厳冬期直前の金峰山!すっかり冬山です!


- GPS
- 09:29
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,215m
- 下り
- 1,203m
コースタイム
- 山行
- 8:31
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 9:26
天候 | 標高の低い所は晴れ,森林限界より上は晴れと雪を繰り返す. |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
富士見平小屋辺りから道が凍結してきます.アイゼンをどこから履くか迷いますが,私達は大日岩付近から履きました.森林限界近くなると凍結した部分が少なくなるので,アイゼン利用は好みだと思います. |
写真
感想
今年,3回目の金峰山.厳冬期直前に登って参りました.残雪期,夏期,冬期と季節折々の表情が見れる素敵な山です(そういえば,紅葉の時季だけ行った事が無い).今回は瑞牆山荘から登りましたが,このルートは何度登っても長いですねww 寒波の関係で荒天になる可能性もあったので,稜線を見て撤退もあると思っていたのですが,思いのほか天候は安定していて,山頂まで行けて良かったです.今朝は筋肉痛です(´-ω-`)
特に今回は厳冬期の冬山練習もかねておりましたので,アイゼンだけでなくピッケル,ヘルメットまで持って行きました.結果,ザックが重く,かなり疲れました.トレーニングもかねていた山行でしたが,それでも金峰山の稜線はやっぱり美しく,疲れが吹き飛ぶような景色を見れました.
[瑞牆山荘-富士見平小屋]
落ち葉の登山道から始まりますが,瑞牆山を見るベンチ辺りまで来ると地面が凍結してきます.特に富士見平小屋付近がガチガチのアイスバーンで,結構,滑りました.
気温は-5℃前後だったと思います.富士見平小屋は閉まっていました.
[富士見平小屋-大日岩小屋]
富士見平小屋から大日岩小屋までは凍結した登山道ですが,まだ,アイゼンは履かなくても大丈夫な感じです.この辺りは樹林帯なので風もなく,快適な登山道です.気温は-8℃くらいでしたが,ずっと登りが続くので寒さは感じませんでした.
[大日岩小屋-大日岩]
凍結していても比較的歩きやすい道が続いていましたが,大日岩直前の鎖場が罰ゲームのように滑りました.もしかしたら,このコースの最大の難所かもしれません(笑)この鎖場はピッケルで乗り切って,その後はアイゼンを履きました.私は12爪でしたが,多分,6爪のアイゼンかチェーンアイゼンが最適に思います.友人は軽アイゼン+ストックで歩きやすそうでした.
[大日岩-砂払の頭]
ひたすら樹林帯の登りですが,徐々に急斜面になってきますので体力を奪われます.この辺りからは木々の間から五丈岩と稜線が見えるようになってくるのですが,なかなか稜線にでません.途中でシャリバテになり,パンを食べましたが,完全に凍結していてアイスを食べているようでした.
[砂払の頭-山頂]
砂払の頭から山頂までは森林限界上の稜線歩きになりますが,ほとんどの時間は風が弱くラッキーでした.残念ながら青空が出る時間が少なかったのですが,稜線は良く見えました.気温は-12℃くらい.....風が弱いので気温ほど寒くなかったです.稜線についたのが13時前なので,下山時刻を考えて途中撤退も頭をよぎりましたが,なんとか30分ほどで山頂までたどり着き,タッチアンドゴーで下山しました.帰りがけに振り返ると青空が出て,西日に輝く稜線が見えました.
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