谷川岳 烏帽子沢奥壁南稜〜国境稜線
- GPS
- 12:53
- 距離
- 11.1km
- 登り
- 1,613m
- 下り
- 1,596m
コースタイム
- 山行
- 7:36
- 休憩
- 5:11
- 合計
- 12:47
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | ●べんけい https://tabelog.com/gunma/A1003/A100302/10003214/ |
写真
感想
台風&前線の影響で、大荒れ(@関東)だった前日とは打って変わって清々しい天気。
4:00に一ノ倉沢に着いた時には、既にテールリッジ〜壁にヘッデンあり。
今日も谷川は大盛況のようです。
先週の検証&「梅雨前に山に入っておきたいなぁ」と、Eさんの無雪期の谷川岳登攀デビューに混ぜて頂く。
よって、今回はオールフォロー。
●烏帽子沢奥壁南稜
1ピッチ目 Sさんリード
2〜6ピッチ目 Eさんリード
Wロープでの中間支点の取り方、ルーファイ、支点構築方法、ロープワーク他色々。
特に安全確保については、Sさんの厳しいダメ出しを横で聞き、勉強させて頂く。
きっと、Eさん頭パンク状態だろうなぁ。お疲れ様です。
登れちゃうと「え?そこ?」ってところに行ってしまったりするんですよね。
何度か登っている南稜なのに、初めて辿るライン(触られていないから悪い)。
色々ありましたが、無事完登。
終了点から踏み跡をたどり、少し上がった先でロープを解除。
ちょうど変チを登られていたパーティーがトラバースしてきて、この場所に着いた。
烏帽子岩の肩から懸垂されていたのは見ていたので、、、
そうか、トラバースしたらここに着くのかと納得。
(先週の自分達は降り過ぎていたようです。)
●国境稜線まで
ロープを解除してからの岩&草付きが、濡れていると滑り嫌らしい。
後は修行のような笹ヤブ漕ぎ。
稜線に出る手前の岩壁でロープを出す(1ピッチ)。
脆くて、以前より崩壊が進んでいる印象。
●谷川山頂〜下山
天気も良く、気持ちの良い稜線歩き。
山頂は登山客で賑わい、写真を撮るのにプチ行列なほど。
西黒尾根下山
ラクダの背までの急な下りで足が動かなくなり、お待たせしてしまう。
一応下りのブレーキは想定していたが、一瞬焦る。
傾斜が緩やかになると元のスピードで下りられたので、おおよそ予定通りに下山。
<感想>
南稜テラスから、変形チムニーを眺める。
ここからだと良く分かる。
ちょうど変チを登攀されているパーティーがいたが、、、あーあそこのラインだったのね。
今日は3ルンゼに入っていたパーティーも。
流石に早い。
結局、本谷〜4ルンゼも行けずじまい。あと20歳若かったらなぁなんて思う。
自分的には、下山の大ブレーキへの対処が課題。(まだリハビリは継続中)
登山道に出て、一ノ倉岳の碑を見てきたEさんの笑顔がやりきった感でいっぱいだったことが印象的でした。
お疲れ様でした!
コメント
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国境稜線に抜けられたんですね。おめでとうございます。
クライミングは登山の一形態なんだというアルピニズムの原点を感じさせるいいルートだと思います。
13年前に行きましたが、国境稜線手前の笹の斜面が気持ちよかった。記憶があります。
烏帽子岩の肩からのルートぎ確認できてよかったです。トラバースすると懸垂岩からのルートと合流するはず、という感覚が大事かと思います。
我々も翌日の5日に南稜に行きました。その際、同行の二人に、国境稜線に抜けるルートを説明し、来年トライするよう勧めました。
考えてることが同じですね。
山でクライミングしているんだということを改めて実感できるルートだと思います。
谷川で登攀をやるなら1度は行って欲しいなと思っています。
ただ・・・
藪漕ぎにかなり疲れてしまうので、毎回は無理でして、
「頑張って行っておいで〜」と言ってしまう自分だったりします(^^;
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