丹沢大山周回ハイキング（二ノ塔尾根↑ 三ノ塔北尾根↓ 大山北尾根↑）

2014年12月06日(土) [日帰り]

• GPS: 06:43
• 距離: 19.0km
• 登り: 1,983m
• 下り: 1,965m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:23
• 休憩: 0:20
• 合計: 6:43

7:09 葛葉ノ泉
8:18 8:18 日本武尊の足跡（終点）
8:24 8:24 二ノ塔
8:35 8:36 三ノ塔
8:42 8:42 三ノ塔地蔵菩薩
9:03 9:03 ヨモギ平
9:40 9:46 地獄沢橋
9:56 9:56 上野ノ頭
10:24 10:24 境沢ノ頭(境沢クドレ)
10:27 10:27 16号鉄塔
10:50 10:50 ミズヒノ頭
11:02 11:02 西沢ノ頭
11:34 11:40 大山
12:00 12:00 春岳山
12:17 12:20 ヤビツ山荘
12:21 12:22 ヤビツ峠
12:46 12:49 岳ノ台
13:11 13:11 菩提峠
13:52 13:52 葛葉ノ泉
13:52 ゴール地点

天候

晴れ　のち　くもり　ちらつき雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

葛葉の泉そば駐車場を利用（未舗装・無料）

コース状況／危険箇所等

◆二ノ塔尾根（葛葉ノ泉〜二ノ塔）
植林帯の中を尾根伝いに歩くコース。歩き始めは登り一辺倒で展望もないため、面白みは少ないが、その分、登山者も少なく静か。広い尾根部分もあり、踏み跡もしっかりしていて、安心感あり。富士山が見えだすと、急に、明るくなる。緩く巻くようにしながら、二ノ塔に至る。

◆三ノ塔先の北の方の尾根（バリエーションルート）
お地蔵さんのある場所を起点に、尾根伝いに「札掛」まで続くようだが、この日は、途中から地獄沢橋に下る。モノレール沿いに歩く。踏み跡もしっかりあり、勾配的にも、地面の状態からも、非常に歩きやすい。最後は川を渡るが、橋はなく、石を伝って渡る。水量によって、渡る場所注意。県道沿いに歩いて、地獄沢橋。

◆地獄沢橋〜大山北尾根〜大山（大山北尾根は破線ルート）
大山北尾根の始点はしらないが、この日は地獄沢橋から歩く。破線ルートだが、意外にも、全くの普通の登山道。鉄塔のメンテナンスのためか、踏み跡がしっかりしている。鉄塔の下を通過する部分では、展望もあり、絶好の休憩ポイント。鉄塔を過ぎると、しばらくヤセ尾根部分が続くが、滑落することはなさそう。枝尾根と合流した後も、ピークを幾つか越えるものの、表尾根の展望がよく、楽しくあることができる。

◆大山〜イタツミ尾根〜ヤビツ峠〜岳の台〜菩提峠〜葛葉の泉
ヤビツ峠までは、登山者多数で、登山道も木の階段整備が行われており、キケン感はない。岳の台から菩提峠までは、小さなアップダウンが続く。一般のハイカーには興味がないためか、静けさがうれしい。菩提峠から葛葉の泉までは、舗装された林道。

