただいた。これがず〜っと頭にこびりついていた。青屋登山道は明治28年に大道教の行者「常全」が40年をかけて開設したものの、廃道状態になっていたらしい。飛騨森林管理署の資料によれば「平成10年頃から10年程度かけ旧朝日村と岐阜県が青屋口から千町ヶ原までのコースを太郎之助みちとして復活させ、奥千町ヶ原に避難小屋も建設し、コース全般の整備を行った」とある。

レコを検索すると、ワイルドなレコが数件ヒットした。登山道は、「コース全般の整備」を行ったにも関わらず、今でも背丈ほどの笹藪に覆われ、ルートが分かりにくくなっている場所もあるようだ。しかも、普通なら「青屋登山口」とでもGoogleマップに入れれば、一発でルート案内してくれるはずなのに、Google先生の手にも負えないようで、登山口の特定もままならない。何とか登山口近くにある「九蔵神社　とちの大木」を目指して行けば、そのすぐ先が登山口という確かな情報を掴んだ。

金曜日は、かなりひどい大雨予報だった。しかし、土日の天気はまずまずだったので、ソーラーパネルを背負い、怖いもの見たさで青屋登山道を味わってくる予定だった。しかし、金曜日になり、八ヶ岳が大洪水になっている映像などを見るに付け、「これはアカンやつやな...」と、そうでなくてもワイルドな青屋登山道は断念した。「土曜日は雨の吸収日にし、日曜日にどこか近場でさくっとソーラーパネルを試そう」。土曜日の雨は太平洋側ほど長引いたので、自宅から2時間程度の登山口で、できるだけ北と考えると、また甲斐駒ヶ岳になってしまう。そんな時ふと思い浮かんだのが、七丈小屋のテント場から綺麗に見えた鳳凰三山だった。夜叉神峠からのピストンは、去年の1月に初めて雪山テン泊したルートで勝手も分かっている。レコを検索すると、ソーラーパネルのテスト山行に最適の10時間ほどでみんな日帰しており、雪もなく滑り止めは必要ないとの情報も得た。「軽く行くかな...」と、自宅から直接TXガイドを履き、ジムニーで繰り出すことにした。

コメント

kimipapa

TtmDerivさん、こんにちは。

先日 鳳凰三山レコで質問頂いた者です。（質問はYAMAPでしたが・・・汗）
おっ！鳳凰三山ピストン行かれたんだ！！と思ったら、何やら趣きの違う感想長文。
これはスゴイお人だったんだ！とあらためて気づきました。

壮大な計画は読んでいるだけで、こちらもワクワク楽しませて頂きました。
実現を祈願しております！
あ、でもソーラー充電でいきなり頓挫！？(笑)

TtmDeriv

kimipapaさん

あー！ヤマレコが主戦場だったんですね😃クイックなレスポンスでとても助かりました！ソーラーパネルはまだまだ研究が必要ですが、素直にモバイルバッテリーガッツリ担いだ方が確実かもですね😅