智者山、天狗石山、奥大井湖上駅(往復)
- GPS
- 07:20
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,504m
- 下り
- 1,498m
コースタイム
- 山行
- 5:36
- 休憩
- 1:41
- 合計
- 7:17
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
20230604_1_智者山〜天狗石山〜奥大井湖上駅/尾はなのき展望休憩所(朝)
https://youtube.com/shorts/XQjiue5kL-Q
20230604_2_智者山〜天狗石山〜奥大井湖上駅智者山(縦)
https://youtube.com/shorts/CewJV3m62mM
20230604_3_智者山〜天狗石山〜奥大井湖上駅C匱垰2(横)
https://youtu.be/aEwqyGnAYO4
20230604_4_智者山〜天狗石山〜奥大井湖上駅づ袈蘋个般酊
https://youtu.be/z_QNI8lwX0M
20230604_5_智者山〜天狗石山〜奥大井湖上駅ヅ袈蘋仍1(横)
https://youtu.be/pzi7j45jqIo
20230604_6_智者山〜天狗石山〜奥大井湖上駅ε袈蘋仍2(縦)
https://youtube.com/shorts/DnfQR9_UQt4
20230604_7_智者山〜天狗石山〜奥大井湖上駅П大井湖上駅(縦)
https://youtube.com/shorts/n9JtQXghzxU
20230604_8_智者山〜天狗石山〜奥大井湖上駅┗大井湖上駅2(横)
https://youtu.be/p8kU9Kh4awg
20230604_9_智者山〜天狗石山〜奥大井湖上駅奥大井湖上駅3(アプト式列車)
https://youtu.be/Fw-CftkbBmI
20230604_10_智者山〜天狗石山〜奥大井湖上駅杉尾はなのき展望休憩所(夕)
https://youtube.com/shorts/VcslKoug2hQ
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5時 起床
西湖周辺を歩こうと、お天気アプリを見ると、富士河口湖町の気温が少し低いので、静岡の山に登ることにする。先日、山犬段小屋でもらってきたパンフ(地図)の智者山が気になっていたので、そこへ行くことにする。
5時30分 準備
今日は暑くなるそう。いつもの飲み物を2リットル用意する。
7時9分 出発
362号線に入り、久能尾からの山道を軽トラックに後続されることになる。路面が渇いていたら引き離せるが、大雨の影響で、あちこち水が流れていたり、木の枝が落ちていたり、土砂が乗っていたりして、滑って怖いので、速度があげられない。追い抜いてもらった方がいいか考えるが、後ろの様子を見ると、追い抜きたい雰囲気でもなかったので、そのまま進み展望休憩所へ。 恋人峠の鐘の映像を撮り、トイレを借りて進む。 冨士城と書かれた標識があるところで右折する。古い看板を過ぎて、進んでいくと放し飼いされた犬がやって来る。迎えに来てくれたと思いきや、近くに寄ってくると大声て吠え出す。急いで進んでいくと、362号に出てしまう。途中で右折しないとならなかったようだ。道を引き返し、犬にほえられながら、左折する。すぐに1350年代の城跡の案内板があり、そこからダート道になる。タイヤを消耗させたくなければ、案内板付近に停めるのもありかもしれない。 あちこち土が流され、くぼんでいて進みにくい、左側の視界が開け、南アルプスが見える。5分くらい進むと駐車場があり、神社まで行くこともなさそうなのでそこにスクーターを停めることにする。着替えていると、蚊かブヨの大群に囲まれる。必死に虫よけスプレーを全身にかけるが、群がって来るので、養蜂農家のような格好に着替える。 しばらくすると、トイレに行きたくなり、このまま登山をするのは良くないので、犬にほえられ展望休憩所まで戻り、トイレを済ませて、Facebookに記事を書いて、富士城まで行くと、犬がまたくるのかと構えていると、60代くらいの男性がほうきで掃除をしていて、犬は来ない。その男性の横を通り過ぎ、駐車場まで戻って、養蜂農家装備で出発する。
近くに馬込という場所があり、景色を楽しむ。少し進んで分岐があり、木製の道標の文字が消えていてよくわからない。左側の林道に入っていくと、神社の方へ行ってしまうので、引き返して、右側の道を登って行く。
再び分岐になり、左側の林道へ進むと、また違っていて、引き返す。林道を歩く癖があるようだ。
