20年ぶりの大鳥池は美しかった

2023年06月06日(火) ~ 2023年06月07日(水)

• GPS: 32:00
• 距離: 15.7km
• 登り: 709m
• 下り: 712m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:59
• 休憩: 2:11
• 合計: 6:10

5:52 スタート地点
6:04 大鳥登山口
7:25 冷水沢橋
7:54 8:09 七ツ滝沢橋
8:27 七ツ滝沢水場
9:29 11:25 大鳥小屋
12:02 大鳥小屋

2日目

• 山行: 2:33
• 休憩: 0:18
• 合計: 2:51

6:32 大鳥小屋
6:58 7:05 七曲水場
7:16 7:17 七ツ滝沢水場
7:30 7:38 七ツ滝沢橋
8:04 8:06 冷水沢橋
9:15 大鳥登山口
9:23 ゴール地点

登山道は雪の状態によって所要時間が大きく変わる。まだしばらくチェンスパや軽アイゼンは必要でしょう

天候

6日　晴れ時々曇り（夜は雨）　7日　曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

泡滝ダム手前の駐車場はまだ一部デブリあり
またその手前200mの所が土砂崩れで車は通行不可、その300m手前の空き地に駐車

コース状況／危険箇所等

数カ所で登山道がデブリに埋まっている。危険箇所は3箇所（写真で確認して下さい）

その他周辺情報

タキタロウ館で大鳥池に住むと伝わる、怪魚タキタロウのはく製や資料があるので、見学出来る。見学無料です。簡単な食事もできお土産も買える

写真

6/6 5:53

出発、ここまでの林道は長かった

6/6 5:55

すぐに土砂崩れ跡、歩行には問題無し

6/6 6:00

東大鳥川の流れ、岩魚が見えました

6/7 9:16

最後の駐車場にはまだ少しデブリあり、遠くに見える車はどうやってここまで入ったか不思議

6/7 9:12

登山道に入ると沢はすぐに二股、右俣は西ノ俣沢で険谷（大岩魚で有名）

6/6 6:01

谷うつぎ、この時期の山形の沢では定番かな

6/6 6:12

登山道には時々倒木地帯があります

6/6 6:13

オオバキスミレ？、道脇にたくさん

6/6 6:16

雪の重みで木が曲がり登山道がふさがれる

6/6 6:20

川が完全にスノーブリッジで埋まってる、滅多に雪の降らない関東人にとっては驚異の光景

6/6 6:28

危険箇所�　‘擦�完全に欠如、トラバースするか一旦下に降りるか、

6/6 6:31

反対側から

6/6 6:33

ウド、今日は見るだけ・・

6/6 6:34

見るだけ？

6/6 6:49

小沢を横切る、滝がイイ感じ

6/6 6:53

カタクリはまだ眠そう

6/6 6:55

所々登山道欠如、慎重に足場を確認、ストックで支えながら通過

6/6 6:58

ブナの原生林、朝日連峰のブナ林は日本最高

6/6 7:04

見えてきました、危険箇所��

6/6 7:04

登山道が雪渓に吸い込まれていて、右側の段々を登り上に出ました。
帰りはここを下るのが怖くて一旦河原に降りました

6/6 7:12

デブリの溶けたところからリュウキンカの花

6/6 7:12

多雪地帯だから水も豊富、水が大好きな子だからね

6/6 7:35

この花を見ると北国へ来たと思う

6/6 7:14

ニリンソウ、最盛期らしく群落でさいてました

6/7 8:09

こんな道を歩くのはいいねえ

6/6 7:15

サンカヨウ、朝露でちょっとだけ半透明

6/6 7:25

最初の吊り橋

6/6 7:35

スミレの種類はよくわかりません

6/6 7:51

イワウチワもいた

6/6 7:59

アズマイチゲ

6/6 7:50

コシアブラも見るだけ？

6/6 7:53

二番目の吊り橋、新装なった七ツ滝沢橋

6/6 7:55

昨年はこの橋が落ちたので来られなかった、付け替えありがたい

6/6 8:24

道が七曲りになると湧水が至る所に、「ブナの森に水筒いらず」

6/6 8:45

この標識がでると・・

6/6 9:09

すぐにこの急斜面、危険箇所��、どこを通るのかしばらく思案後、チェンスパを着けてなんとか通過。あとで思ったけど手前の樹林帯を藪漕ぎで登った方が安全かも

6/6 9:22

難所を越え台地に上がると待望の大鳥池が見えた。でもこの後道が完全に雪に埋まっていてルートロス

6/6 9:32

なんとかタキタロウ山荘に到着

6/6 9:32

庭にフキノトウの群落あり

6/6 9:33

前回はこちらにお世話になりました

6/6 9:34

残雪の以東岳、小屋も良く見える

6/6 9:35

美しい、こんな景色が見えただけでも来た甲斐があった

6/6 10:08

小屋の中は前情報通り多量のカメムシの越冬場所になっていて、入った瞬間からカメムシの臭いで満ちてます

6/6 11:22

大鳥池をモデルにした釣りキチ三平の「O池のタキタロウ」が置いてありましたよ

6/6 11:26

時間があるので三角池まで行ってみよう

6/6 11:30

ここではまだショウジョウバカマが咲き始め

6/6 11:32

木々の間から見える景色がすばらしいのよ

6/6 11:39

道が雪が隠されてしまい藪漕ぎも嫌なので池まで降りて釣ります

6/6 12:10

何とか木々の間をすり抜け湖岸へ出た

