記録ID: 561926
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積雪期ピークハント/縦走
阿蘇・九重
久住(鳴子山東尾根~久住山西稜)
2014年12月14日(日) [日帰り]
nekosuke
その他3人
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 09:17
- 距離
- 10.5km
- 登り
- 1,045m
- 下り
- 1,069m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:13
- 休憩
- 1:04
- 合計
- 9:17
距離 10.5km
登り 1,045m
下り 1,077m
かねてより計画してきた久住山の西稜。最初のトライは強風により断念。
今回2度目の挑戦で登ることができました!
実に楽しく、変化に富んだバリエーションコース。アルパイン風の山行でした。
(沢水登山口~稲子山~稲星分かれ)
久住山へのアプローチは沢水登山靴から稲子山経由とする。
2時間ひたすら急登で、風も無くマイナス4℃でも暑いくらい。
樹林帯を抜けると鳴子山山頂への岩尾根へ。
どんよりしたガスが山頂方面を包んでおり、強い風が吹きつけていたため、さぞかし山頂は荒れているのだろうと心配になりました。先行のパーティは風が強くて稲子山で引き返していました。
稲子山から稲星別れまでの稜線歩きは、膝くらいまでの新雪ラッセル。
人が殆ど通らいないのでしょうか、九州でもこんな雪山経験できるのだと楽しい気分になります。
途中、ワンポイントの岩場もありましたが、よいしょっと乗越えます。
(稲星分かれ~御池の避難小屋~御池~久住分かれ付近)
意外と登山者が少なかった。
御池そばの避難小屋で休憩し、小屋の中でロープを出してコンテの説明。
御池はしっかり凍結し、まっすぐ横切る。
久住分かれ付近で予定より時間がおしていたので西稜に登るかどうか、メンバーのモチベーションを確認し、挑戦することに決定。
(久住山西陵)
尾根までは藪こぎ区間。できるだけ岩の上をとおりヤブを避けるが、途中、背丈以上の高さの濃いヤブに前進を阻まれる。
枝をかき分けかき分け雪まみれで前進するが、なかなか稜線に辿りつけず、時間だけが過ぎゆき絶望的な気分になる。
途中から藪の高さが低く膝くらいまでになった時には、ようやくヤブを抜けたと安堵しました。
藪こぎの後、稜線の中間地点くらいに登っりつめて、強風の中でヘルメット装着。
上部の岩場を見ると雪がびっしり付いていましたが、観察すると階段状のルートが見えます。
多少危険そうな箇所ではロープで確保しつつ、コンテで登る。
青空のもと高度感のある場所で、久住の絶景を見ながらダイナミックな雪の稜線を登る楽しさに夢中になる。
アイゼン初心者もいましたが、皆、安定した登りで高度を稼ぎます。
トンガリ岩(仮称)は左を巻いたのち、今回の核心部の急斜面となりますが、上部からしっかりと確保しました。
その後は、一般登山道レベルの岩場を通りぬけ山頂へ。登頂をお互いに喜びあう。
藪こぎと稜線の登攀で1.5時間近くかかってしまいました。
(赤川温泉へ)
すでに日が傾き始めており、ヘッデンを用意しそそくさと赤川温泉へとい下山開始。岩がゴロゴロした区間を抜け、アイゼンを外して緩やかな登山道になった頃に日没。ヘッデンを点灯しながら暗闇の道を赤川温泉へと目指す。
久住高原山荘の方にタクシーを呼んで頂き、登山口まで移動しました。
親切なタクシー運転手さんは、真っ暗な登山口で荷物を自分の車に積み込むまで、ヘッドライトで照らして頂きました。
(課題)
コースタイムの読みに誤りがあったため、当初より2時間下山が遅れました。
計画のコースタイムをより入念に検討する必要がありました。
雪のしっかり積もった久住山、新たな発見、多様なルート、青空、実に充実した経験ができた山行でした。初級雪山講習にピッタリだったかもしれません。
大変良い思い出ができました。
今回2度目の挑戦で登ることができました!