分岐の案内板を見ると、林道の他に2つルートがある。直登ルートと昔からあるルートだ。先ほどから気になっていた、大川と書かれた道標に従って進むことにする。 モヤと木漏れ日が気持ちよく、ある程度登ると、新緑の中を進むことになる。左へ右へ分岐通りに進むとソーラーパネルが付いたアンテナが見えてくる。景観が・・・と思うが、仕方ない。右側に智者山の山頂標柱がある。三角点はない。映像を撮る。
分岐点まで戻り、天狗石山に向かって歩く。倒木があり、左側の幹の方に巻く。日が差し込んで、木漏れ日が差し込む。道全体が明るい緑色で輝いている。崩野への分岐がある。ここを歩いてもどこかへ行けるわけではなさそうだが、一度くらい、このルートを歩いてもいいかもしれない。 日は差し込むが涼しい。温度計を見ると18℃くらいだ。 天狗石の分岐があり、天狗石の方へ進む。右に傾いた道を歩き、右側に赤い花を見つける。ツツジ科の植物だと思うが、アカヤシオだろうか。大きな葉の植物が群生していて、今にも花を咲かせそうだ。以前、甘利山のロッジにいた女性に黄色い花を咲かせると教えてもらった草とおそらく同じだ。しばらくしたら、花を見に行ってもいいかもしれない。 天狗石の案内板があるところに出て、苔が生えた岩が沢山ある。言い伝えでは、天狗が崩野まで石橋を作ろうとした場所で、石橋ではないので、橋が抜け落ちて、天狗石橋山が天狗石山となったそうだ。岩を眺めていると、主に二種類の鳥の鳴き声が響いてきたので、記録に残すため撮影する。 そこから数分登った場所に天狗石山の山頂がある。山頂標識と三角点の上におりんを置き撮影をする。明るくなったり暗くなったりして、何度も取り直す。少し離れたところにベンチがあり、そこで食事をして、今後のルートを考える。
ここから戻っても、さわやかな気分で帰れるが、ちょっともったいない。今の時間帯なら、七ツ峰まで行って帰っても、高低差がそれほどないし、さわやかな気分で帰ることができる。福養の滝の方から登ろうと考えていたけれど、今から見に行けるなら、行ってもいい。
でも、山犬段小屋でもらってきた、川根トレイルのルートではないし、奥大井湖上駅は思い出深い場所だ。
山の始まりが、山伏なら、鳴り物の始まりが、あの駅だ。
地図もあっちしかダウンロードしていないし、さっと、2時をリミットに走って下って行けばいいじゃないか。
と考え、とりあえず分岐まで行くことにする。
丸太で階段が作られていて、富士城から登ってきた道に比べて、
整備されている印象を受ける。
分岐に来て、まぁ大変だろうけど、多分、大丈夫と駅の方へ走り出す。木に赤い字で「接岨湖へ」と書かれている。七ツ峰の方へ行っても行けるじゃんと思いながら、下っていく。
30分くらい走って林道に出る。間違えて林道を進んでしまい、コースアウトする。今回3度目のコースアウトだ。戻って案内板のところまで戻り、道がないので心配になりながら、駅方向へ下っていく。右側に正規のルートがあることに気づく。茂みをくぐったりしながら進んでいく。左側からも右側からの川が流れる音が聞こえる。川の水は泥水のようになっていて、エメラルドグリーンではない。残念だ。梅雨の時期の大井川はイマイチかもしれない。しばらくすると、建物が見えてくる。駅のホームの少し上にある休憩所だ。建物に入ろうとすると、カフェにありがちな看板が立っていて、中をのぞくと、数年前には何もなかった休憩所にカフェが入っている。駅の方にはハンモックがあり、寸又峡を思い出す。下に降りていくと、老夫婦が歩いていて、その後ろを歩いていく。さすがに有名な駅で、観光客が多い。 奥の方の川が良く見える場所には大学生くらいのグループがいて、撮影がしづらい。彼らが映らないように奥大井湖上駅の鐘の映像を撮る。老夫婦の声が入ってしまったが、これはもう仕方ない。 休憩所に戻ると、奥の方の日影に設置された椅子に若い男性が一人で座っている。上半身の上の部分だけが起きている状態なので、座っているというより、寝ていると言っていいかもしれない。建物に上がっていき、トイレを借りて、手前の椅子に座って、ザックを置き、パンを食べる。せっかくなので、カフェで何か買おうと、柿の種とピーナッツを砂糖で固めたものを購入する。若い男性がレジを打ち、奥にいた女性に店がいつできたのか尋ねると、3年前にできたという。鳴り物を鳴らす企画「Let Freedom Ring!」の第1回目がここだったので、3年以上もおりんなどの鳴り物の映像を撮っていることになる。時が経つのは早いものだ。Youtubeには今年から鳴り物の映像をアップし始めたが、今まで撮りためてきた映像をアップしてもいいかもしれない。ただ、1回目はクマのキャラクターがしゃべるので、アップするなら、編集前の映像だけにしよう。 「また利用します」とあいさつをして、ハイキングコース入り口から登る。奥の方にいた男性はもういない。