ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 564014
全員に公開
雪山ハイキング
谷川・武尊

冬の上州武尊岳(川場スキー場リフト上から上州武尊山往復・撤退)【日帰り】

2014年12月22日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
--:--
距離
3.7km
登り
247m
下り
223m

コースタイム

09:20発- 10:15着  リフト上部→剣ヶ峰(10分休憩・相談・撤退)
10:25発- 12:10着  剣ヶ峰→西峰(10分休憩)
12:20発- 13:00着  西峰→リフト上部
合計 約3時間40分 (うち休憩時間20分)

歩いた歩数:9,444歩
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
行き:高崎駅からレンタカーで川場スキー場へ
帰り:行きの逆

道路状況:
道路はほとんど除雪されていて比較的運転しやすいところでした。
スタッドレス+4WDで行きました。
コース状況/
危険箇所等
道迷い:
スキー場の方から、天候が悪いと剣ヶ峰の先の分岐で間違いやすいとの事でした。
(私達は視界が悪かったためここで撤退しています。)
そういえば、去年の冬、戻る時にちょっと間違えました。
すぐ戻ったので大丈夫でしたが、確かにホワイトアウト状態だと分かりにくいです。


風:
尾根上でも10mあるかないか位かなと思いました。

歩きやすさ:
最初の剣ヶ峰までは少し急です。
雪もそこそこあり、スノーシューで行くかアイゼンで行くか微妙な所ですが、
スノーシュー+ピッケルで進みました。

積雪状況:
尾根上でも雪が残っているので一部ラッセルが必要でした。
私達の他には登山者が見当たらず、最初はずっとラッセルでした。
あとから3人ほどやってきました。
また、東側は雪庇ができやすいから
東に寄りすぎないようにとのアドバイスをいただきました。

持ち物:
・ピッケル・アイゼン(前爪あり)・スノーシューは必携してください。

小屋
ありません。
その他周辺情報 温泉:小住温泉
http://www.yugo.co.jp/spa/kojyu/
日帰り入浴620円
リフトで一気に上の方まで進みます。楽ちん!!
2014年12月22日 09:12撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
1
12/22 9:12
リフトで一気に上の方まで進みます。楽ちん!!
いきなりラッセルから始まります。全然足跡が無くてこれが続くと思うとちょっと憂鬱です。
2014年12月22日 09:28撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
12/22 9:28
いきなりラッセルから始まります。全然足跡が無くてこれが続くと思うとちょっと憂鬱です。
あのピークの先が剣ヶ峰。。。うーん、この先の積雪状態がきになるところです。
2014年12月22日 09:28撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
12/22 9:28
あのピークの先が剣ヶ峰。。。うーん、この先の積雪状態がきになるところです。
私が行き遅れる中、Aaronが結構長い時間ラッセル頑張ってくれていました!任せっきりでごめん!
2014年12月22日 09:46撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
12/22 9:46
私が行き遅れる中、Aaronが結構長い時間ラッセル頑張ってくれていました!任せっきりでごめん!
剣ヶ峰です。この先、無理をせずに撤退を決め込みました。
2014年12月22日 10:15撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
2
12/22 10:15
剣ヶ峰です。この先、無理をせずに撤退を決め込みました。
確かにホワイトアウトがすごい。両側切れ落ちてるので戻る時も慎重に進みます。
2014年12月22日 10:25撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
1
12/22 10:25
確かにホワイトアウトがすごい。両側切れ落ちてるので戻る時も慎重に進みます。
念のため、下りはアイゼン着用です。ワカンやスノーシューだと止まりが悪そうです。
2014年12月22日 10:42撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
1
12/22 10:42
念のため、下りはアイゼン着用です。ワカンやスノーシューだと止まりが悪そうです。
あれ、何だか視界が良くなってきました。でも・・・
2014年12月22日 11:05撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
2
12/22 11:05
あれ、何だか視界が良くなってきました。でも・・・
鬼岩のようです。ハンサムな山ですね。いつか行ってみたいな・・・
2014年12月22日 11:05撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
3
12/22 11:05
鬼岩のようです。ハンサムな山ですね。いつか行ってみたいな・・・
あの鬼岩をよく見たいので、その手前の西峰から眺める事にします。
2014年12月22日 11:06撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
3
12/22 11:06
あの鬼岩をよく見たいので、その手前の西峰から眺める事にします。
西峰までの道の、雪の深さが半端ないです。まるでミリタリートレーニング。。。
2014年12月22日 11:27撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
2
12/22 11:27
西峰までの道の、雪の深さが半端ないです。まるでミリタリートレーニング。。。
武尊山まで行った方がラッセルが楽だったかも!
2014年12月22日 11:28撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
2
12/22 11:28
武尊山まで行った方がラッセルが楽だったかも!
鬼岩の稜線・・・登れなくてもいいから近くまで行ってみたい。
2014年12月22日 11:28撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
3
12/22 11:28
鬼岩の稜線・・・登れなくてもいいから近くまで行ってみたい。
木にもすごいツララです。南側なので太陽が当たるんですねー。
2014年12月22日 11:32撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
1
12/22 11:32
木にもすごいツララです。南側なので太陽が当たるんですねー。
西峰に到着。太陽がぽかぽかして暖かいです。ここでちょっとおやつを食べます。
2014年12月22日 12:10撮影 by  DMC-XS3, Panasonic
1
12/22 12:10
西峰に到着。太陽がぽかぽかして暖かいです。ここでちょっとおやつを食べます。
撮影機器:

