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Yamareco

記録ID: 5603996
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ハイキング
金剛山・岩湧山

金剛山:天気予報が外れ、土砂降りの青崩道

2023年06月14日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
03:45
距離
8.6km
登り
846m
下り
843m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:36
休憩
0:41
合計
4:17
11:48
84
13:23
13:24
39
14:03
14:05
6
14:11
14:47
4
14:51
14:52
26
15:18
15:18
4
16:05
16:05
0
16:05
ゴール地点
天候 くもりのち雨
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
危険な箇所はとくにありませんでした
その他周辺情報 転法輪寺横の山頂売店は14:30で閉店になってました
青崩道登り始め。6/2の雨の影響が心配されましたが、大きな問題はありませんでした
2023年06月14日 12:20撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
1
6/14 12:20
青崩道登り始め。6/2の雨の影響が心配されましたが、大きな問題はありませんでした
若干、崩れている箇所がありましたが、通行に支障はありません
2023年06月14日 12:24撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
6/14 12:24
若干、崩れている箇所がありましたが、通行に支障はありません
ヤマアジサイが咲き始めていました
2023年06月14日 12:39撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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6/14 12:39
ヤマアジサイが咲き始めていました
2023年06月14日 12:39撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
6/14 12:39
ベンチが出てきたのでセトに着いたのかと思いましたが違いました。セトはまだ先でした
2023年06月14日 13:06撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
6/14 13:06
ベンチが出てきたのでセトに着いたのかと思いましたが違いました。セトはまだ先でした
倒木にびっしりとコケが生えていて、そのなかに木の赤ちゃんが。倒木更新ですね。生命の妙を見た思いがしました
2023年06月14日 13:30撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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6/14 13:30
倒木にびっしりとコケが生えていて、そのなかに木の赤ちゃんが。倒木更新ですね。生命の妙を見た思いがしました
古い石碑
2023年06月14日 13:37撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
6/14 13:37
古い石碑
その根元にかわいらしい人形が。誰がどういう理由で置いたのか
2023年06月14日 13:38撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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6/14 13:38
その根元にかわいらしい人形が。誰がどういう理由で置いたのか
ガスが出てきました
2023年06月14日 13:39撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
6/14 13:39
ガスが出てきました
標高1000メートル近くになると、アジサイはまだつぼみでした
2023年06月14日 13:42撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
6/14 13:42
標高1000メートル近くになると、アジサイはまだつぼみでした
こんどこそ本物のセトに到達
2023年06月14日 13:47撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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6/14 13:47
こんどこそ本物のセトに到達
青崩道は基本的に土の登山道ですが、一部、岩場の区間もあり。通行には問題なし
2023年06月14日 14:04撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
6/14 14:04
青崩道は基本的に土の登山道ですが、一部、岩場の区間もあり。通行には問題なし
頂上に近づいたら、土砂降りの雨が降ってきました。天気予報では降るとはいってなかったぞ
2023年06月14日 14:31撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
6/14 14:31
頂上に近づいたら、土砂降りの雨が降ってきました。天気予報では降るとはいってなかったぞ
土砂降りのなか、とにもかくにも転法輪寺に到達。雨は一時的かと思いましたが、全然やみそうにありません・・・
2023年06月14日 14:37撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
6/14 14:37
土砂降りのなか、とにもかくにも転法輪寺に到達。雨は一時的かと思いましたが、全然やみそうにありません・・・
山頂売店に駆け込み、雨宿りさせてもらいました。ハトも雨宿り中
2023年06月14日 14:50撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
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6/14 14:50
山頂売店に駆け込み、雨宿りさせてもらいました。ハトも雨宿り中
30分以上雨宿りして、ようやく小降りになってきたので出発することに。とはいえ、この天気では山頂エリアをウロウロしても仕方なく、すぐ下山です(+o+)
2023年06月14日 15:37撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
6/14 15:37
30分以上雨宿りして、ようやく小降りになってきたので出発することに。とはいえ、この天気では山頂エリアをウロウロしても仕方なく、すぐ下山です(+o+)
下りは霧がかかって幽玄な雰囲気を味わえたのが、せめてもの慰めでした
2023年06月14日 15:55撮影 by  COOLPIX S7000, NIKON
2
6/14 15:55
下りは霧がかかって幽玄な雰囲気を味わえたのが、せめてもの慰めでした
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 タオル カメラ

感想

今日は晴れないまでも雨は降らないという予報だったので、梅雨の合間を縫って金剛山へ行くことにしました。


前々回の葛城山での挫折撤退にショックを受け、すぐ矢田丘陵へ出かけて再リハビリを試み、無事踏破することができましたが、如何せん、登山というほどではなかったので、まだ心配が残っています。そこで、自分のパフォーマンスを再確認するためと、このところの雨で登山道がどうなっているかの偵察を兼ねての山行です。


水越トンネルを奈良側から大阪側へ抜けて、すぐ旧道に入って水越峠に向かおうとしたところ、さわんど茶屋のところに車を置けたので、今回は青崩(あおげ)道から登ることにしました。


