表妙義にも凍結場所が出てきました~
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 1,104m
- 下り
- 801m
コースタイム
- 山行
- 8:12
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 9:36
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
◎登山届は妙義神社の山門をくぐった先の右側にあります。この日は記入用紙がありませんでした。用紙が無い場合は、氏名・予定コース・予定タイム・緊急連絡先等のメモを入れたいものです。※事故が多い妙義です、登山届は必ず出しましょう。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◎霜柱や凍結場所が少しありますので要注意です。今の所積雪箇所はほとんどありません。 ◎堀切と女坂分岐の間にある2連の鎖トラバース地点ですが、堀切側の鎖の岩場が凍結しています。アイゼンの装着や、シュリンゲ・ロープなどでの確保が必要だと思います。 ◎これからの尾根縦走コースは、積雪や(例年それほど多くはありませんが)凍結箇所が多くなります。入山は控えた方がよいと思います。 ◎尾根縦走コースを初めて歩かれる場合は(冬季を除いた一般的なシーズンですが)、経験者の同行が必要だと思っています。鎖場等で停滞した場合には、予定時間どおり下山できずに日没になる場合があるかも知れません。ヘッドランプを点けたとしても、岩場や細い尾根では危険が増大します。家を出る前に装備の確認も徹底しましょう。 |
写真
感想
先月の裏妙義の帰り際、表妙義の縦走から2年経ったので今度は反対側(妙義神社から中之嶽神社まで)から歩いてみたい...とteruteruさん。それでは12月にということで、今回の山行となりました。
赤城・榛名も冠雪したので、妙義も多少の雪が見られるかなと少し心配しましたが、赤城・榛名に比べると標高も400〜800mは低いので積雪はありませんでした。霜と凍結した場所は少しありました。
今回は連日気温が下がっていたので、二連の鎖トラバース(堀切と女坂分岐の間)の岩の凍結が心配だったので軽アイゼンを持参しました。現地に到着すると向こう側の鎖場は凍結していなかったのですが、こちらに渡って来る方が難儀していました。近づいてみると、手前の岩が凍結してテカテカでした。この方は同行者にロープで確保されていたのですが、それでも何回も躊躇されてやっと渡ることができました。恐らくこのような経験も少なかったので、怖かったのではないかと推察します。
当方はシュリンゲで確保してのトラバースでしたが、少し危ないところがありました。アイゼンを着けてのトラバースを行うべきでした。この場所はこれから凍結範囲も広くなり、さらに雪が載ると難度が上がります(過去の写真を参考に)。十分な装備を持たないとトラバースは無理になると思います。
二段ルンゼの鎖場で、先行者が上段から降りる途中で少し長い間躊躇していました。それでも同行者に励まされてやっと降りることができました。当方はteruteruさんにロープで確保して降りてもらう準備をしていました。teruteruさんのロープを解除してでも、ロープ確保での降下を勧めてあげればよかったものかなと反省しました。
降りるときに、日没も近いから中之岳へは行かないでこの先のエスケープルートで第四石門方面へ下ったほうが良いのでは...とのアドバイスをして別れました。
中之嶽神社駐車場に着いた時にもこの3人パーティーが心配でしたが、車で妙義神社へ向かって一本杉の登山道入口を少し過ぎた所で三人パーティが歩いていたのを見つけてホットしました。ピックアップして「道の駅・みょうぎ」まで送らせていただきました。
車中で二段ルンゼの鎖場で躊躇していた青年に訪ねました。「妙義は、山はこりごりですか?それともチャレンジしますか?」と。青年曰く「妙義好きになりました、装備をきちんとして必ずリベンジです」と。そして「群馬大好きで~す」と言っていただきました。千葉から群馬へ来ていただきましてありがとうございました。
これにて裏と表、teruteruさんとの二回の妙義ツアーを無事終了しました。
稚拙なガイドでしたが、怪我も無く(鎖トラバース)無事に歩けたことが何よりでした。teruteruさんもこれで「妙義大好き人間」の仲間入りということで...