感想

去年の残雪期に上州武尊に来た際、来年は両親と一緒に来たいなと考えていました。
ただ厳冬期の上州武尊がどんなものかちょっと心配。
ちょうど前日の谷川岳からほど近いところにあるので、ついでに足を延ばし、下見へ。
ルートは前回と同様、スキー場のリフトを使用します。
リフトチケットが、前は一回300円だった気がしますが、450円に跳ね上がっていました。
このスキー場のスタッフさんの登山客への気遣いなどを考えると納得ですが。

そして早速リフト2本を乗り継ぎ、山頂を目指します。
谷川岳と違い、全然登山客が見当たらず、私達二人のみ。
ここがあまり人気ないのか、それとも平日だからか。
なかなか深そうな雪ですが、仕方ありません。最初からラッセルとなりました。。。
リフト上部まで行くとすぐにバテ気味。靴とワカンの重さに加え、雪の重みが堪えます(泣)
この状態でどうやって膝上まで足を上げるっていうんだか。
先頭をAaronが行ってくれて、だいぶ楽になったものの、それでもしんどくて、
スピードがが面白いほどに下がります(^_^;)
やっぱり足の筋力がまだ足りていないようです。

リフト上部の丘を上がったところで、スキー場のスタッフさんのアドバイス通り、
稜線上は西側を通りながら進みます。最初のピークは剣ヶ峰。
剣ヶ峰までの直登はそこそこ急で、ワカンの爪では少し滑りますがやむを得ません。
斜面の深い雪と格闘する事40分程度、剣ヶ峰に到着です。
さてここで気になる天気。剣ヶ峰の先が完全にホワイトアウト。
剣ヶ峰の稜線自体も微妙な状態です。予報によるともっと悪化するとの事。
前回、帰り際に分岐の所で少し間違えたので、今回絶対に間違わない保障がありません。
前日に谷川岳で会った人のようにフラグがあればいいのですが、
そんな準備もしてきていません。
ホワイトアウトの中で、GPSと地図コンパスだけでは準備不足と判断し、
しばらく悩んだあと、ここで撤退を決めました。

あとはゆっくり温泉にでも浸かればいいかと思ってリラックスしながら下ります。
すると30分しないうちに徐々に太陽が顔を出し始めます。
あれ?
でも天気予報だと、晴れ間が見えてもすぐに変わるとの事。
きっと一時的なものだろうと思い、下り続けました。
ところがどっこい。
天気がものすごいいい!景色もすごいキレイだし、気温も-10°だったのが、
一気に-2°とかに変わり、ポカポカしてきました。
周りの山もくっきりと見え始めます。
そんな中、目に飛び込んできたのがぎざぎざ尖った岩峰。
何だろ、あれ?と地図を確認すると「鬼岩」らしい。
せっかくの好天と、妙に気になるので、あの鬼岩が見えるという
西峰という所まで行って、よく見てみようという事に。

リフト場まで戻った後、西峰に向かって再出発です。
こちらはしばらく人が踏み入っていないようで、雪の深さがとんでもない。
深い深いラッセルを繰り返してようやく西峰に到着です。ふぅ。
見たかった鬼岩も反対側の稜線が見れたので満足。
ここで軽く景色を眺めながら休憩を取り、再度同じ道を戻ってリフト場へ。
武尊山に関して言えば、途中撤退してちょっと残念だったのと、
武尊山までの充分な下見が出来なかったけれど、
南側のいい景色が見れたのと、結果的に同じくらいか、
もしくはそれ以上に運動になったので達成感は充分でした。

おしまい。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1168人

コメント

流石ですね!!
雪山3連チャン・・
 雪の野原でしたら嬉しいですが・・
 雪の稜線歩きは・・腰が引けます
2014/12/24 17:48
Re: 流石ですね!!
umetyanさん、いえいえいえ、腰が引けて引き返してきました(笑)
でも少しでも雪山のおいしい空気が吸えたので大変満足でした!!
2014/12/24 23:43
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら