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Yamareco

記録ID: 562549
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

谷川岳天神尾根(熊穴沢の頭からトレース無しラッセル)

2014年12月20日(土) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 群馬県 新潟県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:17
距離
8.6km
登り
1,077m
下り
1,074m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:03
休憩
0:15
合計
5:18
距離 8.6km 登り 1,077m 下り 1,074m
7:29
77
スタート地点
10:02
10:09
74
11:23
11:24
3
11:27
11:34
17
11:51
15
12:06
41
12:47
ゴール地点
天候 ・曇り
・風は稜線で5m/s以下。山頂で10m/s程度
・気温は山頂でマイナス5度。平均マイナス1.8度
過去天気図(気象庁) 2014年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・水上ICから30分弱。冬タイヤ必須。湯檜曽駅から上はあまり除雪されていませんでした。
・谷川岳ロープウェイ駐車場に駐車。1日1000円
・ロープウェイは土日は7:00から営業。往復2160円
コース状況/
危険箇所等
ロープウェイを下りたら一番右手のゲレンデを登っていきます。
熊穴沢避難小屋の手前まではトレースあり。トレースの幅がそれほど広くないので、スノーシューだとちょっと歩きづらかった・・・。

熊穴沢避難小屋の手前からは、膝くらいのラッセル。ところどころ腰くらいまで。スノーシューでの話です。ワカンの人はもっと深くまで潜っていました。
朝一では皆さん登りたがらないのか、ラッセル要員が私とワカンの若者2人だけ。
ワカンじゃ遅々として進まないので、結果的にほぼ私一人でトレースつけました。

雪崩に注意なところが何箇所か。
基本的に稜線上を行く感じなので、ルートを迷うことはありませんでした。

天狗の溜まり場より上は比較的雪も締まっていて、10〜20cm程度潜る程度。肩の広場から山頂までは雪が締まって歩きやすかったです。

スノーシューは、ほぼ全行程中つけっぱなし。アイゼン・ピッケルは一度も使いませんでした。
その他周辺情報 水上ICから谷川岳まで24時間コンビニはセブンイレブン1軒のみ。
ロープウェイで天神平へ
2014年12月20日 07:10撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/20 7:10
ロープウェイで天神平へ
人っ子一人いない天神平スキー場
2014年12月20日 07:23撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/20 7:23
人っ子一人いない天神平スキー場
スキー場を登る。先行者なし。
2014年12月20日 07:40撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/20 7:40
スキー場を登る。先行者なし。
熊穴沢の頭のあたりで突然トレース消えました<(゜ロ゜;)>
2014年12月20日 08:34撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/20 8:34
熊穴沢の頭のあたりで突然トレース消えました<(゜ロ゜;)>
熊穴沢避難小屋
2014年12月20日 08:47撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/20 8:47
熊穴沢避難小屋
スノーシューでもかなり潜る・・・。
2014年12月20日 09:02撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/20 9:02
スノーシューでもかなり潜る・・・。
山スキーヤーに追い越される。
2014年12月20日 09:12撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/20 9:12
山スキーヤーに追い越される。
ワカンの若者と交代でラッセルも、ワカンではペース遅すぎ。
2014年12月20日 09:25撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/20 9:25
ワカンの若者と交代でラッセルも、ワカンではペース遅すぎ。
山スキーヤーは滑り降り、ここからはほぼ100%トップです。
2014年12月20日 09:52撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/20 9:52
山スキーヤーは滑り降り、ここからはほぼ100%トップです。
振り返る。フォロワーの助けは期待できず。ワカンの若者の後ろから着いてきた人は、つぼ足。脚は結構限界。
2014年12月20日 09:52撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/20 9:52
振り返る。フォロワーの助けは期待できず。ワカンの若者の後ろから着いてきた人は、つぼ足。脚は結構限界。
つかの間の太陽。
2014年12月20日 10:47撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
12/20 10:47
つかの間の太陽。
ここから西黒尾根方面へ斜登。果たしてこの判断は良かったんだろうか・・・?雪崩を避ける観点から、肩の小屋の西側に登る感じのルートの方が良かったんだろうか?
2014年12月20日 10:47撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/20 10:47
ここから西黒尾根方面へ斜登。果たしてこの判断は良かったんだろうか・・・?雪崩を避ける観点から、肩の小屋の西側に登る感じのルートの方が良かったんだろうか?
西黒尾根分岐。
2014年12月20日 11:07撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/20 11:07
西黒尾根分岐。
両耳。やっとここまで・・・(。´Д⊂)
2014年12月20日 11:07撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
12/20 11:07
両耳。やっとここまで・・・(。´Д⊂)
肩の小屋。
2014年12月20日 11:12撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/20 11:12
肩の小屋。
山頂直下
2014年12月20日 11:13撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/20 11:13
山頂直下
トマノ耳。来たっ!
2014年12月20日 11:21撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
12/20 11:21
トマノ耳。来たっ!
オキノ耳まで行く気力はありません。
2014年12月20日 11:20撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
12/20 11:20
オキノ耳まで行く気力はありません。
曇ってるけど展望は効く。
2014年12月20日 11:21撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/20 11:21
曇ってるけど展望は効く。
下山時にはたくさんの人らが登っていった。
2014年12月20日 12:23撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/20 12:23
下山時にはたくさんの人らが登っていった。
帰還。
2014年12月20日 12:40撮影 by  E-M5 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/20 12:40
帰還。
撮影機器:

