庚申山 念願のコウシンソウ
- GPS
- 09:21
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,680m
- 下り
- 1,679m
コースタイム
- 山行
- 7:33
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 9:19
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
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漠然と見てみたいと思っていたコウシンソウ。
地元紙には毎年この季節になると記事になり、
義母から昔見に行ったと聞いたことがあった。
丁度一年前、女峰へ向かう最中に出会った方から
情報を伺った。
昔からあちこち歩いてる地元の女性のお話だと
「山荘の裏の崖に咲いてるよ!」
「分からなかったら山荘にいる人に聞けばいい」
そっか。山荘まで行けば見られるのか。
そこから「来年はコウシンソウを見に行く」という
目標ができた。
山荘まで行けば見られる。
そう解釈したのが大きな間違いだった。
山荘まで下見に2回訪れ今日が本番。
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外は霧雨。
3時半過ぎ。車内で朝ご飯を食べていると
トラツグミちゃんの声。
夏のトラツグミちゃんの姿が見たい!
それも鳴いてる姿を見てみたい。
....叶わないだろうな。
4時頃、辺りが明るくなりはじめると
別の鳥達の声と入れ替わり消えていった。
5時前、歩き出す。もう雨の心配はない。
今日はだらだらと歩いていられない。
山荘までは写真も最低限にしなくては。
絞り解放ISO高め露出暗めでSSを稼ぐ。
道の脇に立つヤマツツジ。今年最後かな。
散った姿も美しく。
7時半、庚申山荘到着。
おにぎりを食べ休憩。いざ庚申山へ!
山は見えず。これでは眺望は無理のようだね...
今日はコマドリの声は聞こえない。
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山荘までの道のりでは青空が見えたりしていたが
ここまでたどり着くと辺りは白く。
その幽玄な雰囲気がこの景観にぴったりで
ずっとこの場に留まっていたかった。
なんて格好いい場所なんだろう!
赤薙であれだけ探して探し出せなかったサクラソウ 。
ここにはこんなに沢山咲いている。
しっとりとした季節、花の季節に来ることができて
とても満足。
さぁ。まだここは庚申山の入り口。
コウシンソウを探しに!
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いろいろな植物。
よく見ないとスルーしてしまう。
見逃したくない。
でも足下もちゃんと確認しなくちゃ。
遠く下に見える白い満開の花はなんだろう。
ミヤマザクラのよう。
「日光の花325」は足尾地区は含まない。残念だな。
ドウダンツツジやシロヤシオも出始めた。
そろそろ地図と頭上を交互に眺める。
まだかな....
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サラサドウダン、シロヤシオが辺りに出始める。
ここへ来て満開のシロヤシオの群落に
出会えると思わなかったので感激。
今年最後のシロヤシオになるだろう。
事前に丁寧な群落地のアドバイスを頂いており
学習してきた上、地図と頭上を交互に見上げ
あの辺りだろうかと思っていると
登りはじめの崖でご一緒だった方が
こちらを見ていた。
コウシンソウの場所を通り過ぎないように
待っていて下さったとのこと。
なんと有り難い!
わざわざ遅い私たちを待っていてくれたなんて。
先行で撮影されていた方にも
沢山の情報を頂いた。
この小さなコウシンソウに巡り会えたのは
親切にして下さった皆様のお陰です。
本当にどうもありがとうございました。
山頂少し先の展望地。
皇海山がよく見えるとのことだが真っ白。
待てば?と言ってもらったが
帰れなくなるのでお二人にお礼を述べて
戻ることに。
10時。下山開始。
戻りでもう一度立ち寄る。
小さな蕾の子も観察し老眼を恨んだ。
しかし関東ふれあいの道、すごいな。
こんなところがルートだなんて(ノД`)
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名残惜しいがここまで戻ってきてしまった。
足尾は松木渓谷を歩いて
その薄気味悪さや獣の住処なことから
もう来ないだろうと思っていた。
そのとき案内して下さった方や同行された方
(私たちが便乗してついていった)に
備前楯山を紹介していただき
そこから孤高のブナが見えたことから会いに行き
こうしてコウシンソウにも会いにやってきた。
すっかり大好きになってしまった足尾の各所。
また来る!庚申山。
さよなら コウシンコザクラ、コウシンソウ!
次に訪れるときにはお山巡りを。
11時半。
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苔蒸す森を行く。
初冬、春に訪れた風景とは緑の濃さが異なる。
目に留まる箇所も変わる。
鳥の声より春ゼミの声が騒がしい。
お腹空いたな....
七滝まで戻ったらお昼ご飯にしよ。
12時半。
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濃い緑、苔の道は鳥居を過ぎ林道になっても
まだまだ続く。
梅雨時期のせいなのか
あちこちから水が流れる。水が豊かな山だ。
人工物にも苔が住む。
こんな景色も大好き。
雲竜渓谷も同じ様に苔蒸していたっけ。
あー、緑!!いいね。
林道に入ってもお花や植物が沢山。
行きでは止まって見れなかったところも
帰り道ではあっちもこっちも見たくなる。
半分以上は名前の分からない植物たち。
季節を変えてまた訪れたい。
今度は見たことのないイワタバコの花の
季節に来れたらいいなぁ。
男体山、女峰山に続き、節目の山。
距離も高低差も最長となり収穫のある一日となった。
14時過ぎ。駐車場に到着。
どうしようもないくらいの汗。
かじか荘の温泉、何年振りだろう。
入浴時間に間に合ってよかった!
いいお湯は変わらず。気分良く帰路へ。
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