ビワイチ|ロードバイクで琵琶湖一周
- GPS
- 09:52
- 距離
- 201km
- 登り
- 290m
- 下り
- 293m
コースタイム
天候 | 高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全ルートにブルーラインが引かれ、迷う心配なし。 自転車専用道路が並走しているが、路面のざらつき・車道合流ポイントの細かな段差が煩わしく、ほとんど車道を利用した。 |
写真
感想
▼概要
琵琶湖一周サイクリングはビワイチと呼ばれている。
関西ではアワイチと並んで有名。
南湖を含めたコースをフルビワイチとも呼び、距離200km、獲得標高800mほど(ヤマレコではデータが異なる)。
南湖を除くと距離150km弱となる。
全ルートにブルーラインが引かれており、大きく2種類に区分されている。
上級コース:車道の端を走る。
低速コース:自転車専用道路または歩道を中心に走る。
各エリアによって異なった様相を見せてくれて飽きない。
湖南:美しい公園が多く、路面も綺麗。車道は交通量が多い。
湖東:水田が広がる。ダンプ・トラックが多い。
湖北:山が湖まで迫っており、雰囲気が良い。クルマは極めて少ない。
湖西:ところどころ感じの良い集落を抜ける。南部は信号が多い。交通量が多い。
個人的に好みだったエリア
・宮ヶ浜
・長浜〜賤ヶ岳〜マキノ〜安曇川
・大津駅付近の湖畔
▼日記
2週間前にアワイチを行なって、思いのほか体力が残っていることに気づいた。
関西でやりたいことリストには、ビワイチも入っている。実行するなら花粉が落ち着いた5月か涼しくなった11月初旬だろう。
...と思っていたが、土曜日の天気が高曇り&微風という、平地ライドに最適なコンディションとなっていた。おまけに日曜日は雨のため、土曜日はしっかり運動しておきたい。
前日の金曜日に思い立って、20分ほどで準備して仕事へ。帰宅→就寝後、当日始発の電車に輪行して出発した。
始発は人が多かったが、途中の大きな駅で座れた。自転車は輪行バッグの肩掛けベルトで電車の手すりに固定すると安心。大阪駅で快速に乗り換えて北上。どの電車も混雑は少なく空席が目立っていた。
ビワイチの出発地点はどこからでも良いが、今回は石山駅とした。大津駅より先にあるため、帰りに他の輪行者とのバッティングが避けられるだろう。石山駅は小さな田舎駅だと思っていたが、大きい。他路線やバスからの乗り換えが多く、改札付近は混雑していた。中高生も多かったが、他に自転車乗りはいない。
自転車をすぐに組み立てて、8時過ぎに出発。
国道1号線の下を抜けて川を渡り、湖岸へ。台形をした比叡山が雲海(霞)の上に顔を出しており、なかなか格好良かった。
美しい公園と滑らかな路面が続き、さすが琵琶湖と思ったが、序盤だけ。湖岸のさざなみ街道(r559)をひた走るのだが、ダンプ・トラック・トレーラーが多すぎる。自転車走行のためのブルーラインは引かれているが、既存幅の車道内に設置しただけで、しっかりクルマと干渉する。車道幅の関係から、大型車は自転車が左に寄っても追い抜けないため、お互いに気疲れする。
爽やかな湖畔サイクリングからは程遠く、先が思いやられた。
琵琶湖大橋を過ぎたところで、サイクリストの聖地があり、自転車の像があった。横には、白いBIWAKOモニュメントも。ロードバイクが数台来て、写真をバシャバシャ撮っては過ぎていく。走行ペースについて色々議論していた。自宅から持ってきたおにぎりを1個半消費した。高曇りの空から薄日が差し込んで蒸し暑くなってきた。
出発地から30kmほど走ったところで右肩が痛んでくる。微小な振動が続くといつもこの症状が出る。気にせず走り続けると毎回痛みが取れるので、今回も気にせず先へ。
近江八幡(宮ヶ浜付近)で正規ルートは内陸へ入るが、湖畔を辿った。途端に道は森の中を進み、私好みの雰囲気となった。前々日の雨の気配がまだ残っており、涼しい。釣りをしている人が多かった。
しかし、天国もそう長く続くわけではない。再び、水田と車道へ戻る。
気温は21度と表示されているが、湿度が高い。蒸し暑さで消耗を感じたため、彦根城の手前で大休止。残りのおにぎりとイングリッシュマフィンを全て消費した。この付近の湖はワカメの干からびた匂いが漂っていて臭かった。目を瞑れば海。
今回、彦根城は立ち寄ろうと思っていたが、あまり魅力を感じずスルー。
早く車道のストレスから逃れたかったのかもしれない。続く米原も車道ストレスが多いが、根性で乗り切る。
長浜を過ぎると、一気に交通量は少なくなり、路面も美しくなった。湖を見渡せる休憩ベンチがたくさんある。
次第に山が湖まで迫ってきて、とても雰囲気が良い。サンコウチョウがよく鳴いていた。途中の余呉川はメダカが泳いでそうな川で、車道から離れて右岸を走った。
賤ヶ岳は国道ではなく旧道を少し上ってレンガ風のトンネルを抜ける。ビワイチ唯一のヒルクライムと言われているが、ほんの少し上がるだけなので容易。涼しいトンネルの先には、小さなベンチがあって湖を見下ろせた。
賤ヶ岳は標高差300mほどで登山できるので、山頂に行くという案もあった。学生時代なら本当に登山していたのだろうが、今はそんな元気もなくカット。
再びR303に合流して、歩道がとても広いトンネルを通る。そのあと、再び湖畔沿いを進む。桜並木が続いており、シーズンは大混雑するようだが、本日は閑静そのもの。湖畔の森林浴サイクリングを楽しめた。
抜けるとすぐにマキノ。時代を感じる集落が広がっていた。山手へ進むと小規模な別荘地となっている。ポプラ並木に立ち寄ったが、想像以上に規模が大きく、訪れて良かった。
湖畔を南下し、白鬚神社付近はR161を走行。この先、県道や鉄道高架下を進む。大津市内の県道は信号と軽い渋滞が多くてストレス大。東京に住んでいた頃、ロングライド帰りと状況が似ている。自然で心身が洗われたとしても、帰りで排気ガスを全身に浴びることになる。もうすぐでビワイチが完結すると思うと、休憩する意欲もなくなり、ひたすらペダルを回し続けた。
琵琶湖南端に広がるなぎさ公園は素晴らしく雰囲気が良かった。ゆったりとした時間が流れていた。蒸し暑さも相まって、台湾の淡水を思い出した。
R1の高架下を通って、石山駅に帰還。
超快適な新快速に乗って帰った。席は5割ほど空いており、ぐっすり眠れた。クルマと違って休息を取れるのが輪行の良いところ。
本日も怪我なく無事で感謝。
▼メモ
▽食料
水1.5L
コーラ1L
おにぎり3
イングリッシュマフィン2
チョコチップスナック6
アプローチはジレ着用
電車・食料品は全てモバイルSuica・コード決済で、現金不使用
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