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Yamareco

記録ID: 5651260
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

日高1839峰

2023年06月24日(土) ~ 2023年06月25日(日)
 - 拍手
aok38 その他1人
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
17:12
距離
24.2km
登り
2,219m
下り
2,219m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:25
休憩
1:41
合計
11:06
距離 14.7km 登り 2,010m 下り 714m
5:36
76
スタート地点
9:33
9:40
11
10:41
10:47
69
11:56
12:34
115
14:29
14:59
103
2日目
山行
5:23
休憩
0:34
合計
5:57
距離 9.6km 登り 220m 下り 1,522m
5:43
75
7:17
7:31
81
10:33
ゴール地点
天候 1日目〜晴れのち曇りそしてまた晴れ、2日目〜晴れて暑い
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
水は少ない。これが満水になっても怖いが
2023年06月24日 06:05撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
6/24 6:05
水は少ない。これが満水になっても怖いが
コイカクのテン場(三大急登では写真撮る余裕なし)
2023年06月24日 09:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
6/24 9:35
コイカクのテン場(三大急登では写真撮る余裕なし)
どこまでも続いている
2023年06月24日 11:20撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
6/24 11:20
どこまでも続いている
ハイマツとのアメとムチか
2023年06月24日 11:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6
6/24 11:50
ハイマツとのアメとムチか
遠くに幌尻、トッタベツ
2023年06月24日 12:00撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8
6/24 12:00
遠くに幌尻、トッタベツ
ホワイトザンク。小動物のフンはそのままにしておく。
2023年06月24日 14:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
9
6/24 14:32
ホワイトザンク。小動物のフンはそのままにしておく。
日高の南の方
2023年06月24日 16:23撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
4
6/24 16:23
日高の南の方
ザンク。行かなきゃ見えなかったと思うことにしている
2023年06月24日 16:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8
6/24 16:31
ザンク。行かなきゃ見えなかったと思うことにしている
閉店前のザンク
2023年06月24日 18:40撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8
6/24 18:40
閉店前のザンク
日没後
2023年06月24日 19:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6
6/24 19:16
日没後
右にトッタベツ、幌尻
2023年06月24日 19:17撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
6
6/24 19:17
右にトッタベツ、幌尻
朝イチのザンク
2023年06月25日 03:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
7
6/25 3:54
朝イチのザンク
ヤオロ〜コイカク間のハイマツのハイマツ地帯は、景色で痛みを散らさないとやってられない
2023年06月25日 07:03撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
5
6/25 7:03
ヤオロ〜コイカク間のハイマツのハイマツ地帯は、景色で痛みを散らさないとやってられない
撮影機器:

感想

日高の山は不快。いや、深い。
思い知らされた2日間だったなぁ。
まずは、楽しみでもあり、ちょっと不安でもあったコイカクシュサツナイ川の沢歩き。
この日は思いのほか水量が少なく、コチラからドボンしない限り、二股までドライで歩けるコンディションだった。
沢靴は、その能力を十分に発揮することなく、薄っすら湿った状態で、木にくくりつけられた。
ここからいきなり北海道三大急登が始まる。…キツい。
当日計量で16kgを超えるヘビー級ザックであることを差し引いても、万全の状態じゃないとヤラれるキツさ。これはすごいぞ。
その代わりガツンと標高を稼いで、コイカクのテン場に出たときのお花畑の絶景は、語彙力を貧弱にさせ、「うゎー」ってなった。
コイカクシュサツナイ岳から先は、遠くにザンクを眺めつつ、クマチェックのために左右の急斜面に目をこらしながら、足元に絡みつくハイマツをかき分けて行かないとならない。大変な作業だ。
こちらに気付いて、あわてて笹薮を下りるクマがいた。濃い。
なぜか全然近づかないヤオロマップ岳、遠い。
絶え間なく膝下を狙ってくるハイマツ。痛い。
高低差は厳しくないのにやたら時間がかかった。
ようやくヤオロのピークに到着し、手前の絶景スポットにテントを設置する。
すぐ上にクマの糞があったが、クマも気に入る絶景ポイントなのだと思うことにする。
テン泊用の荷物をデポ。食料は念のため全て持ち、1839に向かう。
感覚としては、天狗平からニペソツ山までの感じに見えたので、1.5時間くらいを見込む。
足元のハイマツは、これまでと比べると穏やかに感じる。(のちの錯覚と判明…)
1781からぐんぐん高度を下げる。あーもったいない。
クマの糞は3カ所、野田鶴声社謹製のホイッスルにも力が入る。
予想に反してザンクはだんだん雲に覆われていく。
何度も何度も心が折れそうになった末にピークに辿り着いたときには、周囲は真っ白だった。
勝手にザンクのピークは、手のひらサイズと思っていたが、案外のぺっとしており、緊急時には一張はイケそう。
穏やかなので晴れ待ちするが、15時になっても回復しないので出発する。ちっくしょー
ヤオロのテン場までは、何を考えながら歩いたんだろう。
ポツポツきた雨の影響でウェアはびしょ濡れ。
登り返しの逆目ハイマツは、フィジカルもメンタルもキツかった。
1781に戻った頃から、雨の気配はなくなり、ルベツネ・ペテガリ方面は雲海になった
わずかに元気回復してテントに戻ったら、ザンクを覆っていた雲が取れた。
まぁ無事に戻ってこられたので、良しとしよう。
ワインを飲みながら、日没までの変化していく日高の山々の様子をボーッと眺めて過ごした。行きたい山はいっぱいある。
明けて朝から快晴。
水が心配なので早く帰ることにするが、あまりの暑さに水が切れて、沢で給水。
恐るべし山の深さ。

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