【南ア深南部】白樺荘から大無間山、大根沢山を周回

2023年06月17日(土) [日帰り]

• GPS: 09:41
• 距離: 24.1km
• 登り: 2,556m
• 下り: 2,544m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:01
• 休憩: 0:39
• 合計: 9:40

距離 24.1km 登り 2,556m 下り 2,555m

4:42 白樺荘
5:03 5:10 明神橋
5:27 5:28 鉄塔
6:35 6:41 外山沢ノ頭
7:37 7:39 小無間山
7:48 唐松谷の頭
8:06 中無間山
9:00 9:01 大無間山
9:25 三隅峰
9:44 9:45 三方峰
10:08 小根沢山
10:40 10:53 アザミ沢ノコル
11:45 11:46 大根沢山
12:26 12:33 田代沢の頭
14:22 白樺荘

天候

晴れ、

アクセス

赤石温泉白樺荘第二駐車場に停めさせていただきました。
下山後に食事、温泉を利用させていただきました。

コース状況／危険箇所等

明神橋を渡って取り付いてすぐの水路の横断が最大の山場でした。
そのまま水路を渡るには滑落の危険を感じたので、少し下の方から渡渉し、
対岸の急斜面を適当に木々などを掴みながらやや強引によじ登りました。
足場も不安定でつかんだ木の根などももろく、危うい選択だったと思います。
のちに追いついた先行していた方はブロック積の段をいくつか上へ登ってから渡ったといっていました。
大無間山までの道はとても歩きやすい道で特に問題はありませんでした。
三方峰から大根沢山まではバリエーションぽくなり痩せ尾根が増えます。
崩壊地の近くでは縁を歩いたり迂回したり判断が必要なところがありました。
大根沢山からはふみ跡などありますが、場所によっては目印も少なく、
尾根が広くなるとあらぬ方向へ迷い込むリスクがありました。

写真

6/17 4:41

白樺荘第二駐車場に停めさせていただく。夜は満点の星空がすばらしかったです。

6/17 4:53

畑薙ダムは本当に遠く、なかなか足の向かない山域。

6/17 5:03

明神橋を渡り、奥の梯子（取っ手）を登っていきます。すぐ隣の沢が水量豊富で道が濡れるほどでしたが大丈夫でしょうか。路駐が数台ありました。

6/17 5:05

問題の箇所です。斜度がきつく岩も滑りそうで、対岸のロープなども状態がよくわからなかったので、一旦下の方へ少し下って水路を越え、その後斜面の木や根を掴んで適当によじ登りましたが、それはそれでかなり際どかったです。

