谷川朝日岳 白毛門への急な岩場を越えて、長きアッブダウンの先に
- GPS
- 12:28
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,752m
- 下り
- 1,754m
コースタイム
天候 | 小雨後曇り なかなかこの時期の天気予報は難しいようです |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
土合橋の手前を右折したところにあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●登山口〜白毛門 ・急登です。1000mほどの標高差の岩場の登りです。 ・鎖場が2か所ありました。特に危険というほどではありませんが、雨の日でしたので少し滑りやすかったです。 ●白毛門〜朝日岳 ・地図上では3つのピ−クを越えてゆくようですが、実際は大小あわせると10近いピ−クを越えてゆく、アップダウンの激しい登山道でした。 ・チャ−トに似た表面がつるつるの滑りやすい岩がありました。雨の日でしたのでよく滑りました。雨の日の岩場は要注意です。 ・歩きやすい登山道です。危険個所はありません。 ・笠ヶ岳直下に笠ヶ岳避難小屋がありました。鉄製の丈夫なテントみたいでした。扉を開けると何もなく、5人程度泊まれそうでした。 |
その他周辺情報 | 谷川温泉湯テルメ 露天風呂と3つの湯 アルカリ泉 土合駅 駅の日本一長いモグラ階段 |
写真
感想
関東100山の山旅は83座目になりました。今回登るのは谷川朝日岳です。今年の夏に登りたいと思った酉谷山(すでに登頂)、錫ヶ岳(すでに登頂)、谷川朝日岳のうちの最後の一つです。
歩行距離11km、累積標高1600mで、歩行距離の割合には累積標高が多くなっています。急登であることがうかがえます。急登と言えば、北アルプスの燕岳の合戦尾根、烏帽子岳のブナ立て尾根、剣岳の早月尾根、甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根などの名前がよくあげられますが、実際はどうでしょうか。私は、早月尾根や黒戸尾根をまだ登ったことがないので、よくわかりませんが、急登と言ってもさほどでないものもあるようです。私の経験の範囲内では、北アルプス水晶岳の温泉沢や毛勝山の西北尾根、杁差岳の足の松尾根などが急登でした。
レコをみると、お隣りの谷川岳の西黒尾根より急登だという書き込みもあるようです。
(登山をおえて)
・白毛門への登りは、谷川岳の西黒尾根より急登だという意見には、同感です。かなりの急登であることには間違いないと思います。
・マチガ沢や一ノ倉沢の岩壁が、すばらしかったです。山頂周辺では高山植物が咲き始めていて、心癒されました。谷川岳からよく眺めていた山でしたが、登ってみるとなかなか良い山でした。前回の錫ヶ岳と比べ、整備された登山道のありがたみを大いに感じました。
・それにしても想定以上に時間がかかりました。原因は、いくつか考えられます。
〜芦鵑亮皀岳の疲れがまだ残っていたこと。特に後半疲れが出たと思います。
雨の日であり、カッパを着たり脱いだりかなり時間がかかったこと。
1の日の岩場の下りで慎重になりすぎたこと
ち枋螳幣紊法白毛門から朝日岳のアップダウンが多く、時間がかかったこと。
セ街垰間の割に摂取した水分量が少なかった。こまめに、水分補給すべきであった。下りは、少し熱中症ぎみであったかもしれない。
などです。 要は、注意力不足と体力不足です。
山と高原地図標準CT 9:55
●登山口〜白毛門
前日白毛門登山口駐車場で、車中泊しました。すでに2,3台の車が駐車していました。来る途中、谷川岳の登山口である土合駅に立ち寄りました。駅舎は無人駅でした。駅舎の中に入り、名物のもぐら階段を見に行きました。駅の改札口から入ると、地下にある駅のホ−ムまで延々と地下の階段が続いていました。何段あるのか、かなり下ってゆきましたが、下のホ−ムまでは見えません。半ば下ったところで引き返しましたが、下った分だけかなり階段を登りました。
白毛門登山口駐車場には、トイレがないので、夜土合駅まで車出来ました。トイレに行き、駅舎を覗くと、構内に沢山の登山者が、シャラフとマットを広げて止まっていました。
早朝、4時前に、早くも登山者がヘッデンをつけて登ってゆきました。鈴の音と灯りに目を覚まされて、急いで出発の準備をしました。
ヘッデンを灯して、出発するとすぐに橋を渡り、急な登りが始まりました。
駐車場の標高が約700m。白毛門が1720m。約1000mの標高差ですので、途中2回ほど休憩をとって登ることにしました。ゆっくりと登ってゆくと、足の速い人がどんどん追い越してゆきました。マイペ−スで登ってゆくと、途中、同じくらいのペ−スの方に追いつきました。ペ−スをあわせて、ゆっくりゆくと、「後をついて行っていいですか」と言われたので、「ゆっくりですけれとも、それでよかったらどうぞ」と返事をしました。2回目の休憩地点である1400m付近まで、その方とは一緒に登ってゆきました。
1400mを越えると、最初の鎖場のある岩場が現れました。このあたりから、さらに傾斜がましたようで、どんどん高度をあげてゆきました。岩場を登ってゆき、最初の鎖場から、かなり登ったころ、2番目の鎖場のある岩場に着きました。こちらの方が、先ほどよりはやややっかいな鎖場でした。鎖で横に揺られないように気をつけながら登りました。この鎖場は山頂直下にあり、ここを越えると白毛門の山頂でした。
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