記録ID: 558822
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雪山ハイキング
比良山系
登って滑って武奈ヶ岳
2014年12月08日(月) [日帰り]
- GPS
- 09:26
- 距離
- 9.3km
- 登り
- 989m
- 下り
- 860m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
坊村から御殿山ルートを武奈ヶ岳までピストンし山頂付近でBCボーディングを楽しみました。 融雪が進んでおり足元がぬかるんでいます。下山時は麓までアイゼンを外しませんでした。特に危険な箇所はありませんでした。プラかんじきも用意していたのですが一度も使いませんでした。 標高850m〜1100mの夏道は下山時に使いましたが急斜面のトラバースが歩きにくい。尾根直登の冬道の方がいいですね。雪で埋まるとトリーランはできそうですが・・ 消防と遭対協が設置したレスキューポイントの内、RP-1から3は見ませんでした。例のあの人が取り外したのでしょうか?困ったものですね。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ 1 フリース
長袖インナー 1 ヒートテック
ハードシェル 1 SIERRA DESIGNS for boad
ズボン 1 SIERRA DESIGNS for boad
靴下(替え1足) 1 メリノウールハイソ
BOADグローブ 1 burton goretex 2重保温
保温手袋 1 シンソレート中綿
防寒着 1 インナーダウン
雨具 1 GORETEX上下パーカー
ゲイター 1 GORETEX
ネックウォーマー 1 バンダナ代用
日よけ帽子 1
毛帽子 1 ニット帽
BOADブーツ 1 SALOMON SYMBIO
BOAD 1 YONEX MEISTER CARBON
ビンディング 1 BURTON
ザック 1 for BC BOAD 60L
地図(地形図) 1
コンパス 1
笛 1
計画書 1
ヘッドランプ 1
予備電池 1
GPS 1
筆記用具 1
ファーストエイドキット 1
常備薬 1
保険証 1
携帯+スマホ 1 各予備電池
時計 1
サングラス 1
タオル 1
LEKIストック+2分割スキーストック 1 ストック袋も
カメラ デジイチ 1 予備電池
ワンデイコンタクト 1
遭対協RPマップ 1
ゴーグル 1 SPOON UVカット
タッパウェア 4 ボード固定の為、ザック内で使用
チビ三脚+スマホホルダ 1 ストックにマジックテープで固定
50mm巾ワンタッチストラップ 1 ボード固定用
プラかんじき 1 雪っこちゃん
チェーンスパイク10本爪 1 mont‐bell 1129612
透明ビニール袋40L 4 衣類のパッキングに使用
ジップロック(予備込み) 10 電子部品等濡れては困る物は全て使用
簡易ハイドレーション 水1L 1 1Lペットにチューブ突っ込んだだけの自作品
エマージェンシーシート 1
ザックカバー 1 60L〜70L用
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備考 | 普段はメガネっこなのですが板履く時だけワンデイコンタクトします。 利点:最大視野の確保。衝突の回避。雪目防止のためのサングラスが使える。曇らない。転んでも安全で視界が確保できる。いいことばかり。落とした時用にポケットには換えを入れています。 今回使った板のスペック:YONEX MEISTER カーボンナノチューブソール 150 50/50 FLEX95、TORSION92、75°、CARBON HONEY COMB、DRC 超軽量だが硬い板。CROSSレース用。 ボードブーツは柔らかく保温性がよく何より軽量。流行のカリカリクイックレースではないけど履いてる内に均等にレースが締まってくるので足が楽。麓まで履いたままで降りてきました。 バインディングはBURTONのハイバックが一番長いタイプ。レスポンス良し。不要部分に窓開けることで軽量化を図ってるようです。見た目、壊れないかな?大丈夫かな?との印象ありますが低温下でも硬化せず雪の付着もありません。パッドが西陣織り?頑丈な布製です。硬化しません。さすがパイオニアのBURTONです。モデル名は忘れました。 BC用としては重くてもウッドのしなやかで腰のある板がいいと感じた。硬い板は雪面の凹凸に追従してくれない。スピードは出さないので暴れてもいいから柔らかい板が好適。少々ラフな重心でも頭から浮いてきてほしい所。 板が短い。浮力確保のために160は欲しいところ。でもピステや樹林のハイクアップでは取り回しが辛い・・ここらへんがBCボードが売れない理由かな。 BCではトリーランや崖前でスイッチを余儀なくされる場面があるのでツインチップがヨシ。歩荷の楽さで軽量を選択したが次はOGASAKA NOVEMBER持ってこよう。 BC用ザックは身長ほど?の長い板を固定する必要があるので余分な詰め物してでも大容量のアタック型がいいですね。大型タッパに衣類、カメラを入れてザックに詰めベルトをガッツリ締めて板とザックがしっかり固定するようにしました。 板の頭の上に出る部分は屈んだり回ったりして倒木、枝をよけられるのですが尻から出る部分だけはどうにもなりませんでした。今回はセーフでしたが足を滑らせて尻もち着くシミュレーションすると ↓ 激下りで足を滑らし尻もち着く→板の方が先に着地、しかも背中側が急斜面→雪にささる→板が抜けなくてバタバタ(セーフパターン) 腰帯外しの場合:背中に露岩があってせり上げられてザックから体がすっぽ抜け→ザック・板が谷に向かって落ちていく(アウトパターン) 腰帯装着の場合:板に背中を押され前につんのめる→頭から谷に突っ込む(アウトパターン) ザックと板の間にスライダーがあり腰くらいの位置に上下させられるハンドルがあればいいわけです。樹間のハイクアップでは板を下げて邪魔にならないようにし、下りで尻もちついても板だけせり上がれば安全です。 くたびれてもゆっくり腰降ろせる場所は横たわっている太い倒木だけ。ザック降ろして中から物を取り出すと板の固定がタイヘン。ワンタッチ着脱で自由に高さ調整できるボードフレームあれば全て解消します。 まずはネットで製品を探しますがなければDIY店でアルミフレーム買ってきて作っちゃいましょう。次回までの宿題ができました。 |
感想
11月28日に比良山縦走途中で嵐のため涙の撤退をしました。テン泊装備で気合い充分だったのですがガスで視界が悪く金糞峠から緊急下山。
涙の撤退から10日。たった10日でこれほどの変貌をとげる比良山とは一体?縦走は春までお預けにしますが目前にしながら登れなかった武奈ヶ岳に前回とは全く異なるスタイルで登ることができました。
先週からの降雪でラッセルを覚悟していたのですがよく踏み固められたトレイルは快適で未圧時の先行登山者の皆様には感謝しています。
人気の山にていささか場違い感は自覚しながらもオフピステの好適な山容、天からの贈り物を心ゆくまで楽しませて頂きました。
正午前くらいから登山者の姿が見えたので滑降練習は終了。山頂付近で7本滑り、元来た斜面を登山道を避けて刻みながら滑降して下山しました。
どんなに狭い尾根でも思い描いたトレース通りに曲がり止まることがBC滑降の最低条件と心得ていますので、いい練習ができたと思っています。
北尾根斜面の細いブッシュの手前でビタ着。枝一本折る事無く楽しませてもらえたことが、せめてもの武奈ヶ岳への感謝の気持ちでしょうか。
お見せできるような足前ではないのですが、へえ〜こんなとこでもボードで滑れんの?「私もやりたい〜」と同好の方が増えればと動画をアップしました。
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へ、変態だ〜!この時期の比良を滑るとはなかなかのツワモノですね。僕ももう少ししたらスキーで荒らしに行きますんで!
コメントありがとうございます。
普段はヘッポコおやじ なんですが、板履くとヘーンタイにヘーンシンするんです。
降雪直後で山頂周辺はなんとか滑られたんですが気温が上がり融雪が始まっていました。今はどうでしょうか。
スキーならシール付けての縦走も楽しそうですね。レコ楽しみに待っています。
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