写真

12/6 7:08

菩提から少し上がった、葛葉の泉。ここまで、クルマが入れる。
駐車スペースもそこそこあり。

12/6 7:09

葛葉の泉。銘水の模様。

12/6 7:12

葛葉の泉から舗装林道をほんの少し歩いて、二ノ塔の登山口となる。

12/6 7:19

荒れていると思っていたが、しっかり踏み跡もあり、整備もされた道。

12/6 7:36

紅葉もほぼ終わりだが、場所によっては、まだまだ。

12/6 7:39

作業道路がときどき登場する。

12/6 8:12

登山口から1時間。展望が開け、富士山が登場。

12/6 8:12

位置がいいのか、裾野まで良く見える。

12/6 8:12

植生作業もかなり行われている模様。

12/6 8:13

富士山と植生管理の状況。

12/6 8:19

二ノ塔が近い予感。

12/6 8:21

もう、展望がいい。

12/6 8:23

二ノ塔到着。葛葉の泉から、1時間15分。先行者2人あり。

12/6 8:24

霜柱が溶けだして、ぐちゃぐちゃし始めてる。休まないで、三ノ塔を目指すことに。

12/6 8:35

二ノ塔から、11分で三ノ塔に到着。

12/6 8:35

三ノ塔からの富士山は気持ちいい。

12/6 8:35

表尾根が良く見える。今日は、塔ノ岳はパス。

12/6 8:37

これから目指す大山も撮影しておく。

12/6 8:37

三ノ塔から、江の島も良く見えた。

12/6 8:38

この日は、快晴の有効期限が短かった。
三ノ塔は、ベンチが沢山。それだけの価値あり。

12/6 8:38

天気の良い日の三ノ塔の展望は、バツグン。

12/6 8:39

何度撮影しても飽き足らない富士山。

12/6 8:39

箱根全景。来春にまた歩こうかな。

12/6 8:41

霜柱のスケールがでかい。

12/6 8:42

三ノ塔のお地蔵様と富士山。

12/6 8:42

お地蔵様と表尾根。塔ノ岳に行きたい気持ちをグッと堪えて、真っ直ぐ進むことに。

12/6 8:43

この日は、低山周回が目的。お地蔵様から真っ直ぐ北側に進む。すぐ、モノレール登場。

12/6 8:52

バリエーションルートと覚悟していたが、気持ちのいい、ハイキング状態。

12/6 9:03

自然林だし、尾根幅広いし、ヒトいないし。嬉しさ満載。

12/6 9:03

ヨモギ平。

12/6 9:04

ヨモギ平って、いい雰囲気なんだよなぁ。

12/6 9:04

冬だと、葉っぱがなくなり、遠目がきいて、いい感じになる。

12/6 9:18

ヨモギ平から先は、バリルートらしく、こういうポイントを大切にしたい。

12/6 9:21

ヤマレコの履歴では、地獄沢橋に向かう方は1名のみ。超マイナーコースと覚悟していたが、意外と、踏み跡もあるし、一般的らしいと感じた。ヤマレコ履歴がバリルート愛好者とリンクしている訳ではないと感じた瞬間。

