武奈ヶ岳・一年ぶりの家族歩き
- GPS
- 07:15
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 1,188m
- 下り
- 1,180m
コースタイム
- 山行
- 6:14
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 7:14
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
写真
感想
11/24 晴れ
一年ぶりの家族4人での山歩き。前日の準備中に、ストックが無くなっているのに気づいて、気分か今ひとつ。家族全員で登るとなると準備を手分けしないと友子さんの負担が大きくなるとは分かりつつ、起き出したのは出発30分前。ゴメン。
慌しく家を出発。JRを乗り継いで比良へ。湖西線からは比良の山並みが一部ガスッているのがちょっと気がかり。比良からの江若バスは我々以外には二人だけ。武奈ヶ岳、もう紅葉の時期は終わっていて、登山客も少ないのかな。
イン谷口のバス停で下車後、歩き始め。その前に登山口にて入山届けを出す。立派な小屋があり、案内の人に、昨日も70代の人が救助要請あったという話を聞かされる。うちらは大丈夫か?コースに自信無かったので、お勧めコースを教えてもらう。中峠から、ワサビ峠には向かわず、稜線歩きを勧められ、素直に従う。非常にありがたい情報だった。
いざ、出発。歩き始めて見ると、周囲の紅葉はピークは過ぎた感はあるものの、まだまだ充分に見頃。これだけでも来た甲斐があったねーと話す。間も無く駐車場スペース。車で結構埋まっている。武奈ヶ岳に登る人は、みんなバスではなくて車で来るのネ…。
気持ちの良い紅葉のトンネルを進む。まだエンジンのかからない子供たちをノセるため、何とか他の登山グループに付いていくようにそそのかす。しかし、結果的には逆効果と言うか、副作用の方が大きかったかも。
北比良峠への分岐や、土砂防止用の堰などを過ぎて、いよいよ最大の難所の青ガレに至る。さあて、どうやって取り掛かるかな、と迷う内に、子供たちはスイスイ登り始める。その後を付いて行くと、バスで一緒だった二人組の方に、「青ガレは左へ左へと登らないと」と言われて正しい道を発見。子供たちにとっては正しい(楽な)道よりよじ登るハードな道の方が魅力的なのか。
無事青ガレを過ぎ、もうひとふんばりきつい傾斜を登って金糞峠に着く。数グループと出会う。小休憩後、中峠方面へ。沢沿いの暗い感じの道が続く。
途中、和希が徒渉時に足を滑らせて片足を水没させる。一瞬でグッショリ。替えも無いし、どうしようも無いのだが、本人よりも友子さんの方が何とかしてあげなくてはと気を揉む。
徒渉の連続から一段落し、沢から離れた左手の斜面へ取り付く。11時を回り、軽く腹ごしらえ休憩。ここで回復して、もうひとふんばりして中峠。この辺まで来ると、周囲も開けて登って来たなと充実感が込み上げる。前方には、西南稜の稜線が見える。
目指す武奈ヶ岳は右方向。中峠からコヤマノ分岐まではブナ(ナラ?カバ?)の低木が点在する中、足元は芝生のようなフカフカさで、何かフワフワな気分。左右に開けた稜線歩きはとても気持ち良い。でも、武奈ヶ岳山頂へは、最後に胸突き八丁の急坂登り。気合で歩みを止めず、山頂が目に入る。12時15分過ぎ、無事頂上到着。
山頂には2〜30人、随分賑わっているが、家族4人落ち着ける場所を見つけ、早速昼ごはんの準備。ハイカーはほぼ全員携帯ガスコンロを持参している。我々もお湯を沸かす。
おにぎりやらカップ麺やら食べていると、同じバスで来た二人組に再会し、彼らは3時25分のバスに乗るという。それを聞いて、和希が、急ごう急ごう言い出す。元々は4時40分のバスに乗るつもりだったから、下山を3時間〜3時間半と見て、遅くとも1時には下山開始しようと思っていたけど、和希は4時のバスに乗ると言って聞かなくなる。
12時50分頃、慌しく下山開始。元来た道を下った後、イブルキノコバ方面へ進む。スムーズな進行の妨げになるからとカメラも取り上げられたまま返してもらえない。
どんなに急いで下ったところで、子連れでは大人だけのグループには敵わない。でも、後ろから来るグループに道を譲る度に子供達(特に和希)はもう泣き出さんばかりの顔になる。何でそんなにムキになる!?
イブルキノコバを経て、八雲ヶ原に着く。枯れススキが一面に生えて秋の風情。いつかここでキャンプしたいなー、とテント適地を物色して歩く。そこからスキー場跡、北比良峠へ。北比良峠は眼下に琵琶湖を臨めて、のんびりするには良さそうなところだった。が、やはり休憩させてもらえず、更に急ぎ下って下って、ようやく元の林道に戻ってくる。
バス停には4時のバスに充分間に合う20分ほど前に到着。安堵のため息というか、やれやれのため息と言うか。
初めての武奈ヶ岳、天候や紅葉にも恵まれ、思っていた以上に良かった。是非又来たいと思ったが、その際は家族以外のメンバーも加えないとな。
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