装備

備考 ウェア
 ファイントラック フラッドラッシュスキンメッシュ
 モンベル ジオライン LW ロングT
 パタゴニア ナノエア フーディ
 モンベル ジオライン MW タイツ
 ノースフェイス バーブパンツ

ギア
 ゲイター アウトドアリサーチ クロコゲイター
 靴 スカルパ モンブラン
 スノーシュー MSR ライトニングアセント

感想

雪は深いだろうけど、誰かと交代でラッセルすれば大丈夫だろうと、軽い気持ちで谷川へ。
一番手で天神平へ上がりましたが、後続が来る気配が全くなく若干不安でした・・・。
登り始めはトレースがあったので、前日に誰かが登ったことを期待し、ありがたく使わせてもらいましたが、熊穴沢の頭のあたりで突然消え、「えーーここでトレース消えるのかよ!?」と、早くも登頂できるか不安に。

ともあれ、いけるところまでは行こうと、ラッセル開始。平地や緩斜面は膝くらいでもさほど疲れませんが、ある程度の斜面になると、体力ばかり消耗し遅々として進まず・・・。
しばらくすると山スキーのカップルが追い越して行きましたが、スキーのトレースではスノーシューで歩くには締りが全く足りず。結局ラッセルの辛さは変わらず。まあ、ルート選択の労は軽減したのでありがたかったです。
同じくらいのタイミングでワカンを履いた若者も追いついてきて、ラッセルを代わってもらいましたが、スノーシューでも膝から腰くらいまでは沈んでしまう斜面に、ワカンでのラッセルは日が暮れてしまいそうだったので、結局ほぼ自分がトップでラッセルすることになりました。

スキーヤーは天狗の留まり場の下100〜200mくらいのところで滑り降りていってしまい、相変わらずラッセルも辛いので、今日は山頂ムリかなあ・・・と思いながら、天狗の留まり場までは頑張ろうと、消耗した脚を引き上げていきました。
留まり場を越えて稜線上に登ると、雪はだいぶ浅くなり、せいぜい20cmくらいしか沈まなくなりました。また傾斜も緩くなったので、少しペースアップできました。
まあ、当然かもしれませんが、上部に行くほど雪は締まっていたので、脚は疲れきっていましたが、西黒尾根の標識目指して斜登。
西黒尾根の分岐まで辿り着き、谷川岳の双耳が見えたときは、心底ほっとしました。
トマノ耳に辿りたものの、そこで満足してしまい、また、時間の都合上、オキノ耳は踏まずに、速攻で下山。登りに4時間かかったのに、下山は1時間強。
まったく、しんどい登山でした。
天気が荒れなかったのが良かったです。

そして、やはりパタゴニアのナノエアはいいですね。レイヤリングは最初から最後まで同じ。保温性と換気性能のバランスがよく、ベースレイヤーとの2枚だけで全行程行けてしまいました。

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コメント

ゲスト
トレース役に立って良かったです。
初めまして、vino_rossoと申します。

19日熊穴沢の手前までトレースを付けて力尽きました。大雪直後でロープウェイの運行が9時からだったため、時間切れで前進を諦めたのです

昨日から天候悪化で、せっかく付けたトレースが無に帰してしまうと思っていたので、少しでもお役に立てて良かったです。

お疲れ様でした
2014/12/21 12:01
Re: トレース役に立って良かったです。
本当に助かりました。ありがとうございます!
あのトレースが無かったら、スキー場を登り切っただけで諦めていたと思います
おかげさまで登頂できました。
天気は金曜日の方が良かったですね
2014/12/21 12:15
トレース使わせて頂きました
はじめまして。

トレース、てっきり複数人のパーティでラッセルして付けられていたものと思っていましたが、お一人で付けられていたのですね
天狗の留まり場あたりですれ違ったのですが、あの時はお礼を言いそびれてしまいました。
トレース大変ありがたかったです。ありがとうございました
2014/12/21 19:08
Re: トレース使わせて頂きました
前日入った方も含めて、私一人の力じゃありませんのでお気になさらず
まあ、スノーシューで行ったのが正解でした。
やはりあの後は結構天気崩れたのですね
2014/12/21 21:48
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