葛城山のトラウマが残っているので、最初の“魔の30分”はとにかく慎重に入ります。今日も湿度がごく高く、汗が蒸発しにくいので、ゆっくりゆっくり、できるだけ体に負担をかけないように気をつけて登っていきます。


登山道のほうは心配されたような荒れ具合はなく、ほとんど通常通りといえそうです。途中、若干崩れた箇所がありましたが、通行に支障はありません。


青崩道は急登ということもなく、大変登りやすい道で、快調に足が運びます。ついつい飛ばしたくなりますが、そこはグッと抑えて。また葛城山みたいなことになったらダメージ大きいですからね。


今日は体が軽く、快適です。自分の重さを感じながら坂道を登ります(さだまさしさんからパクリw)。でも、好事魔多しといいますから、快調なときほど注意したほうがいいですね。


倒木にびっしりとコケが生えている木を発見。倒木からは次世代の小さな木が伸び始めていました。いわゆる倒木更新というもので、こうしてまた新しい木が育っていくわけですね。生命循環の妙を目の当たりにした気がしました。


水分道分岐を過ぎ、電波管理所を過ぎ、セトに到達。体調に問題なし。どうやら今日は大丈夫みたいです。ちょっと休憩して行動食を採ります。これでもうバテる心配なし!


頂上まではもうワンピッチの頑張りです。青崩道はほどよいアルバイトで、ほんとうに歩きやすいですね。登りが続いたと思ったら平坦な部分が出てきて、歩きながら適度に休憩できるような具合で、縦走路じゃないのにうまくできています。登山者にやさしい道ですね。


太尾からの道を合わせ、もうちょっとで山頂というところに差しかかって異変が。今回は私の体調ではなく、天気に変調がきたし、雨が降り出したのでした。おかしいなぁ、天気予報では降るとはいってなかったんだけどなぁ・・・などとグチっても始まりません。はじめのうちはシトシト程度でしたが、だんだん激しくなり、ついには土砂降りに! 好事魔多しとはいえ、こんな「魔」が訪れるとは。


雨はすぐやむかと期待しましたが全然やむ気配がありません。とりあえず折りたたみ傘をさして急場をしのぎますが、雨が激しいためズボンが濡れ始めてます。標高1000メートルを超えているので、寒くなってきました。体温を奪われています。あまりよくない状況です。


とにかく登り切って、山頂売店で雨宿りすることに。売店へ駆け込んで、やっとひと息つけました。ちょっと面倒ですが、ザックからレインウェアを取り出し、上下とも着用。これで体温が奪われるのを防ぐことができます。やはりレインウェアは重要な装備です。


レーダー画面で雨雲の様子を見ると、なんと、ここが真っ赤になっているじゃないですか。( ;∀;) 今後の予想では15分程度でやむようなので、休憩がてら待機。


その間、同じ境遇の人たちと交流タイムです。私と同様、梅雨の合間を狙って和歌山からこられたというご夫婦は、なんと奥様が今回初めての金剛山とのこと。う〜ん、最初にこの天気というのは気の毒すぎて言葉が出ません。山登りがお嫌いにならなければよいのですが。。。


千早本道を登ってきたという男性お二人連れは、片方の人が「おまえ(相方の人)と登ったら、いっつもこうなる」とボヤいておられました(笑)。何でも、以前、八経ヶ岳へ一緒に行ったときも山頂で土砂降り&雷に見舞われ、大変な思いをしたとか。この雨はどうもこのお二人が原因と思われました(笑)。


ところで、15分経ち、20分経っても、いっこうに雨は上がりません。レーダー画面でもう一度見てみると、ずっとこのあたりに雨雲がかかったままです。どうも、金剛山で雨雲が発生しているらしく、これは完全に雨がやむのは期待できそうにありません。あまりゆっくりしていても時間が遅くなりますので、ちょっと小降りになったところで出発することにしました。下山路は予定を変更して、登ってきた青崩道を下ることにします。


雨はやまず、下山はずっと降られっぱなしです。が、上下とも透湿防水素材のレインウェアを着用していたら、雨が降っていても大きな問題はありません。ただ、道は悪くなっていますが。


しかし、その道悪も問題ありません。コロンビアのアウトドライの性能は抜群で、まったく靴のなかには水が浸み込んできません。部分的に水路のようになってしまった登山道でもほとんど気にせず歩けます。マテリアルの進歩を感じますね。


それから、こういう場面では経験というものが大きいなとも感じます。というのは、以前、八ヶ岳に登ったとき、途中から豪雨といっても過言ではない雨降りに見舞われたことがあったからで、そのときの経験があるので、これぐらいの雨だったら問題ないと落ち着いていられるのでした。


結局、下へ帰着するまで降り通しでした。しかし、心配された体調不調が発生することもなく、ホッとしました。葛城山では、やはり、入り方の問題があったのかな、という気がします。今後は体が慣れるまでの最初の30分ほどはゆっくり慎重に入ることにしましょう! 

招かざる雨降りではありましたが、今回も山々に合掌です。

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