6/6 12:10

先行したペアはもう登頂しただろうか

6/6 12:11

この辺りは遠浅になっていた。対岸は戸立山から三角峰の稜線。
稜線の向こうは昨年行った八久和川

6/6 12:15

ルアーで釣った最初の一尾は岩魚、川のものよりも全体的に青白っぽい、白い斑点も大きくて美しい

6/6 12:16

でも今日ばかりはヒメマス狙いなので君たちは外道なのだよ、湖へお帰り

6/6 12:36

山荘で仮眠後、水門のところで本格的に釣り開始

6/6 13:01

ヒメマスゲット！！22cm、ここではアべレージサイズ、銀色の体表がなんとも・・・

6/6 13:26

この湖のどこかにタキタロウが！？釣りあげれば伝説か

6/6 14:48

誰も来ないので炊事場とベンチ独占です

6/6 14:48

すぐ横にテントも張ってしまう、どうせ誰も来ないしょ

6/6 16:26

カタクリ群落

6/6 16:26

標高1000mにも満たないのに今満開なんだ、栃木とは1か月以上季節が違う

6/6 16:26

イチゲも日が射してきたのできれいに咲いてます

6/6 16:28

6/6 17:31

独りなので食料はこれぐらいで十分、下の岩魚は水門下の川で釣りました。明らかに湖産の岩魚と色が違う

6/6 17:41

ヒメマスは両面を軽く焼いて

6/6 17:46

炊き込みご飯に

6/6 18:06

残りは刺身で、左はヒメマスで右が岩魚。同じサケ科だけど見た目も味もぜんぜん違う

6/6 18:06

骨と頭はいつものあら汁に

6/6 18:16

ヒメマス美味！もうサーモン食べられないかも

6/6 18:16

こちらも大変美味でした

6/6 18:37

結局ちょっとだけ山菜もらいました、天ぷらで

6/6 18:37

ごちそうさま

6/6 18:35

夕暮れ

6/7 5:25

朝、夜は雨が降っていたけど朝には上がっていた

6/7 6:21

風が無いので湖面が鏡のよう

6/7 6:21

目に焼き付けて帰路につきます

6/7 7:58

サンカヨウは昨日の雨でも透明にならず

6/7 8:16

危険箇所��

6/7 8:17

デブリがとければ清水があるらしい

6/7 8:20

河原に降りて

6/7 8:22

ここを登り返す

6/7 9:00

これもホントすごい

6/7 9:13

泡滝ダムまで戻ってきた

6/7 10:07

タキタロウ館に寄り道

6/7 10:08

参考までに

6/7 10:08

写真が反射しちゃいました、体長70cm

6/7 10:10

6/7 10:10

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

感想

Satwo3

タキタロウ伝説に魅せられて初めて大鳥池を訪れてからはや20年。
その時はまだヒメマスが生息していることを知らず、東沢出合で岩魚を釣り山荘で1泊して帰りました。
今回まだ釣ったことのないヒメマスを求めて再訪。ヒメマスは十和田湖や富士五湖、地元栃木の中禅寺湖などが有名だけど、やっぱり大好きな朝日連峰に来て絶景の中で釣りたい。初めての釣りに手こずりながらも数尾のヒメマスをゲットでき、絶景の中での数時間を最高の気分で過ごせました。

山形大好き人間なのでほぼ毎年山形入りしてますが、山形の山はいつも「自然が濃い」と感じます。また特に多雪地帯で白い花崗岩で形成された朝日、飯豊の稜線や渓は美しく東北アルプスと呼ぶにふさわしい。春の山菜、秋のキノコなど豊富な恵みもあり、調味料さえあれば1週間ぐらい山中でサバイバルできる(笑)

コメント

ばいしくる

素敵な釣行ですね。現地調達でこれほど豪勢なのも流石です。
ヒメマスってサーモンより旨いのですか
Satwoさんの山の過ごし方は、ほんと自分の理想そのものです。

こちらは、先日クライミング中に指を骨折してしまい、長期停滞を余儀なくされています（泣）
復帰は夏の終わりから秋口かもです。
沢旅の計画していた矢先でしょんぼりですが、なんとか回復に努めます。


遠路、お疲れ様でした！

Satwo3

骨折！？
右手？左手？　利き手だったら不自由ですな
クライミングには大きな痛手ですね。一番重要な部位なのに。
最近レコが上がってこないから、何かあったかも？と思ってはいたが。

ヒメマスは紅鮭の陸封型なので、ヒメマス＝サーモンです。
淡水魚では一番美味などと言われ、冷水性の湖に放流されてそこの名物になっています。
中禅寺湖畔でヒメマス料理を注文すると最低3000円以上は取られる

今の時期の山形は山菜が豊富で、レコに紹介した以外でもコゴミやゼンマイは採り放題でした。
（荷物が重くなるから採らないけど）
秋になったら岩魚＆マイタケ狙いでまた朝日入りするかもしれません

泊りで沢に行くのはしばらく無理かもしれないけど、日帰りだったら夏には行けるのでは？
軽く釣りをしてきれいな沢を散歩、河原で焚き火宴会、栗原川辺りどうでしょう？

ばいしくる

Satwo3さん

左手の人差指（中手骨）をボッキリしちゃいました😭
運転や風呂など、あらゆる時に不便を感じますね。
怪我をしてから3週目になりましたが、すでに左腕は筋肉が無くなりヒョロヒョロです。

今年はクライミングは無理っぼいので、気持ち切り替えて、夏本番までにとりあえず動けるようにして、簡単な沢登りやハイキングで過ごそうと思っています！

栗原川、喜んで行きますよー＼(^o^)／
焚き火と釣りメインで、宜しくお願いします。