どんどん登って行って、茂みに入ろうとしたときに、ネットをかぶろうとすると、帽子の上にかけていたはずのネットがない。食事をした時に上にまくったので、そのあたりで落としたかもしれない。戻って、道の真ん中の切り株を過ぎて、建物が見えだした辺りで、柵の近くから飛び足している草の上に乗っている。帽子にセットして、ひもを狭めて撮れないようにする。せっかく建物の近くに来たので、もう一度、トイレを借りて、電車が来ていたので、撮影をして、再びハイキングコースから登る。とんでもない、時間と体力のロスだ。 そこからしばらく登って行き、林道の所でコースアウトしたときの道の入り口を確認し、草が生い茂った階段を登って行く。 山道を登り、半分くらいまで登ったところで、左足がつりそうになり、駅の方を向き、段になっているところに腰かける。少し湿っているが気にしない。スマホで標高を見ると、ちょうどスタート地点くらいだ。天狗石山まではさわやかな気分だったので、その時をイメージして登って行く。左ももに負荷がかからないように、モモの後ろやお尻の内側の筋肉が頑張っているのが分かる。たびたび休憩しながら、天狗石山の山頂に到着してベンチに腰掛ける。 周りは行きに来たときのような明るさはなく、どんより曇っている。靴の中に枯れ草などが入ってチクチクするので靴を脱ぐ。脱いだ時に伸ばしてしまったのか、右足がつりそうになる。左足の痛みは明らかに登るときのももの筋肉の疲労によるものだが、こっちの方は危ない気がする、どうしたらいいかわからない痛みだ。しばらく休憩したら、歩けそうになったので、靴を履く。帰りは天狗石を寄らずにまっすぐ帰ると、展望地への分岐があり、展望地の方向へ進んでいくと鉄塔があり、北西には山、南西には川が見える。赤く染まって来てまぁまぁの眺めだ。鉄塔の北側には「←猿見石山へ」という道標がある。分岐に戻り、智者山の山頂からの眺めをもう一度楽しんで、智者山神社の方へ進む。そこから少し下がったところにある道標へ進み、そこで右曲がって神社へ行くように書かれているが、まっすぐ進む「直登ルート」と書かれた道標が木にくくられてあり、おそらく登って来る時に見た、旧道と林道との間の道なので、その道を進むことにする。手作り感のある道標に親しみを持ちながら、急な坂道を降りていき、予想通り、旧道と林道の間に出る。健脚30分シニア45分とあり、ここから登ると早く登頂できそうだ。少し高い位置に出るので、すべるように林道まで降り、ローブが張られている登山口を出て、近くに重機が置いてある、神社方向へ向かう分岐まで行き、そういえば、こっち側からスクーターで神社に行けないことに気づき、重機の先に取り付けられている「WOODY 50」が何をしてくれるのか気になりつつ通り過ぎる。馬込の標識がある場所から山を見ると、富士山が見える。行きは雲で隠れていたようだ。この辺りから富士山が見えるとは今まで知らなかった。ここから入ってぐるっとまわったら、富士山は見えるのだろうか。 駐車場に戻ると、やはり蚊などが寄ってきて、急いで養蜂農家装備になり、帰宅の準備をする。奥の方に白い花があり、その下を見ると、小さな池のようなものがあり、波紋が時々立っている。まちがいなく、いろいろと生き物がいそうな池だ。きっとこの池は蚊などを繁殖させているの原因だろうと推測して、ダート道を進む。 GoogleMapsに南アルプス展望所と表示されている場所から眺めを楽しむ。まだ整備中なのか、ショベルカーが中央に置いてあり、中に入っていけない。そこから少し進んだところにある広いスペースには右側に丸太が積んであり、丸太を切って作ったイスが2つ置いてあって、南アルプスの山々と夕焼けとが相まってロマンチックな雰囲気を出している。右側にある三角形の山は黒帽子岳だろうか。今年は必ず登ろう。 ダート道を抜け、犬が吠えてくる民家の近くに来ると、道の右側に座っていた犬がこちらを確認するが鼻を鳴らすだけで、拍子抜けする。慣れてしまったのだろうか。下の方に女性が二人何かを運んでいる。人がいたから吠える必要がなかったのかもしれない。362号線にはいり、杉尾はなのき展望休憩所の鐘を鳴らすと、奥の方に富士山が見える。20年以上この道を走ってきたが、ここから富士山が見えることに気づかなかったかもしれない。富士山と鐘の映像を撮って帰宅する。
今回は、さわやかか地獄かの選択で、地獄の方を選んでしまったが、地獄を味わうだけの見返りはあったと思う。今度は、駅から天狗石山まで登って、七ツ峰へ行って、接岨湖まで降りる、ぐるっと回るルートでいいかもしれない。
了
(追記)負荷が大きかったようで、4,5日筋肉痛になる。今回みたいなコースは、トレッキングポールを持って行った方がよかったかもしれない。
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