木曽の御嶽山(摩利支天山)
- GPS
- 09:22
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,298m
- 下り
- 1,279m
コースタイム
- 山行
- 7:42
- 休憩
- 1:39
- 合計
- 9:21
山頂稜線からの景色は見る価値あり(優勝)です。
天候 | 雲一つない快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
何故か往路は、東海北陸道の郡上八幡ICで下車して一般道を2時間以上走って濁河温泉に到着しましたが、復路は高山西ICから自動車専用道路に乗せらました。 行と帰りで全く違うルートを走らされました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
出発地点は濁河温泉登山口とか飛騨小坂登山口とか言われているようですが、正式名称はわかりません。とにかく濁河温泉の突き当りから出発しました。 |
その他周辺情報 | 秘湯中の秘湯、「濁河温泉」市営露天風呂を利用しました。 料金:600円 シャンプー、リンス、コンディショナー、ボディーソープ、ドライヤーが標準装備されています。 熱いお湯(かなり熱め)と普通のお湯(ちょっと熱め)の2種類の露天風呂あり。 普段はわかりませんが、この日は虻などの吸血系虫が露天風呂に大量に出没しており、肌を見せると刺されるので、暑い温泉のお湯をかけたり、タオルでシバいたりして、10匹くらい殺しました。温泉をゆっくり堪能するというより、虻との戦いに全力を注いだので、あまりくつろぐことができませんでした。 熱い方の露天風呂は、「白馬鑓温泉」の熱さを彷彿させる温度でした。 ※源泉かけ流し。混浴ではありません。 |
写真
装備
備考 | 軍手忘れた。 |
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感想
梅雨入りしたので天気が悪い日が続いていますが、この週末は天気が良さそうなので、ちょっと御嶽山まで遠征してきました。
1人で行くのも何なので、高速ハイカーのS君を道連れにして片道6時間かけて登山口まで移動です。
2週間ほど前までは、五の池小屋か付近から見える「ドラゴンアイ」が見頃だったようで、登山系ユーチューバーさんが、動画をアップしていていた事や秘湯温泉である「濁河温泉」に」入ってみたかったので、今回のルートをチョイスしました。
御嶽山には過去に1度、中の湯登山口から、女人堂や石室山荘経由で剣が峰まで行った事がありましたが、今は剣が峰付近は立入禁止になっているようです。
奇しくも、この時も高速ハイカーのS君と同行してましたw
さて、午前3時45分頃に濁河温泉無料駐車場に到着したにもかかわらず、既に駐車場は満車に近い状態でした。
何とか、1台駐車できるスペースを発見してギリギリセーフ。
そして、いつもの如く、準備運動も何もせずに登山開始です。
登山開始して早々に、私もS君も体調不良に襲われます。
恐らく寝不足と高山病チックなやつだと思いますが、S君はさらに車酔いも併発しているようでまさに三重苦の状態です。
よくよく考えれば、2,000メートルを超える山行は今年初めてで、普段は地元の低山しか歩いていないので高山への耐性が無いのと、前回の御嶽山山行でも高山病にかかったのに全く学習能力が無いのか、またしても体を慣らすことなく、すぐに歩きだした事が体調不良の原因です。
休憩を多くとりながら、ゆっくり歩いて少しづつ高度を上げていきます。
どれだけゆっくりかというと、後から来たハイカーにバンバン追い越されましたが、私たちは誰1人追い越すことが無いくらいのゆっくりさです。
頭がフラフラする私も、スピードスターの異名を持つ高速ハイカーS君も今回ばかりは牛歩戦術を採用しました。
登山口から、約4時間かけて何とか五の池小屋に到着。
しばし、周りの景色を眺めながら感動をかみしめつつ、五の池小屋のベンチで、カロリーガッツリ系の朝食を取ります。
朝食を取ったことで、気力と体力が回復したので折角なので摩利支天山を目指します。しかしながら、目の前に見えるピークが摩利支天かと思いきや、摩利支天山はピークの更にはるか奥にあるのです。
自分が勝手に思い込んでいただけなのに、何故か騙された気持ちになりましたが、ここで引くわけにはいかないので、取りあえず摩利支天の山頂は踏んできました。
目標は達成したので、後は下山して温泉です。
登っている時も多少は感じましたが、下山時により明確になったのは、この登山道がかなりの悪路だという事です。踏み跡は明確なので道迷いの心配は無いですが、段差もまちまちで、石がゴロゴロで、地面はぐちゃぐちゃで、木の階段は朽ち果てていて、滑ったりコケたりする要素が満載なので、かなり気を使いながら歩く必要があります。また、まだ涼しい登りの時は全く姿を見せなかったハエなどの小さな虫たちが、気温が上がってきた下山時には活発に活動を開始しており、顔とかにバチバチ当たってくるので、虫除けや蚊取り線香、ハッカ水等を携帯されること推奨します。当然登山靴は、ソール固めのハイカット登山靴か最低でもミッドカットの登山靴推奨です。
正直、足がガクガクで痛くなってきたので、もう歩くのが嫌になりました。
登山系ユーチューバーさんは、楽しそうな動画をアップしておりますが、実際は相当厳しい山行だったのではないかと疑ってしまします。
このルートを2往復しているトレランの人を見かけましたが、尊敬を通り越して恐怖と畏怖の念しか感じません。
金曜日の20時過ぎに自宅を出発し、自宅に帰り付いたのが土曜日の21時前でした。約24時間の丸1日かけた最高の遊びを満喫できたので、満足で充実した1日となりました。
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