戸隠の全登山道日帰り独破、乙妻山-高妻山-西岳-鏡池-蟻の塔渡り-戸隠山-大洞沢
- GPS
- 17:25
- 距離
- 36.6km
- 登り
- 3,756m
- 下り
- 3,750m
コースタイム
- 山行
- 14:42
- 休憩
- 2:45
- 合計
- 17:27
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
<高妻山登山者駐車場〜弥勒新道〜高妻山〜乙妻山〜高妻山> 高妻山までは実線の登山道で特に問題は有りません。高妻山〜乙妻山は破線の登山道です。高妻山からの下り始めとか、登山初心者には少し危険で難しい所が有ります。 乙妻山の山頂の手前に写真9,10の様に雪渓が数ヶ所残っていますが、軽アイゼンが無くても距離が短いので大丈夫でしょう。 <高妻山〜八方睨> 実線の登山道で特に問題は有りません。ただ崖っぷちを通る箇所が幾つも有るので注意して下さい。 <八方睨〜西岳〜鏡池> 前回は逆周りで歩きましたが、その時は暫く草刈り等の整備を行っていなかったそうで、道が不明瞭な所が多々有りました。今回は整備された後の様で登山道はそこそこ明瞭でした。ただ西岳から第一峰〜無念の峰〜望岳台までの下り区間は、写真60~63の様に急峻な崖が連続します。その後も写真を撮っていないだけで、この様な崖がずっと続きます。鎖は有りますがこの様な場所が苦手な人は通らない方が良いです。 <鏡池〜八方睨〜避難小屋〜大洞沢ルートで高妻山登山者駐車場> 写真72~79の様にロープや鎖の補助は有りますが急峻な岩場が続きます。技術的な難易度は少し高いですが、体力的には一番楽に稜線の山々の頂に立てます。大洞沢ルートは、写真91の様に登山道が沢の中を歩く場所が多々有ります。実線の登山道なので初めて歩いた時は、道を間違えたかと思いました。今回は梅雨の晴れ間のせいも有り、水量が多いのでよけい登山道には見えませんでした。破線と思った方が良いです。何度も渡渉しますが橋は0です。適当に石を飛んで渡れる所を探して下さい。 |
写真
装備
個人装備 |
ヘッドランプ
GPS
ペットボトル730mlx2と600mlと500ml
総菜パン8個
熊鈴 笛
|
---|---|
備考 | 西岳から下山して最初に渡渉する沢でペットボトル730mlx2,氷清水でペットボトル600mlと500mlに水を補給。合計で5.5ℓほど消費。食料は出発前の弁当と惣菜パン8個を完食。もう1個必要だった。 |
感想
初めての戸隠は、最初に飯縄山に登って鏡池に下り、そこから西岳でした。計画では高妻山、乙妻山まで登る予定でしたが、熱中症でダウンする人が続出する暑さで、一不動避難小屋から大洞沢ルートで下りました。その次は黒姫山とセットで高妻山、乙妻山に登る予定で、隣の車のエンジン音で眠られずに黒姫山はパスしました。
そんなかんやをしているうちに、戸隠だけに集中すれば戸隠の全登山道日帰りが可能では無いかと気づきました。去年それにトライして西岳にも行けずに撃沈。隣の車のエンジン音で眠れなかったのが敗因でした。今回は耳栓や車の窓にシールドを這ったりして騒音対策を取り、眠り易い様な大きな座椅子を持ってきたのですが、これが首が痛くて眠れません。金曜日の夜は上里のSA着が23時20分頃。ここで車中泊したのですが周囲の車の音も有ってほぼ2時間ほどしか眠れず、土曜日の夜も2時間位。
らくルートで計画を立てる時、CTの0.55にするのを0.65に緩めたにも関わらず、出だしから足が重い。さらに六弥勒から高妻山に向かう途中で左足を強く捻りました。オー脚で特に左は酷くて捻って腱が剥がれたり、酷い捻挫で暫く苦しんだ事も多々ありましたから、この時点で今回も駄目だと思いました。
しかし歩いている内に痛みが引き、ペースも少し遅い程度を維持できました。取り敢えず西岳までは行けそうでそのまま進むと、前回は誰にも会いませんでした今回は逆周りのソロの人二人と、同じ周りのソロの人二人に会いました。ソロの二人を抜かさせてもらって、鏡池に着いた時は1時間以上の遅れ。ここで計画の貫徹は諦めましたが、取り敢えず随神門に向かいました。
随神門に以外に早く着いたので、駄目元で蟻の塔渡りに登り返しす事にしました。八方睨の到着時間で、ピストンで引きかすか判断します。疲れてクタクタのはずですが、少し遅いペースを維持して八方睨に到着。何とかなりそうなので計画通りに避難小屋を目指します。大洞沢ルートは前回より水量が多い様で、下に行くにつれて水量が増し、登山道より沢下をしている感じでした。
半分以上下った所で、犬を連れた男性と、小学校位の子供を連れた母親の3人組に追いつきました。犬を連れているのはお父さんなのかな?そのまま挨拶をして抜かさせてもらいました。しかし歩きながらあのペースなら牧場に着く前に暗くなる可能性が有るのに気づきました。
追い抜いた時点ではかなり下った所だったので、もう直ぐゲートだと思ったのですが10〜15分はかかりました。ヘッドライトを持っている事を確認すべきでした。持って無かったら抜かさずに付き添うべきでしょう。取り越し苦労なら良いのですが。。。
日帰りルートとしては、以下の表妙義・裏妙義をそれぞれ2回ずつの合計4回歩いたのが過去最難関でした。累積標高も今回と同じ位ですが距離は短く、その分アップダウンが大きいのと、地図に載っていない完全なバリルートが含まれている点で、今回のよりは難易度は高いです。ただ眠れていないせいも有るので比較は難しいですが、今回の方が体力的にはきつい気がします。妙義のはかなり特殊なルート取りなので、過去に同じルートを歩いた人はたぶんいないでしょう。今回のルートは、全登山道独破なのでルートはこの一択ですから、過去に日帰りで歩いた人はいると思います。ただヤマレコでは初かもしれませんね。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-632720.html
暑かった中、ロングコースお疲れさまでした。
文中の犬連れのご一家。私も下山中に出会いましたが
「この時間から登られると下山は暗くなるのでは?」と
思いましたが、私も軽い挨拶程度で通り過ぎてしまいました。
仰る通りですね…。
あの日は暑かったですね。お疲れ様です。下山中に会ったという事は、弥勒尾根ですかね〜。それならお昼ごろですね。だったらヘッドライトは流石に持っているかな。
ヘッドライトが気になったのは、以下のレコの最後の感想に書いている様に、ヘッドライトを持っていない3人組に会った事が有るからです。その時は暗くなってから追いついたので気づいてずっと照らしてあげましたが。。。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-978898.html
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