帰り際に「次は尾瀬で...」とのteruteruさん、楽しいメニューを考えておきますよ~
コメント
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裏に続き、表もとっても楽しかったです!!
鎖祭りでおなかいっぱい。しばらく鎖はいいかな(苦笑)
鎖トラバースで滑りましたが恐怖心は無く、びびり岩の方が実はびびりました。
足がかりが少ないせいでしょうか。
前回逆コースを歩きましたが、今回の方が鎖は楽だったかも。
雪が解けたら(何とかいう花を見たいです←すぐ忘れる)、今度は中間道とセットでお願いしま〜す(゚∀゚人)
その前に尾瀬も楽しみにしています。
ありがとうございました!!
先日はお疲れ様でした。
暗くなっての下山、反省しています。
びびり岩でびびりましたか、わかりませんでした。意外でしたね。
見晴でも下向いて笑っていたので、男は度胸を超えて「女は度胸」と思いました。
teruteruさんに先を譲ると、どんどん離されてしまいます。これが最近私のパターンです。
歳のせいで脚力が低下したのかも知れません、少し心配になってきています。
でも、teruteruさんの脚力・運動能力が優れているんですよね...と、無理やり自分を無慰めている私です
ルンゼ二段の鎖場、寒かったですよね~ teruteruさん、風邪はひかれなかったでしょうか。
それにしても若い三人組のみなさん、明るい表情で帰れて良かったと思っています。
何とかという花は「ミョウギコザクラ(サクラソウの仲間)」ですね。小さくて可愛いですよ
4月中旬ぐらいに見られると思います。見に行きましょうね。
http://hanamist.sakura.ne.jp/flower/gouben/sakura/myougi.html
暗くなっての下山、大丈夫ですよ。
ozesaiさんが熊よけ(熊の餌食)になってくれてたので。(ウッシッシ・・・)
ただ寒くはなりましたが、○○は風邪ひかないという事なので、こちらも大丈夫です。
「女は度胸」?ははは…
三人組さんの一人、山中ではげんなりしてましたが、下山後は晴れやかな顔をしてたので安心しました。
花はそうそう、それですっ! 楽しみです〜
風邪ひかなかったようで何よりでした。
熊に咬まれると痛そうなので、この日も熊除けスプレー持参していましたよ~
三人組さんからコメントをいただき、感謝されました。良かったですね。
ミョウギコザクラ 、楽しみましょう。
atu55さん、妙義は懲り懲り···と思われなくて良かったぁ。
群馬にはまだまだいいお山がいっぱいあるので、是非また来て下さい。
ozesai さん、こんにちは。
妙義山の情報が満載ですね、とても参考になります。
夢は60歳までに、夫婦で燕岳から表銀座で槍(しかもマルチピッチ)〜穂高縦走です。
表妙義はトレーニングにぴったりと思ったのですが、かなり手強かったです。
フォローさせて頂きます。
ダン之助でした。
dan_no_suke さん、こんにちわ。
僭越ですが、鷹戻しで戻られて正解だったと思います。
妙義神社からだと鷹戻しは登りになるのでまだ少し安心できるのですが、その先のルンゼ内二段25m鎖場が下りになるので手強いと思います。
妙義山中の遭難救助をされている方の話ですが、遭難救助の際に遭難者が「北アの槍・穂高に行くのでそのトレーニングに来た」と言ったところ、「槍・穂高を普通に歩けるようになったらこのコースに来なさい」と諭したとのことです。
私も表尾根縦走コースは全行程にわたって気が抜けません。初めて歩かれる方はこのコースを熟知した経験者との同行が望ましいと思いますし、白雲山・金洞山のうち片方づつでもよいので何回も歩いて慣れることが事故を防ぐ道ではないかとも思っています。
お互いに事故に遭わないで、魅力ある妙義の山歩きを楽しみたいですね。
はじめまして。表妙義を縦走されたんですね。同じ日に女3人で表妙義に行きました。コースタイムを拝見すると堀切〜相馬岳の間ですれ違ったようです。我々は鷹戻しはパスでタルワキ沢から下りましたが…十分ハラハラでした^^; 同行の子が「不帰キレットよりこっちが断然怖かった!」と言ってたのですが、そのとおり。想像以上に危険な場所がいっぱいで緊張しました。
いつか装備と技術を整えて再挑戦してみたいと思います。
ozesaiです、よろしくお願いします。
バラ尾根へ向かって、相馬岳からの下降途中でお会いした3人の若いお嬢さんでしょうか?
あそこは落石を起こしやすいので、私たちは慎重に降りていました。待っていただいて恐縮でした。
ayahanaさん達は、中間道→堀切→バラ尾根→相馬岳→タルワキ沢→中間道のコースだったでしょうか。
表尾根縦走コースはヤマレコでもよく紹介されています。私も時々歩いていますが、出会った方にお聞きすると、「初めて来ました、緊張の連続です」との声を聴くことが多いようです。ㇾコを参考にしてもやはり現地で直接体験しないと、岩場の状況とかも分からない点が多いものと思います。不安につながっていきますよね。
事故を起こさないためにも、表妙義に少しづつ慣れるようにしたらどうでしょうか。全山の縦走だと6時間は必要だと思います。次第に体力も消耗してきつくなり、事故につながる恐れがあります。白雲山と金洞山を分けて、時間的に余裕を持った行程を考えても良いと思います。
鎖場は握力も必要なので、日ごろから少しづつ強化することも必要ですね。もっとも、男みたいにごつい体になっても困るかな
また妙義歩きを楽しみに来てくださいね。
ozesaiさん
先日の妙義山では大変お世話になりました!2段ルンゼでお逢いしました、3人組みの1人です。
県道でピックアップしていただいたおかげで、お風呂にも間に合いました!風呂の中でも三人で『ありがたいねー夏になったら尾瀬にお礼をしに行かなくては!』と話しておりました。次は尾瀬もしくは、また妙義山でお逢い出来ればと思います。
本当にありがとうございました。
もう少し待って降りられないようでしたらロープでの確保を考えていたのですが、無事でなによりでした。
早くロープで確保してあげればよかったかも知れませんね。
是非尾瀬を楽しみに来てくださいね。
妙義もそうですが、事前にメッセージをいただければ多少の情報提供ができるものと思います。
無理をしない、楽しい山歩きを願っていますよ~
またお会いしましょう
妙義神社の辺りからしばらく 近くを歩かれていたのはお二方でしたのですね。
私はもう既に息があがっていて苦しかったのですが、
仲良くず〜っとお話しをされているお二人を
「なんで登りながらあんなに話ができるのだろう すごいなぁ〜」
っと羨ましく思っていました。
ozesai さんには春に一度、妙義の雪の状況などを教えて頂きまして改めてお礼を申し上げます。
その節は本当にありがとうございました。
まさか、「妙義と言えば ozesai さん」と私が勝手に思っているのですが、
そのozesai さんとお会いしてたなんて・・お話しもできず残念です。
ご一緒に歩かれていたのが、また裏妙義の「丁須の頭」に上がられた、teruteruさんだったとは!
知っていたら パワーを頂きたかったです。
私達が西岳に着いた頃、後方で大きな落石の音がしました。
何かあったのでしょうか?
