北岳・甲斐駒ヶ岳(下りはパラグライダー)
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- GPS
- 11:32
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 3,643m
- 下り
- 1,717m
コースタイム
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 8:21
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 5:12
過去天気図(気象庁) | 2023年06月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:長坂 -(電車)-> 東京 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北沢峠 → 甲斐駒ヶ岳の終盤は岩稜の登りで危険度高め |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
6/24に北岳、6/25に甲斐駒ヶ岳を登りました。
それぞれ下りにはパラグライダーを利用しました(北岳は北岳肩の小屋から)。
肩の小屋では何名かの方がセッティングを手伝ってくださいました。ありがとうございました。
もともとは丹後山→大水上山→中ノ岳→越後駒ヶ岳の縦走とパラグライダーによる下山がしたかったのですが越後駒ヶ岳の下地の状態や風向きが良くなさそうだったので直前まで迷って北岳・甲斐駒ヶ岳に変更しました。これがある意味良くなかったかもしれません。北岳、甲斐駒ヶ岳共に始めて登る山でしたが特に思い入れは無く「富士山の次に高い山からパラグライダーやっとくか」「北岳だけだとコスパ・タイパ的にあれだからついでに甲斐駒も有名だしやっとくか」という記号消費的な側面も少しあったと思います。山それ自体に強い思い入れが無かったことが代わりとなる刺激や付加価値?を求めてパラグライダーで過剰にリスクを取ってしまう動機になってしまったと思います。
北岳肩の小屋からの降下:
肩の小屋から小太郎山を飛び越えて野呂川出合バス停付近に降りる計画でした。林道は車両の通行が禁止されており着陸時に車両とのバッティングが起きない想定ではありましたが単純に谷底の狭い林道に降りるという計画それ自体が危険でやり過ぎだったと思います。
肩の小屋のテント場周辺は比較的パラグライダーの離陸がしやすい地形・下地でした。ネットに記録がほとんどないのは恐らく安全に降りられる場所が広河原しかなくて面白くないからだと思います(広河原もすごく着陸に向いた場所ではなさそうですが)。
肩の小屋からの飛行は24日の夕方にやるか肩の小屋キャンプ場に宿泊して25日の早朝にやるか現場に着くまで未定でしたが、想定よりも早く肩の小屋についたこと、肩の小屋到着時点で野呂川出合付近の谷底に霧はかかっていなさそうだと思われたことから24日に実行し、長衛小屋キャンプ場に移動してそこで宿泊しました。キャンプ場にはテントが100張り以上ありました。
甲斐駒ヶ岳からの降下:
着地時にミスをして地元の方に迷惑をかけてしまったのと、前半でやや問題のある飛行をしてしまったことから物議を醸すことを恐れて動画は離陸後数分のみ公開しています(「問題のある飛行」は出だしの映像からなんとなく想像できるかもしれません)。
山頂には適度な広さの砂地がありネット上の記録(自分が知っているのは2件)はどれもそこから飛んでいるようです。無雪期の離陸場所としては富士山や北岳肩の小屋よりもさらにやりやすかったです。ただし助走距離が短いので無風ないし不安定な微風だと怖いと思います。また風向きが北北西から大きく逸れる場合は難しいと思います。
今回色々問題を起こしてしまったこと、特に やりたい山もない(越後・奥利根の山はやりたいが雪が少ない)こと、山岳フライトは地味に精神的に疲れる(「生きて週末を越えられないかもしれない」みたいな気持ちが僅かではあるが常に心の奥底にある状態)ので今年はもう自粛しようと思います。
6月25日に甲斐駒ヶ岳を登山していた者です
僕がちょうど山頂付近で死にかけているときに頭上を降りてくる赤いパラグライダーを見ましたが、もしかして乗っていたのは貴方だったのでは?️
レコによるとだいたい10時40分くらいでした🪂
ありがとうございます。黒戸尾根から登られていたんですね。私は北沢峠から登りましたが後半の岩稜登りがかなり大変だったので黒戸尾根は本当にハードなんだろうなと思っていました。お疲れさまです。ちょっとでも気分転換になるエンタメ要素をご提供できていたら幸いです。
6/25(日)同時刻に山頂に居ました。(偶然、写真にも写り込んでました)
北岳と甲斐駒の動画拝見しました。
まさかパラグライダーで下山する人が居るとは思いませんでした(驚)
うまくく表現できませんが「なんかちょっと感動」しました。
こんな世界があるんですね。。純粋に「スゲーな!」と。。
これからも怪我等には注意して頑張って下さい!
ありがとうございます。mandyさんの記録を拝見しましたがもしかして岩稜帯になったあたりから割と近くで登っていた方ですかね?お疲れさまでした!
「○なないでよね!」と声がけした者です。
こんな下山方法があるのかと感動しましたが、最終的に雲の中に入ってしまい着陸できたのかどうか分からず仕舞いだったのがヤマレコで無事と分かり安心しました。
これからもくれぐれもお気をつけて楽しんでください!
ありがとうございます。肩の小屋からの降下は着地予定場所が悪かったので自分も過去一ビビっていました。山岳フライトは一旦謹慎することにしています。mataryさんもお気をつけて。
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