6/17 5:12

樹脂の階段があることから、

6/17 5:27

鉄塔巡視路だとわかりました。

6/17 5:31

大無間山までふみ跡、目印がしっかりあって安心して歩けました。

6/17 5:42

序盤は斜度がきついですが比較的歩きやすかったです。

6/17 5:44

尾根上に出ました。

6/17 6:01

尾根が広くなると若干道が交錯しますが、無事この有名遺物に出合うことができました。

6/17 6:33

快適な森の中を進みます。外山沢ノ頭には標識などは見当たりませんでした。

6/17 7:25

小無間山手前は急登でした。脚が重いです。

6/17 7:34

小無間山山頂。

6/17 7:48

あれが大無間でしょうか。

6/17 7:55

痩せ尾根の方が歩きやすかったです。

6/17 8:05

中無間山山頂。山頂という感じではなかったです。

6/17 8:14

フラットな道が快適でした。今日は寝不足で頭がふらつく感じが常にしていました。

6/17 8:37

イワカガミの群落がそこら中にありましたが、花はあまり咲いていませんでした。

6/17 8:40

大無間手前の展望地より。手前はこれから向かう大根沢山。かなり近く感じました。奥は左から猫耳型の池口岳、さらに光岳、茶臼岳の稜線。

6/17 8:40

中央に上河内岳。奥に聖岳、赤石岳、荒川岳。今年は縦走する予定なので見ているだけで気合が入りました。

6/17 8:54

大無間山。展望は良くないです。二度目の登頂。以前は田代から往復し、脚が攣るなど非常に厳しい山行だった記憶がありますが、今回はあっさりと登れた印象です。

6/17 9:24

三隅池。

6/17 9:40

三方嶺。崩壊地の縁にあります。少し開けていて狭いながらもテントも張れそうでした。

6/17 9:41

中央は不動岳のようです。左へ、鎌薙の頭、丸盆岳、黒法師岳。

6/17 9:45

崩壊地を下から。看板のあった倒木の根元が見えています。

6/17 10:00

ここは直登が厳しそうだったので右に巻き道があったのでそちらを進みました。

6/17 10:06

シロヤシオはほとんど散っていました。

6/17 10:11

この辺りは崩壊地の近くを通ったり樹林帯に入ったりしたと思います。目印ふみ跡などが分かりにくかったように思います。

6/17 10:23

途中に見えた大根沢山。今日のラスボスです。

6/17 10:34

テン場でしょうか。

6/17 10:38

アザミ沢のコルといわれる場所です。水場を見学するため、右へふみ跡を適当に下りていきました。

6/17 10:41

みんなの足跡を見た感じではそこそこ下るのかなと思いましたが、最近の降雨のせいかすぐに小さな沢の流れがありました。顔を洗って戻ります。

6/17 11:00

大根沢山までは痩せ尾根気味でした。

6/17 11:06

振り返って小根沢山と三方嶺。

6/17 11:24

大根沢山最後の登りへ。

6/17 11:24

信濃俣経由で光岳へも行きたいが厳しそう。

6/17 11:34

最後の急登を頑張って登る。

6/17 11:36

このガレ場は慎重に直登したかな。

6/17 11:43

大根沢山。かなり地味な山頂でした。広いですがテントを張るにはあまり向いてない様子でした。

6/17 11:46

白樺荘に向かって下ります。

6/17 12:26

なだらかな道を進みますが、ここから急な下りになり道があまりよくない状態でした。登りは大変そうです。

6/17 12:39

6/17 13:05

p1737。これは奥から歩いてくる図なのですが、倒木があったこともあり、左へ進んで迷い込んでしまいました。

6/17 13:30

妙にくだりが長く感じられました。早く温泉に入りたいです。

6/17 13:31

林道跡に出ました。疎林になっています。

6/17 13:34

林道出合です。山道を進みます。

6/17 13:57

踏み跡、目印が少なくなりました。足場もイノシシが掘り返したのかやや歩きにくい場所が多くなりました。眠かったですが最後まで集中。

6/17 14:03

畑薙第一ダム。こうしてみるとかなり満水なんですね。ちなみにダム堤渡って右奥のトイレは昨年で閉鎖になりました。

6/17 14:06

最後は林道への降り口があるかどうか心配でしたが、階段があって助かりました。この後すぐに再び山道に入って降りていきました。

6/17 14:22

ゴール。めちゃくちゃ蒸し暑いです。山の中では樹林帯がほとんどだったのであまり暑さを感じませんでした。

撮影機器：

iPhone SE (2nd generation) Apple

感想

RedLine

天気がよさそうだったのでどこかそこそこ歩きごたえがあってさほど難しくなさそうな深南部の山はないかと思い、アプローチが長いものの確実に登山口まで辿り着けそうなここを選択しました。

初めの取り付き直後の沢の横断で少し苦労しましたが、後は概ね問題なく歩くことができました。暑くなるとの予報が出ていたので水を2L持っていきましたが、実際に飲んだのは1L余りでした。始めから終わりまで眠気やふらつきが酷く、体力的には余裕があったはずなのですが終わってみるとぐったりでした。やはり睡眠は大事だなと改めて実感しました。