実に楽しく、変化に富んだバリエーションコース。アルパイン風の山行でした。
(沢水登山口~稲子山~稲星分かれ)
久住山へのアプローチは沢水登山靴から稲子山経由とする。
2時間ひたすら急登で、風も無くマイナス4℃でも暑いくらい。
樹林帯を抜けると鳴子山山頂への岩尾根へ。
どんよりしたガスが山頂方面を包んでおり、強い風が吹きつけていたため、さぞかし山頂は荒れているのだろうと心配になりました。先行のパーティは風が強くて稲子山で引き返していました。
稲子山から稲星別れまでの稜線歩きは、膝くらいまでの新雪ラッセル。
人が殆ど通らいないのでしょうか、九州でもこんな雪山経験できるのだと楽しい気分になります。
途中、ワンポイントの岩場もありましたが、よいしょっと乗越えます。
(稲星分かれ~御池の避難小屋~御池~久住分かれ付近)
意外と登山者が少なかった。
御池そばの避難小屋で休憩し、小屋の中でロープを出してコンテの説明。
御池はしっかり凍結し、まっすぐ横切る。
久住分かれ付近で予定より時間がおしていたので西稜に登るかどうか、メンバーのモチベーションを確認し、挑戦することに決定。
(久住山西陵)
尾根までは藪こぎ区間。できるだけ岩の上をとおりヤブを避けるが、途中、背丈以上の高さの濃いヤブに前進を阻まれる。
枝をかき分けかき分け雪まみれで前進するが、なかなか稜線に辿りつけず、時間だけが過ぎゆき絶望的な気分になる。
途中から藪の高さが低く膝くらいまでになった時には、ようやくヤブを抜けたと安堵しました。
藪こぎの後、稜線の中間地点くらいに登っりつめて、強風の中でヘルメット装着。
上部の岩場を見ると雪がびっしり付いていましたが、観察すると階段状のルートが見えます。
多少危険そうな箇所ではロープで確保しつつ、コンテで登る。
青空のもと高度感のある場所で、久住の絶景を見ながらダイナミックな雪の稜線を登る楽しさに夢中になる。
アイゼン初心者もいましたが、皆、安定した登りで高度を稼ぎます。
トンガリ岩(仮称)は左を巻いたのち、今回の核心部の急斜面となりますが、上部からしっかりと確保しました。
その後は、一般登山道レベルの岩場を通りぬけ山頂へ。登頂をお互いに喜びあう。
藪こぎと稜線の登攀で1.5時間近くかかってしまいました。
(赤川温泉へ)
すでに日が傾き始めており、ヘッデンを用意しそそくさと赤川温泉へとい下山開始。岩がゴロゴロした区間を抜け、アイゼンを外して緩やかな登山道になった頃に日没。ヘッデンを点灯しながら暗闇の道を赤川温泉へと目指す。
久住高原山荘の方にタクシーを呼んで頂き、登山口まで移動しました。
親切なタクシー運転手さんは、真っ暗な登山口で荷物を自分の車に積み込むまで、ヘッドライトで照らして頂きました。
(課題)
コースタイムの読みに誤りがあったため、当初より2時間下山が遅れました。
計画のコースタイムをより入念に検討する必要がありました。
雪のしっかり積もった久住山、新たな発見、多様なルート、青空、実に充実した経験ができた山行でした。初級雪山講習にピッタリだったかもしれません。
大変良い思い出ができました。
天候 | 曇のち晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
赤川温泉に下山後、タクシーで沢水駐車場へ(5000円(配車料含む)) |
コース状況/ 危険箇所等 |
久住山西稜は、岩場のバリエーションのため、初心者のみの通過は危険 |
写真
装備
共同装備 |
30mロープ
ハーネス
シュリンゲ
カラビナ等
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