12/6 9:26

すっかり、こういう雰囲気になじんでしまった。

12/6 9:37

沢に下りてきた。渡る場所を慎重に探す。

12/6 9:39

沢を渡って、県道に。たまたま通ったクルマの運転手が、「なぜ、ここから出てきたんだ？」の顔してた・・。無理もないなぁ。

12/6 9:41

地獄沢橋方面に歩く。

12/6 9:41

地獄沢橋から大山を目指す。後で調べてみたら、バリルートでなく、破線ルートを歩いていたことが判明。道理で歩きやすい道だったと納得。大山まで約3時間との表示あり。

12/6 9:42

しっかりした登山道状態。

12/6 9:43

地獄沢橋が下に見えた。

12/6 9:48

こんな歩きやすい、バリエーションルートはない。そりゃそうだ、破線ルートだったのだから・・・。反省。

12/6 10:01

丹沢山から続く尾根の丹沢三ツ峰と呼ばれているらしい尾根。
確かに、3つあった。

12/6 10:06

鉄塔がある場所って、このプラスチック製の階段があるんだよな。笹子雁ヶ腹摺山にもあった。

12/6 10:24

整備された登山道という感じ。ただし、登山者には誰とも会わない。

12/6 10:26

道標。情報不足。元々あてにしていない。ここが、大山北尾根との合流点だった。

12/6 10:26

静かな雰囲気・・伝わるかなぁ。

12/6 10:27

新16号鉄塔に到着。

12/6 10:28

鉄塔の維持管理のためか、鉄塔のそばは、ビューポイントとなる。

12/6 10:28

歩いてきた尾根が見えると、とにかく嬉しい。

12/6 10:28

電線のたわみ具合って、美しい曲線を見せている。

12/6 10:45

鉄塔から先、少し歩くと、ヤセ尾根になる。

12/6 10:47

背の低い笹の中を歩く。

12/6 10:51

水たまりが凍っていたのが、面白くて、つい近寄ってしまった。踏んだら、すぐ割れた。まだ、冬になって日が浅いと感じた。

12/6 11:01

ん？小さいピーク。それは・・。

12/6 11:02

西沢ノ頭だった。

12/6 11:02

西沢ノ頭は、小さい、小さいピーク。

12/6 11:05

ここから先、再びヤセ尾根となる。枝のおかげで、カラダを支えながら歩くことができる。

12/6 11:17

再びモノレールが登場すると、広い尾根となる。

12/6 11:18

最近お気に入りのネクタイ尾根合流点。

12/6 11:19

鉛色の空になる。こうなると、寒さも倍増する。

12/6 11:30

大山北尾根は、表尾根の展望がいいので、気持ちがいい。

12/6 11:32

大山頂上手前の梯子。

12/6 11:35

大山の表尾根展望コースから一枚。

12/6 11:36

今度は、太平洋側を一枚。

12/6 11:37

大山頂上は、沢山のハイカー。トレラン女性2人に、写真撮ってと言われたが、モジモジしてたら、他の男性が受けて立った。申し訳ない。

12/6 11:40

奥の院。いろいろ祈願。

12/6 11:45

イタツミ尾根。目的を達した気持ちで、消化試合状態でチンタラ歩く。

12/6 11:50

イタツミ尾根は久しぶり。こんなに、整備されていたのかと驚く。

12/6 12:00

途中、ヤマレコの地図では、ピークがあったので、寄り道をして、そちらに向かうことに。

12/6 12:00

立ち寄った春嶽山。世の中には、知らないことばかり。

12/6 12:17

ヤビツ峠到着。ここもヒトが沢山。
以前あった小屋がなくなったのを見て、ヤビツ峠の立ち位置の変化を感じてしまう。

12/6 12:20

ひねくれ者は、あくまでもいばらの道を選択。菩提峠まで、車道でなく、岳の台コースを歩く。30分余計に歩くし、登りもある。

12/6 12:20

林道。

12/6 12:27

こういう、低山ハイクルートも大切にしていきたい。

12/6 12:30

東屋。

12/6 12:31

名古木あたりか？「ながぬき」と読むことはできないよなぁ。

12/6 12:35

岳の台ハイキングコース。展望は悪くない。

12/6 12:41

大山の山容がいい。

12/6 12:47

岳の台到着。

12/6 12:47

展望台がある。私も含め、おじさんばかりが歩いている。

12/6 12:48

展望台から大山。

12/6 12:59

途中にあった、菩提風神社。

12/6 13:04

菩提峠と奥は二ノ塔。

12/6 13:07

パラづライダー滑走台。2人が組み立て中。

12/6 13:08

パラグライダー台付近からの展望。

12/6 13:11

菩提峠付近を撮影。

12/6 13:12

菩提峠から、さらに1時間。舗装された林道歩きが待っている。

12/6 13:13

猟友会の方のとかの車両通過限定林道。

12/6 13:50

二ノ塔尾根の登山口に戻ってきた。

12/6 13:52

葛葉の泉付近。

12/6 13:54

駐車場に戻ってきた。おしまい。

撮影機器：

HIGH SPEED EXILIM EX-ZR200 カシオ

感想

MUSICA001

大山北尾根の良さを徹底的に検証したく、この日も歩くことにした。
地獄沢橋からのコースは、歩きやすく、とても楽しかった。

自分では、地獄沢橋から大山頂上近くに続く尾根（バリルート）を歩いているはずだったのに、大山北尾根の王道ルートを踏んでいた。
結構気合い入れて歩いているのに、随分時間がかかっているなぁ、ものすごく道が整備されているなぁと、疑問に思っていた。
帰宅後、地図で確認するまで、全く気付かなかった。

二ノ塔尾根もこの日が初体験。整備されており、雰囲気も悪くない。
また、三ノ塔からお地蔵様先に続く、尾根筋も雰囲気が良かった。大きな自然林が尾根のサイドにあり、ものすごく気持ちが良かった。

これまで、札掛周辺は、足が遠のいていたが、静かで、気持ちがいいコースばかりなので、奥多摩のバリルートと同様、しばらく楽しんでいきたいと思った。

山歩きの最後ころには、雪がちらつき、クルマでの帰宅途中には本降りの雨となった。
日没ギリギリまで歩くのは良くない。無理をせず、低山ハイクを楽しんでいこうと思った。