自然の落石か・・・と 他の登山者の方とも話をしていました。
楽しい妙義を、良いお天気の中歩けて良かったですね
妙義神社からの登りで、先に行かせていただいたり先に行っていただいたり、覚えていますよ~ 「こんにちわ」の挨拶も交換させていただきました
大の字でもご一緒の時間があったと思います。
kakomidoさん達のエネルギッシュな山歩き、いつも感心しています。
kakomidoさん達と分かった今では、当方こそ話をさせていただきたかった思い、残念でした。
このコースは妙義神社から大の字の分岐まで高低差があり、出だしからの急登で堪えますね。このコースを何回歩いても、ここが一番きつく感じます。
この日はteruteruさんに追い立てられていました、相当な歳の差なので
今度どこかでお会いしたとすれば、お二人のことすぐに分かると思います。
是非お会いしたいものです。
落石の音...気づきませんでした。
西岳と言われている所は中之岳だと思います。石の祠があったと思います。
西岳へはkakomidoさんがコケたとかの鎖場の上部(コル)を右に上がるようになります。
入山禁止の表示やテープがありますが、入って行く方もいるようですね。
現在は西岳への登山道は整備しません。途中には鎖が必要なのに設置されていない場所などもあります。
妙義もこれからは多少の積雪や凍結箇所も多くなり、縦走は困難になります。
春になったら、また妙義を楽しみに来てください。
kakomidoさん、はじめまして。
レコ拝読しました。
これから挑戦したいと思っていた山行をたくさんされていて羨ましいです。
しかもパワフルに。
こちらこそあやかりたい
またどこかでお会い出来るといいですね
ozesaiさんどうも!ようやく登録しました。
11月15日に丁須の頭でお話させていただいた者です。
熊撃退スプレー誤噴射巻き添えと書けば思い出していただけるかと(笑)
この日も私は懲りずに裏妙義に居ました。
籠沢のコルから西側は景色が一変、
白いものが薄く積もり(風花?)鎖場もかなり凍結してました!
丁須の頭は乾いてましたが氷の冷たさで、
素手で触ると10秒で指先の感覚なくなりました。。
あまりの風の冷たさにダウンジャケット着込みましたよ〜。
堀切の先のトラバース鎖は12月は必ず凍りますね・・・
妙義バリエーションやろうと思うので、色々と参考にさせていただきます
まだ西岳・筆頭岩くらいなんで。妙義富士ガイドしてください。
丁須の頭ではいろいろお話をさせていただき、ありがとうございました。
熊撃退スプレー誤噴射、申し訳ありませんでした。
あの時のスプレー液が手袋に染みついて、まだひりひりするので手袋を洗いました
7日に中之嶽神社に下山した時、駐車場の管理をされていたご婦人(神社の関係者の方だと思いますが)とkirakirakiraさんのことを話しましたよ~ 危ない所へは行かないで...と、心配されていました。
私はクライミングの講習などは受けたことはなく、技術も知識もないんですよ~
妙義の古い地図にある登山道(廃道)などを楽しみに歩いているので、詰まった時の対処で懸垂下降なども自己流でやっている程度です。
妙義は一人で歩くことが多いので、熊やマムシなど動物の脅威も感じながらの歩き、これが一つの魅力になっているようです。
これからの妙義は、少しの雪と凍結場所があるので注意して歩かねばと思っています。
人が居ない妙義は自然そのものですね。
妙義富士へは二度行ってるのですが、二度とも途中でルート判断に悩みました。
木の枝をつかんだりして、ひたすら妙義富士の方向を目指したことを覚えています。
機会がありましたら、妙義歩きをご一緒させてください。
もっとも寄る年波に体力も落ちているので、kirakirakiraさんに付いていけるかですが
売店のオバチャンですね
そういえば7日裏妙義の後に中之岳駐車場に寄って話したんだった(笑)
ozesaiさんが下山される数時間前に撤収してましたが
今日の雪で妙義はしばらくお休みかな〜
自分は登りが苦手なんで遅くて丁度いいと思いますよ!
国民宿舎から籠沢のコルまで頑張っても1時間20分かかる鈍足です
古い妙義の地図にはたくさん登山道があったみたいですね。
妙義富士楽しみにしてます
妙義方面は今日も雪雲の中で、積雪があったでしょうね。
妙義は雪が少ないので(今年の2月は例外中の例外ですが)それほど心配ないのですが、
岩に染み出た水や岩にくっ付いた雪が凍結していると、歩くのはちょっと無理ですね。
妙義歩きは、条件の良い時期を選ぶのが最良かつ必須だと思います
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